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概要編集

竜の騎士だけが使うことを許された究極攻撃呪文。直撃すれば一国すべてを消し去ると言われる。


竜闘気を絶大なる魔力で圧縮し、両掌の間から放出するというもので、一見魔法のように見えるが、実際は「闘気を放出している」技であり、どちらかと言えばグランドクルスなどに近い。従って、反射呪文(マホカンタ)などで跳ね返すことはできない。一応呪文ではあるが、先述のように魔力は竜闘気の圧縮に使っているだけであり、闘気技といったところか。


一国すべてを消し去ると解説されている通り、直撃すればテラン王国の首都を焼き尽くすであろう核爆発規模の威力を披露した。その威力を見たクロコダインこれはもう、呪文とは呼べない代物だ!と戦慄していたほどである。

その威力は絶大だが、あまりに消費魔力が高すぎるため竜の騎士の力を持っても、一度に二発しか発動することが出来ない(ただし当然ながら、魔法力の大幅な回復手段があればこの限りではない)。また、余りの高威力のため、竜魔人化しないまま放つと両腕が吹き飛んでしまうため、変身しないと使えないように一種のリミッターが掛かっているのだろうとバーンは推測している。竜魔人の状態では放つ際の手の構えが、手の甲の竜の顔と相俟って竜の口を形成する。

明けまして龍闘気砲呪文!!!


ただし、ダイ竜の紋章両手に宿したことで、竜魔人化せずとも使うことが出来るようになった。ゆえにこの状態のダイを「少なくとも竜魔人と互角かそれ以上」とバーンは踏んでいる。


ドルオーラの要領で、魔法力どころか己の全生命力すらも使用した全竜闘気を放出し島を吹き飛ばす黒の結晶の爆発を半減させ死亡した。

アルキード王国をどのようにして滅ぼしたのか謎であったが通常のドルオーラでは小さな村とも言うべきテラン王国を滅ぼすのが精々な爆発規模なので(アルキード王国を国土ごと消滅させた際に生じた巨大な爆発と威力が一致しないし本当に1発でこんな破壊力があるなら広さはさほど変わらない死の大地を消す爆発を半減どころか完全に抑え込むのは余裕であっただろう)、恐らくこの己の命すら度外視した全竜闘気使用の超強化版ドルオーラ放出を使用したのだと考えられる。

この使い方を含めると作中では7回使われている。


大魔王バーンはドルオーラを光魔の杖で防御した結果、ドルオーラの連発を食らったことにより死の寸前まで追い詰められたが、鬼眼王バーンになった時には一切ダメージを受けなかった。





余談編集

読者から「ドルオーラの魔法剣は無いのか」という質問が来た事があるが、竜闘気を扱うようになってからは常に竜闘気を剣に纏わせて戦っているため強いて言うならばこの闘気剣がドルオーラの魔法剣に該当する、と作者は説明している。(「強いて言えば」であるので莫大な魔法力を使わなければ使用できないドルオーラ程の竜闘気を纏っている訳では無い)。


そりゃ強いし、オリハルコン製じゃないと武器の方が耐えられないというのも納得である。竜闘気をまとった剣で斬りつけるのだから(破壊力はドルオーラの方が上でありダイも鬼眼王に奥の手として頼っているので通常の竜闘気剣にそれほどの威力がある訳では無いが)、竜闘気を全開にした最強技ギガストラッシュの剣の切っ先や刃の点あるいは線としての破壊力はドルオーラと同等かそれ以上であろう。


実際、ドルオーラの直撃をも耐えた鬼眼王の肉体は真魔剛竜剣及びダイの剣を用いたダイの全力の斬撃によって破壊されたのである(最も真魔剛竜剣の全力攻撃は防がれへし折られているので最初から鬼眼王に刺さっていたダイの剣で切り裂くのが容易かったのだと思われるが)。





使用者編集

竜騎将バラン編集

ダイ編集


漫画版クロスブレイド編集

第6巻にて大魔王バーンとの決戦中に使用。ダイとバランが竜魔人となった状態で一緒にはなった。倒すには至らなかったがバーン側が撤退する形で幕を引いた。

本来ならまだダイには扱えない力であり、一時的にとは言え竜魔人化と併用したことで元の姿に戻り戦闘不能になってしまった。


星のドラゴンクエスト編集

『ダイの大冒険』とのコラボイベントの報酬で入手できた。Aランクの攻撃呪文で、敵全員に属性の無いダメージを与える。もちろんマホカンタの反射は無効。

ダイの剣をそうび錬金すると強化版の「竜魔人ドルオーラ」がメインスキルに追加される。


関連イラスト編集

バラン編集

バラン竜闘気 全開!


ダイ編集

ダイ大アニメ完結おめでとう記念かめはめ波×ドルオーラ


関連タグ編集

ダイの大冒険 ダイの大冒険の技

ダイ(ダイの大冒険) 竜騎将バラン


紋章閃:こちらは竜の騎士専用のであり、ざっくり言うなら『ドルオーラの簡易版』といった所。


かめはめ波:こちらとは異なり完全に指を突き出さず、指先を丸めたまま放つのが違い。


親子かめはめ波:この技が作中で初披露された時は『亡くなったの幻影と共にその息子に向けて放つ』という構図であり、それはダイが作中でドルオーラを初めて使用したシーンを連想させる。


ホワイトソード(ゼルダの伝説)未将崎雄のコミカライズ版では、リンクが亡き父の形見である剣を手にしたことでドルオーラのような強力な光線を放てるようになった。また不可視のオーラが自動的に防御もしてくれる。ちなみにこの剣は、マスターソードとして本家に逆輸入された。

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