概要
自らが創造したブラックビートによってジャマールを追われ、そのまま死んだ振りをして身を隠す羽目になった魔道士ジャグールが自らの呪術により、ジャマールやスペースマフィア、そしてジャンパーソンの敵対組織の怪人達の魂を蘇らせ、それらのエネルギーを取り込み統合した、全ての頂点に立つ「究極の悪」。本作における(番組上の)ラスボスでもある。
肥大化した身体には、ジャグールが蘇らせた怪人達の顔面が浮かび上がっており、背面からも怪人達の腕などが突き出ているなど、非常に醜悪な姿となっている。
ビーファイターら三大ヒーローと、復活した悪の怪人たちとの戦闘の最中に姿を現し、役目は終わったとばかりにビルゴルディ・クイーンをも取り込み完全な姿となると、三大ヒーローを異空間へと引きずり込みこれを苦しめた。
異空間内に姿を現すジャグールは実体を持たず、如何なる攻撃も通用しなかったが、ジャンパーソンの放ったニーキックミサイルが糸口となり、ブルービートの異空間からの脱出を許してしまう。脱出したブルービートをなおもいたぶるが、ギガロのエネルギーを取り込み損ねた事による隙間を突かれ、ダメージを負って異空間も消滅。他のヒーロー達も解放されるに至る。
「ジャグール!お前はブラックビートを生み、俺に倒させた!そして、今度は死んだ魂まで利用したんだ!
そんな命を弄ぶお前を、俺は…俺達は許さない!絶対に許さない!」
怒りに燃えるスーパーブルービートとハイパーショウ、そしてジャンパーソンの必殺技を立て続けに喰らい、それでも生き延びようと悪足掻きをするが、利用されながらも反抗の隙を狙っていたビルゴルディにより、地獄へと引きずり込まれ死亡。
これにより、ジャマールとの戦いは今度こそ本当の終わりを迎えたのだった。
合体が確認されている怪人
この他にも確認は困難なものの、多数の怪人や幹部が合体しているとされる。
関連項目
邪帝イリエス :歴代怪人の顔面が付いたボスキャラ繋がり(こちらは部下のイリエス魔人族に当たるものに限る)。
合体戦闘員、スーパー悪者ワルド:いずれもスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品に登場した合体怪人。
シルビア:過去に倒された幹部達の魂をあの世から呼び寄せ肉体に取り込んで同化したという点で似通っている。