主要データ
形態 | 母艦形態 | ロボット形態 |
---|---|---|
全長 | 410m | 194.4m |
全幅 | 357.6m | 135.9m |
全高 | 121m | 326.3m |
重量 | 65,000t | 65,000t |
搭載メカ
シャリンガータンク
モトシャリアン
武装
バースビーム(艦橋部)
グランドバスター(主翼部・ロボット形態肩部)
プラズマカノン(ロボット形態腰部)
概要
グランドバースは、宇宙刑事シャリバンとリリィの活動拠点となる超次元戦闘母艦である。
前作に登場した超次元戦闘母艦ドルギランと異なり、巨大な航空機に似た外観を持つが、これは恒星間航行用のスペースシップとして開発されたものをシャリバンの活動拠点とする為に超次元戦闘母艦へと改造した為である。
ドルギランと同様にコンバットスーツ着用の為のソーラーエネルギーを送信したり、有事には戦闘形態のバトルバースフォーメーション(巨大ロボット)に変形する。
バトルバースフォーメーション時に機体両サイドに展開する主兵装のプラズマカノンは前作でギャバンの父・ボイサーが命をかけて守ったホシノスペースカノンの技術が応用されており、第41話ではプラズマカノンとグランドバスターと同時に斉射するプラズマカノンTYPE-2・プラズマジェッターを披露している。
TVシリーズ最終回では、シャリバンやみゆき達が故郷のイガ星へ帰還する際に用いられた。
後年に公開された映画『スーパーヒーロー大戦Z』にも登場し、そちらでも2代目シャリバンこと日向快の活動拠点として用いられているが、内装は一新されている。こちらでは魔王サイコとの最終決戦において自らはバトルバースフォーメーションとなり、シューティングフォーメーションに変形したバビロスを両腕で保持してビッグマグナムを発射していたが、どう見てもトリガーが引かれていないのにビッグマグナムが発射されたのはご愛嬌。
バトルバースフォーメーション
魔怪獣との戦いの最中に飛来したマドーの戦闘機や戦闘母艦と戦う際に変形する巨大ロボット形態。母艦形態の主翼に格納された両腕を展開(バビロスも同様)し、折りたたまれた主翼と艦尾が上半身になり、艦首が縮められた部分が腹部および腰部に変形。艦橋部分がそのままロボット形態の頭部になる。
その独特なロボット形態のデザインはしばしば「駅弁売り」にも例えられるが、細長い目を持つ頭部のデザインはどこか土偶の顔も思わせる。なお、弁当売りネタは伊賀電を演じた渡洋史氏も認知している模様。
余談
- ポピー(現バンダイ)から販売されていたDX超合金グランドバースは、変形の都合上、同時期に販売された超合金に比べて可動範囲がかなり広く取られていた(頭部・両肩・ヒジ・手首・股関節・ヒザが一通り可動する)。同じ年に販売されたDX超合金ダイナロボですら両肩しか動かなかったことを思えば、1983年に出た商品にしてこの可動範囲の広さは驚異的であると言えなくもない。
- ちなみに英語表記は「Grandbirth」である。
関連タグ
超次元戦闘母艦ドルギラン←超次元戦闘母艦グランドバース→超次元戦闘母艦バビロス