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メガヘラクレス

めがへらくれす

メガヘラクレスとは、特撮テレビドラマ『重甲ビーファイター』に登場する巨大戦力の一つ。
目次 [非表示]

全長:22m

重量:23t

速度:150km/h、マッハ6(ジェットヘラクレス)


CV:稲葉実(オートパイロットモード、ナレーションと兼任)


概要編集

物語後半の主戦力として登場した、六足歩行のヘラクレスオオカブト型巨大マシン。

ビーファイターが装着するインセクトアーマーと同様に、昆虫の精が注ぎ込まれており、他のビートマシンの3倍以上のサイズである事から「スーパービートマシン」の異名を持つ。

元々はアースアカデミア南米支部にて、起動キーでもあるパルセイバーと共に開発が進められていたもので、初代レッドルこと羽山麗の同支部への転属と入れ替わる形で日本支部に移送・投入されるはずであったが、その途上でシュヴァルツの奇襲により輸送機が墜落、一時行方不明となっていた。

後に二代目レッドル・鷹取舞の加入により再びビーファイターが3人揃ったことで、メガヘラクレスも生存が確認され、彼等の懸命な捜索の末に発見・起動に成功。ギガロの罠によって異次元プリズンに捕らえられたビートマシンを救出し、見事初陣を飾った。


物語終盤では、向井博士の手による人工頭脳の搭載で、自己の判断で敵味方を識別し攻撃する「オートパイロットモード」を実装、パルセイバーがなくても起動・操縦が可能となった他、会話能力も備えるようになるなどさらなる強化が図られた。

とはいえオートパイロットモードを使用する際は、往々にしてメンバーが誰かしら欠けている場合であることが多いため、後述のメガビートフォーメーションは使用できないというデメリットもあり、またこれ以外にも前述した昆虫の精を宿している性質上、氷点下においては機体破損を防ぐため冬眠してしまうという弱点も抱えている。


主な機能・形態編集

前述の通り超巨大な機体サイズであることから、他のビートマシン以上に様々な機能・形態を有しているのが本機の特徴である。

まず単体での最大の武器として、機体上部のに装備された主砲「メガキャノン」が挙げられる。後述の分離形態でも使用可能な武装で、単純な威力も相当なものであるが、ラズベルガ戦で用いた木の実爆弾のように、状況に応じて特殊な弾頭を用いることも可能となっている。この他にもビームバルカンや反磁力波といった武装も搭載されている。

さらに本機は、初期メタルヒーローシリーズ特殊のように分離することにより、より立体的な攻撃も可能となる。前述の機体上部の角は、それ自体が分離して単座式の飛行メカ「ジェットヘラクレス」として運用でき、主にブルービートの操縦によりジャマール戦闘機を撃墜。残りの部分はそのまま地上用メカ「ランドヘラクレス」として、地上の敵へ対応する。


このように単体でも多機能ぶりを発揮するメガヘラクレスであるが、その真価は他のビートマシンとの連動で顕わとなる。

機体後部のハッチを展開し、そこに3機のビートマシンを搭載・合体することにより、最強形態「メガビートフォーメーション」が完成。合体の際には3人のビーファイター、それに3本のパルセイバーが必要となるが、合体後は必ずしもこれ等が揃っている必要はなく、最終決戦時にはあらかじめ合体した後、ブルービートのみブラックビートとの決着をつけるため別行動を取り、ジースタッグとレッドルが本形態でジャマールホールの破壊に当たっている。

この形態で全機体のエネルギーシステムを直結させ、主砲より放つ「メガビートキャノン」は、一撃で日本全土を破壊するというジャマールの高エネルギー砲・デスガオームとの撃ち合いで、これに競り勝って破壊するほどの桁外れの威力を発揮する。


玩具編集

番組後半の主力商品として、「DX重甲機動メガヘラクレス」の商品名で発売。モーターによる電動6足歩行機能を搭載し、さらに作中同様の分離機構や、別売の「DXポピニカ ビートマシンボックス」との連動も可能となっている。

当初は3機のビートマシンを搭載可能な母艦的コンセプトも検討されていたが、重甲基地の出番との兼ね合いからその路線は見送られ、超強力移動砲台のような立ち位置に落ち着いたという。


関連タグ編集

重甲ビーファイター 巨大戦力

ヘラクレスオオカブト


キングピラミッダー同時期の別シリーズに登場する巨大メカ。同機体にも、メガビートフォーメーションと同様に既存の機体を搭載した合体形態が存在する

メガヘラクロス:名前やモチーフは近似しているが、全く似て非なる存在

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