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「お前の旅はここで終わりだ!逃亡者は全て処理した、残りはお前と妹だけ。」

「我がナターン星の正義のため、お前等は死なねばならない!」


データ編集

別名侵略宇宙人
身長人間大~55m
体重人間大~4万8千t
出身地ナターン星
演者高見周(ナターン星人に憑依された男性)

概要編集

第29話「青い夜の記憶」に登場。

友好関係にあった星(クルス・マヤの故郷)を侵略し、マヤの家族を含む同胞を殺害した張本人。自由を求めて脱走したマヤの兄を抹殺するため地球へ赴く。

主な武器は手から放つ黄色の光線。また、特異な形状をした光線銃を携行している。

この他にも、地球人の男性を簡単に殺すほどの怪力を持つ。


GUTSの攻撃により円盤を破壊されるも脱出。地球人の男性キャンパーを殺害し、地球上で行動するためにその死体に憑依する。

「ナターン星の正義」と称して、マヤの兄が憑依したシンジョウ隊員の腹部を光線銃で撃ち抜く。その後、一緒にいたマドカ・ダイゴを襲おうとするが、まだ死んでいなかったマヤの兄に脚を掴まれ、追い打ちにもう一度光線銃を撃って致命傷を負わせる。

「自由を踏みにじって……何が正義だ!!」と怒りに燃えるダイゴに蹴り飛ばされると、死体から抜け出て巨大化し、ウルトラマンティガと戦うが、ティガの怒りの前にどんどん追い詰められていき、形勢不利と判断し逃げようとしたところを飛び蹴りで阻止され、最期は光線を撃とうとしたところを、ティガのゼペリオン光線を受けて腹部に風穴を開けられ爆死した。



最期編集

ナターン星人は昭和平成のウルトラシリーズを通して、僅か1分弱という短い時間で倒された敵キャラクターである。

デザイナーの丸山浩氏も、自身の画集でこの件に言及し、「少々残念でした」と語っている。


ただし、この回はマヤとマヤの兄のドラマパートに力が込められており、ストーリーはティガ屈指の傑作とも名高い

その甲斐あって視聴率No.2に収めた快挙を成し遂げている。


余談編集

第29話を担当した脚本家の長谷川圭一氏は、この回を見た(当時)小学生の息子から「よくこんなホン(脚本)通ったね」と言われて酷く落ち込んだという。


関連タグ編集

ウルトラマンティガ ティガ怪獣 ウルトラ怪獣


凶悪 雑魚


クルス・マヤ


メフィラス星人二代目:こちらもとあるウルトラ戦士との戦いで腹に風穴を開けられているという、そのカテゴリーでの先輩キャラ。しかもアトミックパンチによる腹パンで。

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