演:小田井涼平
人物
Episode.7「YOUR SONG」に登場するDEUSのエージェント。電気棒を愛用する。
かつてはエスの相棒だったが、本編の半年前に彼女の目の前で殉職した。
…と思われていたが、突如としてエスの前に出現(この時、ディーはヴァイロ星人と戦闘中で、エスがやってきた時にはすでに倒していた)。
しかし、同時期にエイリアンから襲撃を受けていたケイからエイリアンが化けていると疑われ、即座に拘束されてしまう(ケイ曰く、「冷静に考えた結果」との事)。
その際、咄嗟にDEUSの非常用のコールサインを発言するも、「エイリアンは思考そのものを乗っ取る」という理由で相手にもされなかった事で痺れを切らし、何と自ら拘束具を外してケイに銃を向ける。流石にエスからも銃を向けられたが、「俺に話す時間をくれ」と二人に嘆願する事に。
半年前、任務中だったディーは、地球侵略をする為の調査をしに来たという一人の女性エイリアン・ナタルと出会う。彼女は調査の最中に地球を愛してしまい、権力者の信頼の証である仮面を自ら外し、ディーに素顔を見せた。それをきっかけに、ディーは彼女に惚れてしまったのだという。
それ以来、母星から裏切り者として命を狙われる事となったナタルを守る為、ディーは殉職という芝居をとり、現在に至った。
「俺は、故郷を捨てた孤独な女を放っておけなかった…」
「頼む、彼女(ナタル)を助けてくれ!」
ナタルを救う為の協力を仰ごうと、ケイに銃を渡すディー。ケイは再び銃を向けるも、「そういうラブ&ピースには弱いんだ」という理由で、エスと共に協力を承諾したのだった。
その後、ケイ・エスと共にヴァイロ星人を討伐していくも、隊長格と思われる個体に危うく殺されそうになる。だが、そこへディーを救ったのは、あのナタルだった。
ディー「どうして…!?」
ナタル「守られるばかりじゃ嫌!」
ナタルは咄嗟にディーにキスをすると、護身用の銃で隊長格を撃退。その後、新たに現れたバドリュードと円盤に乗っていた残りのエイリアン達もウルトラセブンに倒され、ようやくナタルを脅かす敵はいなくなったのだった。
余談
- ディーを演じた小田井涼平氏は「仮面ライダー龍騎」において仮面ライダーゾルダこと北岡秀一を演じている。また劇中にて着用しているネックレスは、仮面ライダー555(TVシリーズ)にて主人公・乾巧が着用しているものと同一のモデルである。
- Episode.2に登場したアールとは違って死亡する事はなかったが、本編以後の登場が一切なく、本件以降もエージェントとして活動しているかどうかは不明。少なくとも終盤において他のエージェント達と共にジン達を襲う描写はなかったため、完全にDEUSから離脱したと思われる(もっともその場合、DEUSを裏で操っていたコイツ等は黙ってはいないかもしれないが…)。