概要
- 身長:45メートル
- 体重:6.5万トン
ヴァイロ星人が死ぬ間際に宇宙船から出現させたロボット型怪獣。宇宙船から落とされた茶色のゲル状の物体が変形して登場した。ヴァイロ星人の仮面と同様に、口元に両手をあて超音波光線を発射して敵を攻撃する。
登場して早々、エージェントたちに狙いを定め超音波光線を発射するが、直後セブンXのアイスラッガーで遮断された後、そのまま軌道を変えたアイスラッガーを腹に受けて爆散した。
その直後、光学迷彩で姿を消して逃げようとしたヴァイロ星人の宇宙船もエメリウム光線によって撃墜された。
余談
登場から退場までの時間は、なんと30秒にも満たない。その間にやったことは、ほぼ超音波光線をチャージして一発撃っただけ。戦闘時間はわずか6秒。ウルトラシリーズ全ての中でも2番目に短いが、最短記録保持者が頭脳派一辺倒で直接戦闘力がほぼ皆無だったのと比べ、こちらは強豪が多いロボット怪獣の一体である。しかもあちらは戦闘以外のシーンでも出番があったのに…
加えて、本家セブンが比較的ロボット怪獣を苦手としており、何度かアイスラッガーを跳ね返されていること、一般に「戦闘開始直後の必殺技は効かない」というお約束から、勝負はこれからだろうと予想していた多くの視聴者を唖然とさせたことは間違い無い。
結果として、登場早々活躍すら許されずに瞬殺されてしまうという、ウルトラ怪獣全体として見てもあまりに短命すぎたロボット怪獣となってしまった…
関連項目
ハッシャボタンリガニー:登場早々瞬殺された巨大戦力繋がり(肉弾戦シーンがないのも共通)
グラナダス:母星を裏切って地球侵略をやめた同胞を消そうとした侵略怪獣。こちらはバドリュードと違ってウルトラ戦士を追い詰めている。