前後のストーリー
予告
若者に熱狂的な支持を持つシンガー、クルス・マヤ
突如地球に落ちてきたナターン星人
孤独なアイドルに隠された過去とは?
次回、ウルトラマンティガ『青い夜の記憶』
お楽しみに
データ
脚本:長谷川圭一
監督:原田昌樹
特技監督:大岡新一
あらすじ
ある夜、シンジョウが無断でダイブハンガーから街に飛び出した。後を追ったダイゴとレナは若者の間で熱狂的な人気を持つ歌手クルス・マヤとシンジョウが話しているのを目撃した。
実はシンジョウの肉体には宇宙人だというマヤの兄が憑依しており、長年帰りを待っていたマヤを迎えに来たのだというが、その前にマヤの故郷を滅ぼしたというナターン星人が現れる。
余談
人間ドラマが重視されており主役のウルトラマンティガが1分程度しか登場しないという異色のストーリー。ナターン星人との戦いもあっさり終わってしまう。
デザイナーの丸山浩は「1分足らずでやられてしまい少々残念」とコメントしているほか、脚本の長谷川圭一は自身の息子から「よくこんな話通ったね」と言われて凄く落ち込んだらしい。ただし視聴率は全52話中第2位を記録している。
ウルトラマンとコラボしたことで有名な『有言実行三姉妹シュシュトリアン』の内2名である田中規子(クルス・マヤ役)と石橋けい(シンジョウ・マユミ役)が出演している。最後の一人である広瀬仁美の出演も検討されていたが、連絡がつかず断念したという。
この話の挿入歌である須藤ひとみ氏の歌う青い夜の記憶について、当初は当回のみのエンディングとして使おうと検討もされたが、Brave_Love_Tigaが必ずエンディングで使用しなければならない契約であったため挿入歌という形を取ったという。
本エピソードのダイゴの変身シーンは11年後の劇場作品『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の回想シーンとして使用され、これを思い出した並行世界のダイゴがティガに変身するきっかけとなる(もう1つの回想シーンはこちらから使用された)。
関連項目
ナターン星人:このエピソードに登場する宇宙人。