概要
ハドラー親衛騎団の一人騎士シグマが所有している鱗型の盾。普段は胸部に内蔵されているが、取り外して従来の盾として腕に装備することも可能。
シグマの一部ではなくハドラーから賜った伝説の防具である。そのためシグマが死んでもシャハルの鏡は砕けることはない。
攻撃力が高い武闘家の攻撃を防ぎきる防御力を持っているが(砕こうとするも、傷ひとつ付ける事もできなかった)、最大の特徴は呪文攻撃を吸収して反射できることにある。このため鏡よりも攻撃範囲が大きい呪文でも容赦なくお返しできる。たまに呪文を反射させるミラーアーマー(『ドラゴンクエストⅥ』)やひかりのドレス、同じ盾であるミラーシールド(『ドラゴンクエストⅣ』)の持つ『効果を一部反射』するのではなく当てさえすれば、確実に跳ね返すことができる反射呪文(マホカンタ)の効果を持つ。
当初、ダイ一行はシグマがこの装備を持っていることを知らなかったため、そのままメドローアを使っていれば、全滅していたところであり、まさしく初見殺しなアイテムといえる。
超金属から生み出された呪法生命体の一部ではない事から例え持ち主が倒れても壊れない為、シグマが敗れた後、彼の懇願でポップが戦利品として旅人の服の内側に仕込んでいた。(ポップは最初はシグマのように腕に装着しようとしたが、あまりの重さで不可能だったため断念するが、シグマから「シャハルの鏡の腕を通すバンドストッパー部は、伸ばすことができる」という説明を聞き胴体につける防具として装備した)大魔王バーンとの決戦時に、イオラとメラゾーマを跳ね返し、跳ね返された呪文を再度反射するという荒業も可能となり最強のバトルスタイルの弱点を見つける大きな役割を担うが、複数の攻撃魔法を同時に反射したためか、鏡に強烈な負荷がかかり砕け散ってしまった。
ちなみにシャハルの鏡が登場する以前から呪文反射の手段を持った敵は登場している。ミストバーンの場合は吸収して威力を倍増して撃ち返すというシャハルの鏡とダイの剣(の鞘)を組み合わせたような能力を持つ(但し、これはあくまで暗黒闘気技の応用と見られるため、通常の攻撃呪文程度ならば撃ち返せるのだろうが、闘気などのエネルギーも消し飛ばしてしまうメドローアを反射する力は恐らくはない。ミストバーンもメドローアを撃ち返す時は本来は使用を禁止されているフェニックスウイングを使っている)
関連タグ
バルタン星人二代目:胸部に仕込んだ装備で敵の光線技を反射するキャラ。