概要
地球侵略の調査に来たつもりが、その地球を愛した事で母星を裏切った女性宇宙人と、そんな彼女を守ろうとするとあるエージェントの奇妙な恋愛関係と奮闘を描く。
これまで夜間での戦闘がほとんどだった本作としては珍しく、本編は昼間での戦闘シーンが多く、常に画面が明るいのが特徴。
あらすじ
ある日、DEUS指令からの任務でエイリアンの調査をしていたケイは、突如ヴァイロ星人の襲撃に遭う。一方、エスもまた思いも寄らない相手と遭遇する。
それは半年前に殉職したはずのエージェント・ディーだった。
ケイはディーがエイリアンである可能性を疑い、彼を拘束し尋問する。
ディーは半年前、任務中にナタルと名乗る女性エイリアンと出会った。当初は侵略の為の調査をしていたという彼女は調査をするたびに地球を好きになり、何とディーの前で仮面を外したというのだ。
ヴァイロ星では仮面を外す事は母国の反逆を意味する為、ナタルは自分の故郷に戻れなくなったばかりか、同胞達から裏切り者として命を狙われる事となってしまった。
ディーはそんな彼女を守るために敢えて殉職という芝居をとったと語る。
「故郷を捨てた孤独な女を放っておけない」というディーはエスとケイに協力を依頼する。話を聞いたケイは…。
ケイ「俺は…そういうラブ&ピースに弱いんだ」
こうして二人の協力を仰ぐ事ができたディー。
しかし、裏切り者を抹殺せんとするヴァイロ星人の魔の手は、着実にナタルに迫っていた。
果たしてディーたちはナタルを守り切れるのだろうか…?
余談
エージェント・ディー役は『仮面ライダー龍騎』の北岡秀一役や「純烈」でおなじみ小田井涼平。
ナタル役は『ウルトラマンメビウス』でミサキ・ユキを演じた石川紗彩。
関連タグ
BLOOD MESSAGE:次回エピソード。同じく「恋人」をテーマとした内容だが、こちらは悲劇的な結末を迎える。