データ
身長:180cm
体重:65kg
出身:チャムダ星
演:やべけんじ
概要
アルファケンタウリ星系のエイリアン。同星系に住むボーダ星人とは戦争状態にある。
本来の姿は蒼い肌と額にも目を持つ三つ目以外は地球人と外見に相違点はないが、地球に来ていたチャムダ星人は、全員が同一の容姿をしている。
ウルトラシリーズの等身大タイプの宇宙人にしては珍しく身体能力の低さを特徴とし、地球の重力下では長時間の歩行すらままならず、作中ではボールを蹴ろうとしてバランスを崩すほど。その肉体の脆弱さと社交性の高さから、DEUSは侵略の危険は無いと判断し亡命を認めている。
地球人に擬態して労働しているチャムダ星人は肉体労働の従事者が多いものの、その脆弱性から苦労している。
地球では、「佐藤」「鈴木」などポピュラーな日本人姓を名乗っていた。
亡命は表向きの理由であり、真の目的はボーダ星人が地球に隠した守り神「オリファム(鉱石)」を発見し彼らに対抗することであった。
オリファム発見後は、ボーダ星人を「殲滅」させて戦争を終わらせると述べて帰還。結果として双方の星が滅亡してしまった。
ジンとともにふたつの星が滅亡したことを伝えるニュースキャスターの映像を見るエレアが「愚かだとでも言うのかしら」と呟くと、画面に映るニュースキャスターはそれに応じるかのように「愚かですね」と吐き捨てた。
地球への害意はなかったものの、天敵のボーダ星人に対抗手段が生じれば、彼らに対する和解・交渉の選択肢や一切の慈悲を認める様子はなかった。
ウルトラシリーズによくある凶悪な宇宙人に虐げられている善良な宇宙人を救うエピソードと見せかけて、その宇宙人が決して善良とは言えず力さえあれば侵略目的に傾いてもおかしくない危うさを秘めており、主人公たちが間接的に星を滅ぼしてしまったともいえる皮肉な結末が印象的である。
関連タグ
ペガ星人、アルファケンタウリ第1惑星人:同じくアルファケンタウリからやってきた宇宙人。