ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ホタルンガ

ほたるんが

ホタルンガとは、『ウルトラマンA』に登場する超獣である。せっかくなので、ここでは飼い主(?)に関しても記述する。
目次 [非表示]

データ編集

大蛍超獣 ホタルンガ大蛍超獣ホタルンガ

  • 身長:80cm~72.2m
  • 体重:90g~2万3千トン
  • 別名:大蛍(大螢)超獣
  • 出身地:異次元

概要編集

第17話「怪談・ほたるヶ原の鬼女」に登場。

宇宙怪獣ヤプールが合成して誕生した超獣で、TACの新兵器「超獣粉砕ミサイルV7」の輸送妨害が目的。

日中は通常の蛍として縮小し、ほたるヶ原の近くに住んでいる少女・民子(演:野島ちかえ)に飼われているが、夜になると人を襲い、その肉を一片も残らず食い尽くして白骨化させてしまう

ほたるヶ原バイパスを午前2時に通る車を襲撃しながら機会をうかがっていた。

夏の怪奇シリーズ・怪談・ほたるヶ原の鬼女

羽を広げて飛行する能力を持ち、夜行性なためか、視力も夜の方が効きやすい。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)

武器は頭部から放つ溶解液と先端にハサミ状の突起が付いた尻尾。蛍らしくここを発光させて攻撃することもできる。(その温度は約1万度!なお、実在の蛍の発光はほとんど熱を生じないことで知られている)

弱点は酸性の物質やガスの類であり、夕子からガスを浴びせられると苦しんでいた。


尻尾の中、厳密に言うとお尻のところに民子と南夕子を閉じ込めてAに変身させなくしたが、あと一歩というところで脱出され変身を許してしまう。

尻尾のハサミでウルトラマンエースの首を絞めて、発光攻撃でAを気絶させたりして善戦したが、TACのV7ミサイルが顔面に直撃して弱ってしまい、復活したAに後ろからメタリウム光線を受けて爆死した。


鬼女編集

鬼女

  • 身長:145cm
  • 体重:45kg
  • 別名:無し
  • 出身地:ほたるヶ原

ほたるヶ原バイパスを調査する北斗星司と南夕子の前に現れた白装束に鬼の仮面をつけた女。

その正体は民子で、5年前の自動車事故で愛する母を失いそれ以来車を憎んでいたが、その気持ちをヤプールに利用されて変身させられた姿。午前2時に『ほたるが原バイパス』を通った自動車を交通事故に遭わせて、傷付いた乗客をホタルンガに襲わせていた。

武器は柄の長い小さなハンマー(民子の腕力を考えると鉈や斧は扱い難いのだろう)。

動きは非常に身軽で、建物の上に瞬時に飛び乗ることができる。

夕子を自宅に招き入れて幻覚を見せて殺そうとするが、北斗に見つかって逃走。追いかけてきた夕子に鬼面をたたき割られてもとの民子に戻った。

一部の書籍では「ほたるヶ原の鬼女」と書かれることもある。

登場する場面や夕子に幻覚を見せて首を絞めるシーンは結構怖い。


派生作品編集

ウルトラマン超闘士激伝編集

バッドバアロンゼミストラーと共にヤプール軍団に量産化されていたが、闘士ウルトラセブンの新兵器「ホークウェポン」により全滅させられた。


『酩酊!怪獣酒場』編集

第7話にてモブとして登場し、サボテンダーキングクラブと飲みを楽しんでいた。


『ULTRAMAN SUIT ANOTHER UNIVERSE』編集

8U-英雄-編・第24〜第25話『恐怖のルート89(前・後編)』に登場(『ウルトラマン』の第20話『恐怖のルート87』のオマージュ)。


本作で サボテン 超 はヤプールが地球人の味方である為、超獣とは関係ない超異界獣という設定(わかりやすく言えば、超古代怪獣やスペースビーストのようなもの)。

人間体は白い服を着た若い白人の美女(幽霊ではなく、実態がある)で、裁判に負けた腹いせにユタ州デービスの実家にいる妻と子供を殺害を目論み、車を走らせていたモールズ・ウィルソンの車にヒッチハイクの名目で同乗すると不遜な態度でモールズを怒らせ、首を締めてきたモールズに青い炎に化身し、襲いかかった。モールズの車は炎上、幸いにも一命を取り留めて病院に搬送されるが、発狂したのちに青い炎に包まれて白骨化した。


一ヶ月前から深夜二時頃のアリゾナ州ルート89で同様の事件を起こしており、世間では車の横転炎上事故として処理された模様(車の炎上に関しては妻子殺害用のガソリンを車内に積んでいたモールズの一件だけである)。


未知のバクテリアを作った異星人の仕業だと判断し、調査を開始したジャックらの前に警告と称して現れた後、赤い車に乗って逃走を図るが、追ってきたTAROと交戦。ZEROのゼロスラッガーを受けて一先ず退散する。


その後、興味本位でルート89を訪れたyoutuberも同様の目に遭わせ、動画が世界中で公開されて一億再生を突破してしまう事態にまで発展。被害拡大を防ぐべく、再び事故現場を訪れたZEROと交戦。動画の影響でやってきた野次馬を焼き殺していくが、そこへTAROが合流した為、超異界獣としての正体を現し、口から発する火球で焼き殺した人間から発生する蒼炎を食べながら自らを強化していった。


ジャック/JACKに大容量ボトルからメントスをぶち込んだ清涼飲料水(恐らく流れ的にはコレ)をぶっかけられてアルカリ性のホタルンガの皮膚を中和されただけでなく、ビールの入ったクーラーボックスを口にぶち込まれて悶絶。

レネ・アンダーソンのアドバイスで核のある尻尾をZEROのEX-RIFLEで破壊され、トドメにTAROの火炎攻撃で火葬されるという因果応報の末路を辿った。


余談編集

登場する『A』第17話は、脚本は上原正三、監督は真船禎、特技監督高野宏一が担当した。真船と高野はブラックピジョンが登場する次話でもそれぞれ監督と特技監督を担当している。また、助監督を岡本精と川北紘一が担当した。


スーツアクターは図師勲が担当した。


鳴き声はアントラーの流用。ちなみにアントラーが登場する『ウルトラマン』第7話の特技監督は、同じく高野宏一である。


なおこのV7は、後の『A』第25話において、一般人の不良すら名前を聞いたことがある知名度だったものの、その後劇中に登場する機会がなかった。また後継機と思われるV9の存在が確認され、オリオン星人の標的となるも劇中登場しなかった。予算や機動力不足などが足を引っ張ったのだろうか?


後続の細胞破壊ミサイルがヒッポリト星人に対して実績を上げられなかったり(携帯用の細胞破壊銃の方が活躍している)、アロー空対空ミサイルがジャンボキングに対して未使用だったり、細胞分解ミサイルにいたっては名ばかりのレーザー兵器なので、V7がTACのミサイル兵器内で超獣に大ダメージを与えて実績を上げた最後のものだったりする


当初、『ウルトラマンメビウス』第25話ではホタルンガを登場させて平家の落ち武者=怪談話にする予定だったが、シリアスな話が続いたためドラゴリーを登場させるコメディ調の話に変更された。ちなみにドラゴリーが登場する『A』第8話の脚本も上原正三が担当していた。


関連タグ編集

ウルトラマンA ウルトラ怪獣

 超獣

みんなのトラウマ


ヒドラシュガロンエレジアクルマニクラス:同じ交通事故恨み型の怪獣。


バリガイラー:同じくヒロインを体内に閉じ込めた事のある怪獣。

関連記事

親記事

超獣 ちょうじゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10449

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました