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機械怪獣ヘクトール

きかいかいじゅうへくとーる

ここでは『ザ☆ウルトラマン』に登場するヘクトールとヘクトールを操っていた液体怪獣について解説する。
目次 [非表示]

「怪獣の探知・追跡・攻撃、そのすべてをこの1台で行えるこの兵器のどこが気に食わんのですか!」(5年前の大河原)


データ

別名機械怪獣
身長150m
全長(アーム)100m
体重8万5千t
出身地ヒマラヤ山脈

概要

第11話「科学警備隊へのチャレンジ!!」に登場。

物語が始まる5年前、地球防衛軍において対怪獣兵器としてアキヤマ隊長の元同僚で友人の大河原大介氏が開発を進言するものの、(当時の防衛軍は怪獣対策に本腰を入れていなかったがゆえに)、開発を却下されたため、軍を退役した大河原氏が独力で開発した巨大なブルドーザー兵器。

地中用レーダーにより、敵をいち早く感知し撲滅することができるいわば一種の地中戦艦である。


前部ブレードに取り付けられた攻撃掘削兼用のスクリュードリルと2本のショベルアームが主な武器で、ドリルを使った地中移動が可能なほか、ショベルアームで相手を叩きのめす戦法を駆使して敵に襲いかかる。ショベルで一度掴めば、ジョーニアスでも脱出は不可能なほどのパワーを持つ。

また、怪獣を検知するセンサーを有し、その反応に従って行動する。


通気口から液体生命体に乗っ取られてパイロットの大河原氏を放り出し、山脈のふもとの市街地に進出し破壊活動を行うが、操っている液体生物が熱に弱い事実を突き止めた科学警備隊によってジョーニアスとの交戦中に(改心した大河原の許可を得て)エンジンの通風口からスーパーマードックのジェット噴射の熱風を送り込まれ、その熱により液体生物が追い出された事により活動を停止した。


大河原氏もこの一件ですっかり懲りてしまい、ヘクトールを使って町を元通りにすることを誓った。

生みの親から戦うことを強制され続けたヘクトールが、やっと暴力ではなく創造=建設というブルドーザー本来の役目の為に生きられる日が来たのだ。


液体怪獣

データ

身長不定
体重不定

概要

液状生命体とも呼ばれる、ヒマラヤ山脈の地底奥深くに生息していた紫色のアメーバ状不定形生命体。


機械に憑り付く事により自在に操る能力を持っており、液状の体の為、どんな僅かな隙間からも相手に悟られること無く侵入し、乗っ取る事が可能という厄介な性質を持っている。

バラバラにされても破片一つ一つが同じ性質を有するが、熱や火が弱点で、ウルトラガンの一発で簡単に倒されるほど虚弱。


劇中、へクトールの怪獣検知センサーでその存在を探知されてはいたが(大河原大介が言うには物凄いパワーだったらしい)、その液状の姿の為に発見が遅れてしまい、逆にへクトールを奪い、それを操ってふもとの町へと進出し、暴虐の限りを尽くした。


自身の一部は、科学警備隊と一緒にやって来ていたピグにも憑りついたが、その腹に設置されたガスコンロの火で追い出された事で、熱に弱いという弱点を知られてしまう。


最終的にはへクトールから追い出された所へジョーニアスが放った『プラニウム光線(Aタイプ)』を受けて燃やされ、死滅する。


余談

大河原大介の声を演じた内海賢二後に『ウルトラマンメビウス』のラスボス・暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人の声を演じている。また彼の名前の由来は今作にメカデザイナーとして参加し、ヘクトールのデザインも担当した大河原邦男と思われる。ちなみにヒカリ超一郎の声を演じた富山敬と内海は『ゲゲゲの鬼太郎3期第42話でも共演している。


名前の由来はギリシャ神話に登場するトロイアの王子ヘクトールからか。


大河原氏が提案したが独力で開発したが機材や資金を1人で用意出来るとは思えない為、

『防衛軍の中に賛成者がいた(実際、怪獣との戦いだけでなく対災害も考慮すれば火器を搭載していないヘクトールを災害からの急速復興の為に使わない手はない)』

『実際に怪獣が頻出してしまった事に焦った防衛軍が提供していた』

辺りが考察されている。


関連項目

ザ☆ウルトラマン ザ☆マン怪獣 ウルトラ怪獣

巨大ロボット

ゼルガノイドデストルドス寄生生命体に寄生されて人類に牙を向いたの成れの果て。ただしヘクトールは最終的に無事であり今も科学警備隊のマシンとして地球の為に働いていると思われる。

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