演:石川紗彩
「異星の女が、地球人に恋するのって、変かな?」
人物
Episode.7「YOUR SONG」に登場する女性。
その正体はヴァイロ星から送り込まれた女性エイリアン。
当初は地球侵略の為の調査をしていたのだが、調査をするたびに地球を好きになっていき、その後本編の半年前にエージェント・ディーと出会い、彼と恋に落ちる。その際、権力者の信頼の証である仮面を自ら外した事で母星を裏切り、以後はディーと共に地球で暮らす事になる。尚、ディーと出会う直前、歌に興味があったらしく、現在はミュージシャンをしている模様。
しかし、当然ながらナタルの行動は母星への反逆と見なされ、彼女は同胞達から命を狙われる事になってしまう(ディーはそんな彼女を守る為、殉職という芝居をとった)。
町中でミュージシャンをしていた際、偶然出会ったエージェントのジンと共に同胞達から襲撃を受け、身を隠す事になる。その際、ジンからウルトラアイを奪った事で、彼がウルトラセブンだと見抜く(その後、ジンに「侵略するつもりはない」と言ってすぐに返却した)。
「ちょっと相談。赤い巨人君。私、彼(ディー)の所へ行く。じゃあ、援護宜しく!」
その後、再び同胞達の襲撃を受けた際、ディーを助ける為にあっさりとジンにその場を任せて離脱。隊長格に殺されそうになったディーを救い、護身用の銃で隊長格を撃破した。
しかし、隊長格は死に際に母星の最終兵器であるバドリュードを起動。今度はそれにやられそうになるが、ウルトラセブンに変身したジンによって事なきを得た。
自分の命を脅かす連中がいなくなり、ディーに見守られながら再びミュージシャンとして人々に歌を届けるナタル。その光景を見ていたジン達は…。
エス「何かいい風景よね」
ケイ「こんな風に、当たり前の様にエイリアンと共存できる…そんな日が来るといいな」
ジン「そんな日が…きっと来るさ」
そして、そんな彼らを背後から微笑みながら見つめるエレア。
果たして彼女は、そんなジン達をどう思ったのだろうか…? そしてジン達の言う様に、「エイリアンが当たり前の様に地球人と共存できる日」はいつか来るのだろうか…?
余談
ナタルを演じる石川紗彩氏は「ウルトラマンメビウス」においてミサキ・ユキ役を演じている。