概要
小説『ウルトラマンF』に登場する怪獣。
某国の科学者インペイシャントが、初代ウルトラマンとの戦いの末に倒されたジラースの骨格を秘密裏に入手してメインフレームとし、人工細胞と金属材料を混ぜて作った組織からなる外皮で包み込み、原子力駆動モーターを動力として製造。中枢部分には爬虫類の脳を使用し、そこから出力される神経信号を10台のスーパーコンピューターを使用し、ジラースの体に適合するものに変換しているサイボーグ怪獣である。
従って本物の怪獣のような超常的な能力(ジラースの場合は口から吐く熱線)は持ち合わせておらず、実力はオリジナルのジラースには遠く及ばない模様。
インペイシャントが推し進める生体兵器「巨人兵士」の実験台として投入され、尻尾の攻撃で巨人兵士を痛めつけたが、尻尾を交わされた時にバランスを崩して転倒し胸にけりを入れられて倒れこみ、巨人兵士のジャンプで喉の上に飛び降りられて大ダメージを負い、そのまま巨人兵士の攻撃で破壊しつくされ、拳で頸部を叩き壊されて大破した。
関連タグ
3式機龍:大基の怪獣の死骸の骨格を転用して製作されるなどの共通点から、ジラースのメタなルーツ的な意味も含めて、こちらの機体のオマージュだと思われる。