概説
ウルトラマンダイナのネオフロンティア時代、つまり宇宙移民の開始された時代という時代背景をうまく活用したエピソード。
今回のみサブタイトルの背景は、ガゼル号に飾られていた絵という形で使用されている。
木星衛星軌道上のステーションで生まれた子供たちが地球に招待されるのだが、彼らを乗せた宇宙船ガゼル号は宇宙昆虫ダイオリウスに襲われ、幼虫を産みつけられてしまう。乗員と子供たちの救出は不可能、このまま彼らが地球に辿りつけば、幼虫が変態し成虫になる際に発生する毒ガスで数百万人単位の死者が出る。TPC上層部は数百万人の命を救うため、地球軌道上の防御衛星ユニコーンの防衛ラインにガゼル号が到達した時点で撃墜する決定を下す。スーパーGUTSのヒビキ隊長は一度だけ与えられたチャンスに乗員と子供たちの救出を賭けた!
そしてこの翌週の第42話はメタネタ、シュールギャグ、パロディ、そして夢オチとなんでも有りのドタバタ回、うたかたの空夢である。まあこんな振れ幅の大きさもまたウルトラシリーズの魅力と言える、だろう。