コロニー≒スペースコロニー
元々コロニー(colony)という英語は3つほどの意味がある(参考:Oxford Dictionary)。
後に、宇宙に建設されたコロニーという意味でスペースコロニーという語が生まれた。
スペースコロニーという言葉がサブカルチャー…スペースオペラ系の物語が人気な日本では略されて、コロニーと言えばスペースコロニー、つまり宇宙空間に建造された人工の居住空間を指すようになった。
一般社会におけるコロニー
社会的には社会福祉法人において共同生活の拠点といった意味でコロニーの名称が使われている。
コロニー運営ゲーム(コロニーシム)
シュミレーションゲームの一種。特定の住民に仕事を割り振ってコロニー(共同体)を発展させ、目標を目指すもの。
街運営ゲームに近いが、より原始的で少人数から始まり、生活感と暴力性、生命の危機が高いものを指すことが多い。
コロニー内での住民に能力差があったり、それに応じて仕事を割り振り、心情や疲労に気を配り、建物や施設を建て、資材と技術を獲得して目標に向けて動く。
また、他派閥と取引したり略奪したりされたりするものもある。また、他派閥とは戦わないが、自然に抗わなければ生き残れないような作品もある。
著名タイトル
- RimWorld:辺境の星(リムワールド)に墜落した住民らはこんな世も末の星に居られるか、と宇宙脱出を目指す。プレイヤーを追い込むのは住民?環境?それとも襲撃?ストーリーテラーがあなたの参加を待っています。コロニーシムの金字塔。
- Timberborn:ビーバーのビーバーによるビーバーのためのコロニー運営。人類は滅んだ。もうビーバーしかいないこの世界で木を切って文明を成していく。鍵は水源確保。敵は乾季。
- Frostpunk:異常気象で気温が下がり続けた地球が舞台。住民を指揮して人類の生き残りを賭けた生存奮闘を御していけ。倫理と尊厳を寒波が押し潰し、住民と指揮者(プレイヤー)を追い込んでいく。