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キングテットゴン

きんぐてっとごん

ジャンボーグAに登場する人間の死体を素材にして作成されたグロース星人達の生体兵器とも云える怪獣にして、テロップミスで名前が変更されたと云う哀しき存在。
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データ

登場作品『ジャンボーグA
第7話「立て!孤独の英雄ナオキ」登場

  • 別名:再生怪獣
  • 身長:47m
  • 体重:3万5千t
  • 出身:病院

概要

アンチゴーネ率いるグロース星人達が占拠した、とある病院で職員や入院患者を死体にし、さらに複数の大学病院から盗み出した解剖実習用の献体を用いて怪獣を量産する計画で作成されたゾンビ兵器のような怪獣。

ちなみにホラーチックかつグロテスクな作成過程を経ているが、姿自体はいたって王道かつ普通の姿をしている(装甲を着込んだグドンと云えば伝わるか)。

鞭のようになった両腕が主な戦力で、そこから3万ボルトもの高圧電流を流して相手を感電死させる能力を持つ他、材料が死体であるだけに例え体を切られても元に戻る事が出来る再生能力を持つ。

グロース星人達が病院を怪獣製造工場として利用している事を知り、計画を叩き潰す為に病院に強襲を掛けるナオキと、事情を知らずにジャンボーグAがおかしくなったと思い込んでそれを阻止しようとするPATとの争いのドサクサに紛れて出現し、PATからの攻撃で傷ついたジャンボーグAに襲いかかるが、最後は『ビームエメラルド』を受けて倒された。

悲劇は続くよ、どこまでも

本来の正式名称はキング“デッド”ゴンだったのだが、テロップミスでキング“テット”ゴンが正式名称となった経緯があるらしい。さらに書籍『円谷全怪獣図鑑』などの一部の書籍では更なる誤植が有ったのかキング“テッド”ゴンの名前で記載されていたりする。※そもそも、「大人のウルトラマン大図鑑 第二期ウルトラマンシリーズ編」掲載のデザイン画に米谷氏自身が「キング“デット”ゴン」と誤記入している。書籍資料でテロップ通りなのは(現状確認が取れている物は)「華麗なる円谷特撮の世界ミラーマン ファイヤーマン ジャンボーグA」(但し、作品リストとストーリーダイジェストのみ)、エイベックスから2004年にDVDボックスが発売された際の宣伝チラシ、「円谷プロ画報①」と「円谷プロ特撮ドラマDVDコレクション」75号のみとなっている。名称の混乱については、そもそもアンチゴーネがこの怪獣の名前を劇中で一言も発していない事も拍車を駆けている。

また、作中の出番が恐ろしく短い(Bパート後半で5分有るか無いか)。これは本作の脚本が「ミラーマン」34・35話の脚本を換骨脱胎して一話分に纏めたしわ寄せである(この煽りで先述の能力描写が映像作品上ではスポイルされる結果となった…)。

そして、TOKYOMXの「円谷劇場」で2011年に「ジャンボーグA」が放送された際、本話とモンスロボ登場の第6話は「3・11」の影響で第26話(ノンビリゴン)と第27話(ジャンキラー)の間に放送が延期(当時の電話応対では放送自体が未定だったが、苦情が殺到したのだろう)になった(第6話:2011 8/14、第7話:2011 8/21に放送)。第6話は「コンビナート火災(当時の報道で、我々は奇しくも「リアルな」それを見せつけられてしまった訳で…)」が、本話は病院がおぞましい事態の舞台になっている事が局内で問題視されたらしい。

また、放映当時(1973年)はそれなりに市場に流通していた筈の資料写真が(原版の散逸もあるのか)1980年代後半以降は出版社サイドでも入手困難になっていたようである。

ちなみに、クラリオンソフトから発売された「円谷プロSFX映像ハイテクニック#2」の「超能力怪獣」のコーナーに本作から唯一登板しているが、使用映像は「フライングキック→ゴールデンレザー(パンチタイプ)→ビームエメラルド→爆発して倒れる」の流れで、どう考えても「#3の『怪獣のとどめ』コーナー行きじゃねぇか?!」と視聴者から突っ込みを受けていた…。どうしてこうなった

余談

造形物は着ぐるみの他に工場内で(最終調整と思しき)輸液を受けている約90センチ大のフィギュアが有る(このミニチュアセットはPATメカの発進シーンのセットを改造した物:ライブラリーフィルムの撮影が終わっている為使い回された模様)。

病院地下の怪獣製造工場ではキングテットゴンの他にも怪獣を作るべくアンチゴーネの指揮の下、グロース星人達が死体に「謎の注射」をする等の作業を行っていた。製造途中の怪獣として、寝台に横たわる改造中の死体の頭部として「トリプルファイター」のブルー・コンドル、台車に置かれた生首としてレッドキング、「ミラーマン」の異次元幽霊怪獣ゴースト等が確認されている。

今回の作戦は、その後の展開に於ける「地球各地に建造されたグロース星人の侵略前線基地、並びに怪獣製造工場」の設営の布石である(「怪獣化光線」によるサイボーグ怪獣の一発生成よりも、侵略対象の惑星の資源でサイボーグ怪獣を作る方が戦力価値が高いらしい)。※死体を利用した件は「侵略による地球人の犠牲者数の拡大=怪獣の製造素材の確保の容易化」の論法で説明できる。そもそも、チグリス星人のソフトビニール人形(破損品)を怪獣化したルバンガーキング、パンダのぬいぐるみを怪獣化したデスコングキング、二枚の金属皿を数枚の短冊状のアクリル(?)板で小太鼓状にした「謎の機械部品」を怪獣化したモンスロボと、非生物を怪獣化する技術を持つグロース星人からすれば死体を怪獣化する等造作もない事だろう。

ちなみに、米谷氏はデザインに際して「グロース星人の怪獣=サイボーグ怪獣」と云う統一コンセプトでデザインを行っていたと公言している。


関連項目

ジャンボーグA

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