DATA
別名: | ダンプ怪獣 |
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身長: | 46m |
体重: | 5万t |
出身地: | 東京近郊 |
デザイン: | 米谷佳晃 |
概要
第20話「ポンコツ自動車の大反乱!」に登場。
立花和也の友人である正夫少年の父親が乗っていたオンボロダンプカー「ゴンベエ」が3体のグロース星人に取りつかれて誕生した。
部類としては機械を媒体にしているためロボット怪獣と思われる。
左腕のバルカン砲からは砲撃や排気ガスを放ち、右腕のフックは接近戦用の武器であり、発射して敵を雁字搦めにする事も可能。腰からはタイヤを発射し、接近して来た外敵を横転させる飛び道具となる。
背中の荷台は着脱ができるシールドとなっており、背中を保護している他、ライトは5万キロ先を照らす事が出来、死角に回られると触覚のシグナルが発光、バックミラーで位置を確認しつつ、ハンドルを回転させてすぐさま方向転換させる中々に強力な怪獣。
グロース星人に取り憑かれて意思を持ち始めると東京中の無人自動車を操って交通渋滞を引き起こし、爆破する事で大火災を起こして回る事が目的だったが、PATの攻撃と立花ナオキが発信機を取り付けた事で怪獣としての正体を表した。
現れたジャンボーグAとの戦いでは武器各種を用いて苦戦させたが、フックをジャンサーベルで切断され、トドメを刺されそうになるが、ゴンベエを家族のように慕う正夫少年と和也の頼みでジャンボーグAの「エメラルドハリケーン」で元のダンプカーに戻され、搭乗していたグロース星人は消滅した。
余談
- 乗り物をモチーフとした怪獣はそれなりに存在するが、車そのものをモチーフとした怪獣は珍しい。(乗り物モチーフの怪獣のほとんどが船)
- スーツアクターを務めた古川登志夫氏は、同話にてモブの建設作業員役で顔出し出演している。ただし、古川氏本人はスーツアクターとしての出演は否定しているため、テロップミスの可能性もある。一応、2020年時点で最新の公式である「円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション」では、ダンプコングのアクターの所に古川氏の名前がある。
- 鳴き声はキーラの声をピッチダウンしたものを、シグナルの音声はウルトラマンのカラータイマーの流用。