「ある世界が侵略者に狙われている…急いで!その世界にウルトラマンはいない…」
「みんなの心に、いつまでも『ウルトラの星』が輝いていますように」
演:飯塚百花
概要
ウルトラマンが存在しない並行世界の住人のマドカ・ダイゴたちが少年時代に出会ったカチューシャを身に付けた白い服装の謎の少女。
彼らが大人になった現在の時間軸でも全く変わらない当時のままの姿で“ウルトラマンが存在する世界”に現れるとヒビノ・ミライに「7人の勇者」を目覚めさせるように伝えると、彼を並行世界の住人のマドカ・ダイゴの世界へと誘い、さらにダイゴの前にも表れて世界に迫る危機を伝えた。(時間軸はインペライザー襲来前だとされている。)
また、世界の危機がウルトラ8兄弟の活躍により救われた後から数年後の時間軸にも同じ姿でダイゴとレナの娘であるヒカリの前ににハネジローと共に現れ友達になっている。
ただ一人、黒い影法師の侵略を知り、それを本物のウルトラ戦士を始め、並行世界にいるウルトラ戦士と同一の存在らしき人物やその素質のある人間たちに接触して危機を伝えていた事、並行世界に現れて未来を別世界へと誘う、どの時間軸に現れても当時と同じ姿のままであったことなど、到底普通の人間とは思えない様な描写が目立つが、結局最後までその正体が明かされることは無かった。
有力な説として、黒い影法師と対となる人の善意の心の集合体が意思を持って実体化した存在、上位存在じみた超次元の存在、劇中でダイゴとミライが赤い靴の少女について話していた場面が横浜山下公園にある「赤い靴はいてた女の子の像」の前であったことから、童謡の『赤い靴』に登場する異人さんに連れていかれた少女その人などが推測されている。
他にも赤い球との関連を疑う声もある。
その正体は謎に包まれているが、少なくともウルトラマンやウルトラマンを信じる子供達を愛する存在である事には間違いない。
関連項目
七瀬リサ:同じくメタ要素が絡む映画の出身で、同ポジション。