データ
別名 | ウルトラマンX |
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身長 | 70m |
体重 | 5万5千t |
出身地 | 惑星ギロ |
概要
ニセウルトラマンジョーニアスとも表記されるギロ星人達がウルトラマンジョーニアスの戦闘データを元にして製作したロボット。
地球に侵略の拠点となる前線基地を建設する間、科学警備隊の注意を引き引きつける為の囮として開発され、ギロスと共に戦前へと投入された。
いわゆるニセウルトラマンシリーズの一角を担う存在なのだが、野太い声以外は外見上、全く相違がないというババルウ星人やゲルワームが化けた偽物並みに精巧な作りであるため、本物との戦闘シーンでは見ていて非常にややこしいという弊害が生じてしまっている(その為、公式による偽物に相違点を設ける理由の説明という見方もできるらしい)。
ジョーニアスが今まで使用したことの無い腕を前に合わせた構えから放つ名称不明の光線技を主に使用するが、
『プラニウム光線(Bタイプ)』に似た『プラニウムX光線』も使用することが可能である。
とある山間部に出現したギロスと自作自演の戦いを起こして科学警備隊の注意を引きつけた後、今度は都市部に現れたギロスと戦闘を行い、ギロスを追い払ったかのように見せかけて油断を誘った所へウルトリアに格闘で挑みかかる。
そこへ現れた本物と激しい戦闘を展開。
最後は『プラニウム光線(Bタイプ)』との力推し打ち合いに競り負け、メイン画像のように青く変色し顔の表面が一部剝がれた後に爆散した。
余談
書籍やDVD-BOXの特典パンフレットによれば正規名称は「ウルトラマンX」(別名と紹介されている事も)。
後に、本物のウルトラマンに、同名の『ウルトラマンX』が登場している。『ザ☆ウルトラマン』自体がマイナーな作品になりつつあるので、名前を奪われてしまったといえる。もっとも、にせジョーニアスと呼んだ方がわかりやすいので、にせジョーニアス=ウルトラマンXという設定は曖昧になりつつあるのだが。「X」には正体不明という意味もあるため、いうなれば謎のウルトラマンといったところか。
この繋がりからか、後輩のウルトラマンタイタスはエックスレットを授かっている。
また、youtube公式チャンネルで登場回が配信された3日後には、偶然にも「2020年春のウルトラ特別企画」の一環として『ウルトラマンX』1話が配信される。