プロフィール
概要
ハドラーの禁呪法により生み出されたアンデッドモンスター。種族は『ドラゴンクエストⅢ』に初登場したがいこつけんし族の「じごくのきし(地獄の騎士)」。
鎧兜を身に着けた骸骨の魔物で、6本の腕それぞれに刀を持って戦う。ハドラー率いる魔王軍最強と謳われた騎士で、魔王の間へ通じる地獄門の番人を任せられる程の力量を持つが、敵に対しては強さのみでなくその心根まで観察し、値すると見れば敵であっても敬意を抱く武人であると同時に、とても温厚で礼儀正しい性格を併せ持つ。
20年前のある日、ホルキア大陸のある村で置き去りにされた人間の赤子を発見。哀れみからその子を拾い、かつて魔界で名を馳せた剣豪と同じ「ヒュンケル」と名付けて育てていった。
「人間の子供を育てる」という魔王軍にあるまじき酔狂ではあったが、バルトスは魔王軍最強の騎士としてハドラーから絶対の信頼を寄せられていたため、このような行いが許されていたようだ。
ヒュンケルを城の外に出してあげる事はできなかったが、戸惑っていた周囲のモンスター達にも次第に笑顔が溢れ時には一緒に遊んだりして実の息子のように接するようになった。
後にヒュンケルから折紙で作られた【星の勲章】を送られ、『ワシが初めて貰った勲章だぁ!』(1991版のアニメ)と喜び、大事に首から下げていた。
訪れた破局
そうして幸せな日々を送っていた二人だったが、ついに勇者一行が地底魔城へ攻め込んでくる。
勇者に討たれる運命が自分に来てしまったこと、そしてヒュンケルとの今生の別れが訪れたことを覚悟し、それでもなお地獄門の門番としての使命を全うせんとするバルトスは、ヒュンケルを部屋に隠すと、『この部屋から決して出るではないぞ! わしが死んでも強く生きるのだぞ…一人でな』と言い残し、ヒュンケルの姿を瞳に焼き付けると、哀しみを胸に戦場へと赴いた。
しばらくして魔王の断末魔が響いた直後、異変を感じて部屋を飛び出したヒュンケルの前で、彼は灰となって消滅した。
「我が息子…ヒュンケルよ…想い出を…ありがとう…」
ヒュンケルの育ての親であり、死してもなお彼が最も尊敬している人物である。
バルトスの教えはヒュンケルの戦士としての根幹となっており、人間を恨み魔王軍に在籍してもなお女性を殺さなかったり、卑劣な手段を嫌うのは彼が教えた騎士道に他ならない。
勇者アバンと獄炎の魔王
ハドラー率いる魔王軍の四名の幹部「ハドラー四天王」の一人として登場。勇者が魔王打倒の修行に出た段階で、ヒュンケルが作った星の勲章を既に身に着けている。
劇中ではガンガディアの事を呼び捨てにしているキギロから「さん」付けで呼ばれているため、魔王軍幹部の中でも古参と見られていた模様。
デザインも骸骨剣士そのものの原作の姿から手を加えられ、フード付きのマントを纏い、6振りの愛刀を背中に背負った現代風の姿となっている。顔つきも、目が丸く柔和な造作だった原作から比べると、目つきや歯並びが整った鋭い印象に描かれている。
勇者との戦いでマントを外し、剣を鞘から抜刀した時にの装いは、原作と同じ姿になっている。
劇中ではあくまで地獄門の門番と言う役割に徹しているため、地底魔城から出撃する事もなく、最終決戦以前の出番はさほど多くない。だがデルムリン島に戦力増強のために赴く同僚のブラスをヒュンケルと共に見送ったり、軍の中で「勇者の存在感が増している」と感じ取るなど要所で出番を貰っていた。
基本的に他人を悪く言うような人物ではないが、当時初対面であったザボエラの自己顕示欲が強すぎる態度と性格の悪さには気分を害した様子を見せ、敵味方問わず実力のあるものには尊敬の意を示すガンガディアをして「魔力も魔法の扱いも超一流、頭もキレる、が…全く憧れない……!」と吐き捨てている横で「さもありなん」という顔をしていた。
勇者一行が攻め込んで来てからは、本編通りにヒュンケルを避難させた後ハドラーの間へ続く地獄門へ赴く。そこでハドラーが新たに禁呪法で生み出した「弟」とも言える魔物と出会い、そのあからさまに下劣な人格から今更ながらにハドラーの変質に気づくことになる。
それでも門番としての責務を果たすべく、地獄門の前で、勇者の前に立ちはだかるのだった。
戦闘力
本編の時点では戦闘シーンは回想のみとなっていたが、『獄炎の魔王』では大幅に加筆され、詳細な戦闘能力が明かされた。
アンデッドモンスターとしての「地獄の騎士」は優れた剣士の骸から禁呪法によって生み出される魔物であり、その際に最も優れた腕の骨が複数本選ばれる。
バルトスの6本腕は、それぞれ「剛力」や「突き技」など異なる剣技に秀でた達人の遺骨であり、相対した者からすれば、全く異なる6人の剣の達人を同時に相手取るようなもの。
加えてその能力に驕る事なくたゆまぬ鍛錬と実戦を積み重ねて来た、ハドラー軍最強の剣士。剛柔兼ね備えた変幻自在の剣技は、アバンを戦慄させた。また、アバンの剣技や戦略も見抜くなど観察力も高く瞬時に対応していた。
【武具】
- 鋼鉄の剣
- 鋼鉄を鍛造して製造された剣。反った刀身を持っているのが特徴。6振りを携えるために専用の鞘が設計・製造されている。
- ひのきの棒
- 檜を棒状に加工したもの。軽量のため身体能力が優れぬ者から歴戦の戦士達の訓練用装備としても愛好される。これを刀剣状に加工した木刀で、ヒュンケルに剣術の稽古をつけていた。
【技】
- 不動地獄剣
- 所持する剣を3本に絞り込み両手持ちする事で、一撃の威力を増幅させて相手を迎撃する防御の型。アバンの一撃を力・受け流しの腕で構えた一刀で受け止め、突き・居合い、斬り・払いの腕で構えた残る二刀で反撃することを想定していた。
- カウンター狙いの型、と言う事で天地魔闘の構えと比較すると、足りない点がよく見えるという点が特に話題になる
- 急所突き
- 強力な衝撃波を伴うほどの突きでもって、文字通り相手の急所を貫く。突きの名手の剣士の腕に己が鍛えた力と技が上乗せされた事で、壁を大きく穿つほどの威力を持つ。衝撃波のエフェクトがヒュンケルの必殺技ブラッディースクライドにそっくりというニクい演出と同時に、『ドラゴンクエストⅥ』から登場する同名の特技「きゅうしょづき」があり、シリーズファンならニヤリとさせられる技。この技により登場初期のキギロや登場初期のガンガディアよりは普通に強かった事や、急遽生み出された幹部を瞬殺できる奥義である事も判明した為、ハドラー軍最強の剣士としての威厳は保たれた。
【重要装備】
- 星の勲章
- ヒュンケルが作った紙細工でできた勲章。肌身離さず身に着けている。
小話
1991年版のアニメでは、『ドラゴンクエストⅢ』における地獄の騎士の配色であったが 2020年版は、がいこつ剣士の配色に変更されている。部下の種族も、1991年版ではがいこつ剣士やボストロール、オークなどで構成されていたが、2020年版ではボーンファイターやギガンテス、ミミックなどの部下が増員されている。
1991年版
2020年版
1991年版でバルトスを演じた平野氏は、CDシアタードラゴンクエストシリーズにてハレノフ、武器屋を訪れた客、オジロン王などを演じている。
2020年版でバルトスを演じた渡辺氏は映像・舞台での活動がメインのベテラン俳優で、本格的なアニメ出演は2018年の『おしりたんてい』(ちなみに制作会社は『ダイの大冒険』と同じく東映アニメーション)からと声優としてのキャリアは浅いが、あまりに自然な演技だったことに加え事前の出演告知もなかったため、エンドクレジットを見た視聴者の大半を驚かせることになった。ちなみに渡辺氏は『勇者ヨシヒコと導かれし七人』にもゲスト出演している。
2020年版2ndED『アカシ』は、「心が疲れた時、故郷に魂だけでも帰りたくなるアバンの使徒たち」なるコンセプトで展開するが、ヒュンケルの魂は地底魔城の、バルトスが戦死した地獄門に戻っている。
人物関係
ハドラー軍
バルトスを禁呪法によって造り出した魔族にして、バルトスが仕える主である魔王。
文字通りの「生みの親」であり、禁呪法で生まれたバルトスの精神は後のハドラー親衛騎団達と同じくハドラーから強く影響を受けている。つまり、騎士道精神や身内への愛情はハドラーから受け継いだもので、彼も同じものを持っていたはずだったのだが…。
『勇者アバンと獄炎の魔王』より遡る事5年前に、戦場で置き去りにされている所をバルトスが見つけた人間の赤子。親に見捨てられてしまった事を哀れんだバルトスが地底魔城に連れ帰り育てている。
血縁どころか種族さえも違うが、魔界で名を馳せた剣豪から名前を付け愛情を持って育てた赤ん坊は明るい少年に成長し、自慢の父に手作りの勲章をプレゼントするなど、その親子愛は本物であった。
バルトスの同僚である幹部達。後にハドラーが指揮する大魔王軍団長たちとは違い、「ハドラー四天王」として全員との関係は悪くない。
ブラスとは彼が兵力増強のためデルムリン島に向かう際にはヒュンケルと共に手を振って見送りをするなど仲は良好。やや性格の悪いキギロからも『四天王の中では先輩格』ということか『さん付け』で呼ばれている。参謀役のガンガディアとはほぼ対等な口を利く間柄であり、ハドラーがアバンによる封印の策によって行方不明になっていた間は、バルトスが地底魔城の防衛、ガンガディアが軍の運営という形で共にハドラー軍を守った。
なお、奇しくもブラスはバルトスの死から4年後、彼と同じように人間の子供を育てる事になる。
最終決戦間近に新たに生み出された幹部。禁呪法で生み出された為、弟にあたる。
あまり性格がいいとは言えないためか、他の幹部の様に好感は抱かなかった。
アバン一行
ハドラー率いるハドラー軍と敵対する勇者パーティーのリーダーである勇者。
力と技の剣術を持って立ち向かってくる。
その他
獣王の異名を持つ剛力無双の荒武者。その豪快にして義に厚い振る舞いに初対面から好印象だった。
小柄な体格を持つ魔族。頭は回るが醜悪な性格で周囲を見下すような態度から、ガンガディア共々不快感を露わにした。
関連イラスト
関連タグ
これより先、彼の未来と真実が記載されているため 閲覧には注意されたし
真実の父の声
ダイ、ポップ両名と激戦を繰り広げていたヒュンケルは、マァムからもたらされた魂の貝殻に残されたメッセージで真実を知る。
あの日バルトスは、地獄門の番人として勇者を迎え撃ったが、歯が立たず敗北し、死を覚悟した。ところがなぜかアバンは止めを刺そうとせず、剣を収める。
情けをかけるのかと憤慨するバルトスだったが、アバンはバルトスの首にかかっている【星の勲章】を指差し、斬らない理由を教える。
「貴方には、貴方の帰りを待っている人がいるでしょう? それは、明らかに子供が作った物。まさかとは思ったのですが、あなたにも家族が…と。一瞬そう考えたら…斬れなくなりました」
邪悪な闘気を斬り裂く精神の必殺剣がありながらもバルトスを無闇に傷付けず、出来れば生かして戦いを終わらせたかった心情の吐露に、バルトスは武術だけではなく精神においてもアバンに完敗したことを認めた。
アバンに地獄門を通らせる前に「この人ならば息子を託せるかもしれない」と確信したバルトスは、ヒュンケルを拾って育て上げた顛末をアバンに伝え、魔王と共に滅ぶ運命を背負う自分に代わって「ヒュンケルを【強く正しい戦士】に育て上げて欲しい、【本当の人間の温もり】を与えて欲しい」と願いを告げ、それを快く引き受ける一方で、バルトスを救う手立てがない事を悔いるアバンに「自分の人生に悔いなどない」と地獄門を通らせ、そのまま静かに自分の運命を待った。
※アバンという一つの希望と、共に支え合う仲間を得るヒュンケルを予期してなのか、ヒュンケルとの最後の会話での『一人でな』の台詞は2020版アニメでは削除されている。
しばらくしてハドラーの断末魔を聞いた彼は、己の創造主であるハドラーと共に消える時が来たと悟り、観念する。
……ところが
『・・・?まだ、生きている・・・確かに魔王ハドラーの断末魔が聴こえたのに!?』
状況がわからぬまま困惑するバルトスの前に、血塗れの身体で息絶え絶えのハドラーが現れた。ハドラーは勇者アバンに討たれたが、死の瞬間に魔界の神の大魔力によって一命を取り留めたのだ。
そしてむざむざ地獄門を通らせたバルトスを「失敗作」と糾弾し、怒りを込めた拳で彼に致命傷を与えて城から姿を消す。
その直後ヒュンケルがやってくるも、バルトスにはもはや事の顛末を伝える力すらも残されてはいなかったのだった。
バルトスに対するハドラーの行為にを「単なる八つ当たり」と非難する意見もあるが、門番としての任務を果たさず敵を素通ししてしまった事には変わり無く、ハドラーからすれば完全な裏切り行為であるので、制裁自体は妥当という意見も存在する。
ハドラーの方も、人間を育てる事を許すほど預けていた信頼を裏切られた結果となったため、怒りと失望を向けるのも無理はなかった。
恐らく、このバルトスの行動と合わさって自身が敗北した理由を「アバンを妙に気に入り、魔王の立場にありながら彼と一対一で戦って勝つことに拘ってしまった甘さ」と判断し、それを捨て去ろうとしたことが、フレイザードの人格生成に繋がる要因ともなった。
15年後にアバンを打ち取り、改めてこの方針で行動しようとした結果、自分らしさと目標を見失ったせいで数度のパワーアップを遂げながらも15年もの間迷走することに繋がったとすると皮肉である。
また、バルトスが生存していれば、即ちハドラーの生存が勇者たちに知られ、ひいてはバーンと新たな魔王軍の存在が明るみに出ていた可能性が高い。そのため、バルトスの処刑は次の戦いのために片付けておかねばならぬ後始末という意味合いもあった。
バルトス自身もそのことは理解していたようで、今際の時にも主への恨みは一言も残していない。
アバンと相交えた時点でどっちみち自身の消滅は確定しているようなものであったため、アバンがヒュンケルの保護を約束した時点で、既に自身の生に対する執着はなかったのかもしれない。
さらなる真相
…というのが本編の状況を見たうえでの定説だったが、『勇者アバンと獄炎の魔王』ではこのシーンについて詳細に肉付けされて描かれる事になり、追加の台詞などによって大きく認識が変わる事となった。
まず、「ハドラーが滅びずとも眠りにつけば、魔力の供給源を失ったバルトスは朽ちる」と言う事が明示された(本編でもハドラーの休眠と共に魔物達がハドラーの影響から解放されているので、設定的には整合性がある)。
これにより、「ワシを…!? なぜ………!!?」と言うバルトスの台詞が、本編の「ハドラーの命令を破ったと言う自分の失態に気づいておらず、なぜ激怒されているのか理解できない」ような印象から、「失態は理解した上で、放っておいても死ぬ自分へなぜわざわざ手を下しに来たのか」と問うような印象へと一変。
また、この行動が証拠隠滅や口封じといった謀が伴わない、仮に放っておいても死ぬうえ自身の生存を悟らせる一因にもならない事をわかっている上でなおわざわざ行いにきたハドラーの感情的な行動である事が明確化した。
だがバルトスはそれを受け入れつつ、アバンを通してしまったと言う一種の背信についても、「(その理由となった)騎士道精神は自身の物だけではなく、貴方から受け継いだ物でもある」と指摘。
その魂こそが自身の誇りであり、それを忘れていたハドラーが勇者に勝てるはずがなかった、ハドラーがハドラーらしさを失っていたから負けたのだと語る。
そして、「どうか気高き心を取り戻していただきたい!」とハドラーの次なる勝利のために最期の忠言を行った。
この忠言は僅かにハドラーの心を揺るがす事はできたものの、「これからもアバンに打ち勝てない」という部分がバーンに言われた「今のままでは永遠にアバンに及ばぬぞ」という部分とリンクしてしまい、「今の」自分を切り捨てんとするハドラーの怒れる拳に打ち砕かれてしまった。
封印術の影響で精神が疲弊していたハドラーの決定的な窮状を象徴するシーンとなり、こうしてバルトスを…すなわち自らの気高き精神を抹殺することを選んだハドラーだったが、バルトスを見下ろすその顔は、まるで涙を流しているかのようでもあった…。
そして駆け付けたヒュンケルの前で既にすべてを語る力もなく崩れ去る事しかできないバルトスもまた、禁呪法生命体にはありえない涙を浮かべ、ヒュンケルへの感謝の言葉を浮かべ灰へと還っていくのであった。
15年後の魔軍司令としての迷走ぶりと、超魔生物となった後の武人としての生き様と最期を踏まえると、それらのシーンを繋ぐ非常に感慨深いシーンとなっている。
また、バルトスに対して「くだらん正義感や騎士道精神を持ち合わせ、人間のような情愛にうつつを抜かす失敗作」「新たなる魔王軍ではお前のような不良品は絶対に作らん」と告げたハドラーだが、彼が後に作り上げたハドラー親衛騎団はまさに「仲間のための自己犠牲や騎士道精神を持ち合わせたり、情愛によって敗れたりする」者達であった。
そしてバルトスの遺児であるヒュンケルもまた父の弟妹と言える彼らの人格を強く認め、遺された最後の一人に手を差し伸べ、彼を救うべく命を懸ける事になる。
崩れ落ちた彼の魂は、最後の力で一連の出来事とアバンとの間に交わした約束を【魂の貝殻】に込めた。何時の日か、真実を知って正しい道を歩いてくれることを願って…。
なお、前述の通り本編での魂の貝殻の描写は『獄炎の魔王』よりも少ないが、その理由は明かされていない。メタ的に言えば後付設定だからであるが、「バルトスの余力が足りなかった」「魂の貝殻に記録限界があった」「バルトスが主の無様な姿を言い遺したくなかった」等の理由なら辻褄が合うだろうか。
『ヒュンケルよ、どうか人間らしく生きて欲しい。そして、アバン殿を決して怨んではならぬぞ!怨むのなら…魔物の分際で人間の子を育ててしまった…このワシを怨め……このワシを!』
『だが、ワシは幸せだった。短い時間ではあったが、冷たい骸の身体に温もりが戻って来たかのようだった……最後に、もう一度だけ言わせてくれ…』
『想い出を…ありがとう…』
余談
と、綺麗にまとまりそうなのだが、
上記の通り、魂の貝殻に入っていた様子と、実際のシーンの長さに差がある事から
「獄炎の魔王の全台詞の内、ダイ大本編の台詞だけ見える様にして後を黒塗りにする」と「どこぞの情報統制国家か、機密文書かなにかのように黒塗りまみれになる」点がよくネタにされる。