演:川崎博司
概要
この人物が初めて登場したのは、ウルトラマンティガ第16話「よみがえる鬼神」
物の怪を見極める力を持ち、全国を放浪しては人々を困らせる妖怪を退治してきた剣の達人。
その昔、宿那鬼をバラバラにして退治し山梨県・宿那地方の宿那山に封じ込めた。
現在はすでに故人だが、山中の祠に祀られていた景竜の刀を盗掘業者が盗み出したことで宿那鬼が現代に復活したのと同時に霊魂となって蘇り、盗掘業者の一人である上村(演:郷田ほづみ)(注)に憑依。同じく盗掘業者の関口を峰打ちで倒す。残りの一人である太田(演:平光琢也)を連れて宿那山へ向かう。その途中マドカ・ダイゴは彼と遭遇したが「物の怪の気がする」と危うく斬られそうになった。
ウルトラマンティガと宿那鬼との戦いで、宿那鬼がティガに首をはねられてもなお動き続けティガを襲ったため、自身の封印の剣を首に投げつけることで再び封印した。その際ティガを「光の人」と呼んだ。
その後はダイゴに「強者は常に孤独なものだ」と告げて消えていった。
なお劇中では関口を倒した時に峰打ちだと言ったものの「血が出ている」と突っ込まれたり、やたら自分勝手だったり、宿那鬼退治を「巨大化したら拙者の剣では倒せん」とティガに丸投げしたり、そのことをダイゴが愚痴ったりとコミカルな面が多かった。
「耐えられるかな?」
(注:クレジットで「郷田ほずみ」と誤記)
その後の登場
景竜本人はティガで一度登場しただけであるが、その後の世界観が繋がっていないシリーズにもたびたびその存在が示唆されている。なお、示唆されたのは全てMBSで制作された作品の世界であるという共通点が存在する。
これに関しては、純粋なファンサービスと捉えられる。
ウルトラマンガイア
映像作品には登場していないが、ウルトラマンティガの外伝小説「白狐の森」にて第31話「呪いの眼」にて登場したガンQとなった呪術師「魔頭鬼十朗幻州」との関係が描かれた。
ウルトラマンコスモス
第18話「二人山伝説」にて敵国同士だったため結ばれなかった姫と武将の怨念である戀鬼を封印したと言い伝えられている。
白狐の森
2000年に発売されたティガの番外編小説。キーパーソンとして登場する。