データ
別名 | 光基動生命体 |
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身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
出身地 | 不明 |
CV | 今井麻美 |
概要
Episode.6「TRAVELER」に登場。
さながら浮遊し飛行する人魂のような挙動を示す拳大の光の球。その存在は人々の間で「光の魂」の呼び名と共に噂になっていた。
その実態は、数百万年前に母星を失い、果てしない宇宙を旅し続けている知的生命体が放った探査ドローンのようなもの。
本体はクジャクと魚を掛け合わせた光り輝く幻想的な宇宙船のような姿をしている。
侵略の意思は無いが、途方もない時間をかけて宇宙を渡るには肉体の維持が不可欠であるため、立ち寄った様々な惑星に「光の魂」を放ち、自身が同化するにふさわしい器となる生命体を探している。
彼(?)は旅の途中で多くの仲間に先立たれ、この方法で命を繋ぎながら孤独に旅を続けてきたのである。
活動記録
旅の途中で地球に立ち寄り、様々な人間たちと接触して肉体探しを続けるうちに、宇宙への憧れを捨てきれない冴えないサラリーマン、オダ・タカオ(演:唐橋充)を器に選び、彼に光の魂を憑依させる。
友人であるタカオの身を案じて追ってきたジンに詰め寄られるが、タカオは自ら同化を受け入れたこと、この選択に後悔していないことを告げてジンを制する。
「ここから先の宇宙に、どんな惑星があって、どんな危険が待ち受けてるか、それはわからない……」
「……だけど、『この命が続く限り、宇宙の深淵を目指す、勇気と、探究心!それこそが、知的生命として最も根源的な欲求』なんじゃないのか!?」
「……そうか。行くんだな?」
「サンキュー、ジン。お前も宇宙を相手にした仕事、しっかりやれよな。」
記憶を失う前のジンとバーで意気投合したあの日、彼と合わせて誦じてみせた、100回もリピートするほど大好きな宇宙映画の名ゼリフと、彼へのささやかなエールを残し、本体の中へと取り込まれていった。
そして、セブンXに見送られ、再び宇宙の彼方へと旅立っていった。