DATA
別名: | ロボット怪獣 |
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身長: | 50m |
体重: | 4万t |
出身地: | 超エネルギー研究センター |
デザイン: | 池谷仙克 |
概要
第10話「鉄の怪獣が東京を襲った!」に登場。
地球侵略を企むバランダ星人が、母星から小型の無人ロケットで移送されてくるパーツを、占拠した超エネルギー研究センタービルの内部で密かに組み立てて建造していたロボット怪獣。
頭部にバランダ星人が搭乗するコックピットがあり、足の裏にあるロケット推進装置バランダブースターから黄色い煙を上げ、マッハ5のスピードで空を飛び回る。
胸部のカバーを展開すると現れる左右3連の砲塔バランダ連射6連砲(別名:バランダー砲)や両腕を覆う装甲を飛ばす「バランダ・ジェットパンチ」が武器。また両手の先から電気を流して磁力を発生させ、敵を引き寄せる。体の周囲にバリアを張ることもできる。
東京の街で破壊活動を行うが、マリンゴンの攻撃でバランダー砲が破壊され、ファイヤーマンとの戦いの途中で空中に逃げようとしたところへファイヤーフラッシュを受け大爆発した。
余談
- デザインを担当した池谷仙克は、『ウルトラセブン』のスタッフだった時に上司だった成田亨がデザインしたロボット怪獣が円筒を組み合わせたものだったので、それとは違うものをという意図から直線的なデザインにしたという。
- 池谷が美術監督を務めた2005年に公開された映画『HINOKIO』では、作中に登場するヒーロー「キングザイオン」としてソフビ化されている。
- 着ぐるみは『ジャンボーグA』にてデモンゴーネが使役する唯一にして最後のグロース怪獣時喰怪ロボット・タイムコングとして登場させる予定だったが、予算の都合で未登場となった。
- レギオノイドの元ネタと噂されていたが、公式アナウンスで否定されている。(これの理由として諸事情で『ファイヤーマン』の怪獣を元にした敵幹部が登場する予定だったからという理由もある。)これを逆手に取ったのかは謎であるが、『ウルトラマン列伝』第104話にてグレンファイヤーがバランダという名前のロボット怪獣を退治した事が語られており、『新ウルトラマン列伝』第9話では『ファイヤーマン』と共にバランダーVが紹介されている。
- ちなみに、『ゼロ外伝キラー・ザ・ビートスター』に登場する予定だったようだが、登場が見送られている。
- 『SSSS.GRIDMAN』第9話では、同じく池谷がデザインしたバクゴンの怪獣ソフビと共に登場した。