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ブラックビート

ぶらっくびーと

ブラックビートとは、『重甲ビーファイター』に登場する昆虫戦士、いわば悪のビーファイター。
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「俺は貴様を倒す。そうしなければ俺は俺になれないのだ・・・!!」(第29話)


概要編集

変身時の声:咲野俊介/シャドーの演者土屋圭輔(正体が明かされるまでは岡元次郎高岩成二が演者を担当、声を咲野が担当)

ブラックビート

ジャマールに所属しており、3とは異なる立ち位置で独自の行動をする闇の戦士である。


ガオームによって命じられた魔導師ジャグールの手によって生み出された存在であり、大量のカミキリムシから無理矢理取り出された昆虫エネルギーを、ジャマール製のプロトタイプアーマーへと融合。


人間体であるシャドーが邪甲し、ビーファイターのデータを元にしたカミキリムシ型インセクトアーマーを纏った姿がブラックビートである。


地球とジャマールの技術格差の為か、スーパーブルービートには敵わないもののビーファイター達のインセクトアーマーよりもあらゆる面で基本性能が高く、登場当初は3人まとめて戦ってもほぼ優位に立っている。


当初はガオームに寵愛されていたが、創造主のジャグールでさえ用が無くなると粛清する程の苛烈で傲慢な性格もあって3幹部との折り合いは悪く、ブルービート打倒に固執するあまり独断専行が目立つようになってからはガオームからも次第に疎まれるようになり、自身もガオームに対して敬称・敬語を用いない接し方をするようになる。


シャドー編集

シャドーasブラックビート

黒い帽子と服に身を包んだミステリアスな風貌をしており、首からは金色のカミキリムシの顔のようなネックレスを下げている。

ブラックビートにならずとも高い戦闘力を持っており、格闘技で敵を攻撃する。


当初は顔を隠していたが、実はブルービートこと甲斐拓也の遺伝子がコピーされた存在であり、シャドーは彼と全く同じ顔をしたクローンであることが終盤に判明。


拓也とお互いに痛みを共有するほか、遺伝子操作の弊害か寿命も長くはなく、自らの元になったブルービートを倒す事のみに執着していく為、徐々にジャマールの作戦を乱すようになっていった。


ジャマールの一員らしく非情かつ冷酷な性格をしているが、終盤では共にジャマールを離反したジェラを仲間と認め、自らの寿命を縮めてまで彼女を救う等これまでに無かったヒーローらしい一面も見せている。


武装編集

\邪甲!!/

ブラックコマンダー編集

ブラックビートの変身アイテムであり、「邪甲(じゃこう)!」の掛け声でシャドーが変身する。

見た目はビーファイターのビーコマンダーそっくりであるが、カラーリングや内部に収納されているアーマーの形状が異なっており、先端には角ではなく長い触角が付いている。

うろ覚えブラックコマンダー


ジャミングマグナム編集

ブラックビートの武器であり、ビーファイターの持つインプットマグナムに酷似している。

カラーリングが異なるほか、ボタンの文字もジャマール文字になっている。

大規模な都市破壊にも利用されるなど、攻撃力は非常に高い。

20話では用済みとなったジャグールをこの武器で始末したが…(下記を参照)。


スティンガービュート編集

右腕に付いているメインウェポン。

先端にはカミキリムシの鋭い歯に似た剣が付いており、伸縮自在である。

ある程度伸ばしサーベルモードとして使えるほか、長く伸ばすとワイヤーモードとなり、電撃を放つことも可能。

ビーファイターのスティンガーウェポンとは異なり常に展開されている。また小型であるが、ブルービートのスティンガーブレードを損傷させるほどのパワーを持つ。


光と闇の終止符(ピリオド)編集

終盤、地球に「永遠の命をもたらす存在」と言われるセントパピリアが出現。ガオームは地球侵略を中止してセントパピリアの捜索を命じる。この言動で3幹部は不信感を抱き、ジャマールの崩壊にもつながっていく。

自分の命が短いと気づいたシャドーは、それを知りつつ自分を利用していただけのガオームを見限って離反。単身でセントパピリアを探し求め、遂にはガオームに先んじてセントパピリアを確保した。

しかし、セントパピリアはシャドーに問いかける。


セントパピリア「では、お前は永遠の命を手に入れて、その後で何をするつもりなのか?」

「勿論、ブルービートと決着を付ける」

セントパピリア「永遠の命を持つ者には、敵など無いだろうな」

「………」


問答の末、シャドーは自分の命が尽きる前に、セントパピリアを立会人にしてブルービートと一対一の決闘を行う。

激闘の末、スーパーファイナルブローの直撃を受けて倒れたかに見えたがまだ息絶えてはおらず、勝利を確信したブルービートの隙を突いてその腹を貫くことに成功。

しかしその直後に寿命が訪れ、自らが出来損ないのクローンであることを認めつつ、拓也が見守る中で消滅していった。壮絶な相討ちだった。

その後、ジャマールホールを破壊してきた仲間達が駆けつける。甲斐拓也が沢山の人々に慕われていると気付いたセントパピリアは、拓也を蘇生させ、地球から去って行った。


過酷な戦いが、今、やっと終わった。


…しかしその後、『特捜ロボジャンパーソン』と『ブルースワット』との共演を描く「特別編」にて、20話で死亡したと思われていたジャグールの生存が判明。

ブラックビートの魂を含めた数多の悪の魂と融合した破壊神ジャグールとして猛威を振るうも、結局は弱点を突かれて失敗。ブラックビートを巡る因縁の真の元凶であり、今度はその魂までも利用した事で拓也から凄まじい怒りを買い、3大ヒーローの必殺技による同時攻撃で滅ぼされた。


こうしてジャグールとの戦いもブラックビートとの因縁も、本当の意味でようやく終わったのだった。


余談編集

  • いわゆる王道なライバルキャラかつダークヒーローであり、メタルヒーローを代表する名悪役として高い人気を誇っている。
  • 一方で、その外見から(特に初見の人などに)しばしば「モチーフはクワガタムシ」だと誤解されたり「カミキリムシをベースにしているのにネーミングが『カブトムシ(ビート)』なのはおかしい」と冗談交じりでネタにされる事がある。前者に関しては触角の部分がクワガタムシの細い角にも見えなくもない。後者については、そもそも英語の "beetle" というのは甲虫の総称としても用いられ、カミキリムシも "longhorn beetle" というので別に間違っていない。
  • 商品化も多数行われており、悪役にもかかわらずなりきりセット(DX版ではないものの)が発売されたのは当時としては異例中の異例である。
  • シャドーは甲斐拓也を演じられた土屋大輔氏の双子の兄である土屋圭輔氏(天時星・知)が演じており、クローンという設定の通り顔がそっくりである。前年の「忍者戦隊カクレンジャー」でも双子役で出演していた事を知っていた特撮マニア(現代ほど多くない)は、正体を予想していた。
  • ブラックビートのテーマソングである「黒き十字架 BLACK BEET」も人気が高く、劇中でも挿入歌として何度か使用された。

関連タグ編集

重甲ビーファイター シャドー

カミキリムシ

愛を失くした黒い戦士に十字架を

声変わり(変身)

ブルービート


ビークラッシャー四鎧将続編に登場する類似ポジションのキャラクター。

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