「人間も捨てたものではないようだ…」
CV:田中康郎 / スーツアクター:藤本幸太郎(後の侍コータロー)
概要
ビーファイターの協力者である巨大なカブトムシの姿をした昆虫族の長老。
当初は人間に対して警戒心を持っていたが甲斐拓也との出会いを経て協力を決意し、アースアカデミアで開発されたプロトタイプアーマーに昆虫の精を注ぎ込み、インセクトアーマーを完成へと導いた。
長老として厳格な面を持つが、将棋に負けそうになって将棋盤をひっくり返したり息子のカブトの事で向井博士に愚痴をこぼすなど子供っぽい面もある。
命の危機にさらされると巨大なカブトムシへと姿を変える。その際に意識は封印された状態になるため復活には時間がかかる。ビーファイターの窮地にはたびたび戦線に出向き支援する。
ビーファイターカブト
今作では単に老師と呼ばれる(理由は余談にて解説)。
新生ビーファイター誕生後も支援者として活動を続けていたが、ダーグリフォンとの戦いで闇の波動と光の波動による昆虫たちへのダメージを自身の命と引き換えに抑え込む。ダーグリフォン撃破後、拓也たちに看取られながら息を引き取り、普段住んでいた洞窟へと埋葬された。
最終回ではカブトが墓参りに来ている。
余談
ビーファイターカブトにおいて劇中及びテロップで老師としか呼ばれなくなった理由は、名前の由来となった『グル(訳としては「指導者」など)』という名称が、ビーファイター放送中に『オウム真理教』の一連の事件が発生しその首謀者の教団内での呼び名が「グル」であった為そちらを連想させないようにとの配慮によるもの。