データ
身長 | 63m |
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体重 | 5万6千t |
別名 | 大蝉超獣、セミ怪獣 |
出身地 | 異次元→駿河湾 |
概要
第20話「青春の星 ふたりの星」に登場。
ヤプールがセミと宇宙怪獣を合成することによって誕生した超獣。
突如山を崩して出現し、口吻から3千度の火炎を噴射する。また、下顎から発光光線を発射できる。
最大の武器は、口吻を発光させることで物体を空中に浮かび上がらせる反重力光波で、当たった物体を何でも空中に浮かび上がらせることが出来る。ただしこれの使用に極度の精神統一を必要とし、統一中に攻撃を受けると力を失ってしまう。
普段は地底に潜んでいるため目は退化している。そのためレーダーになっている触角を頼りに周辺を移動する。聴力は半径20km以内に落ちた瓶の音を聞き分けられるほど発達している。
岩山に隠れながら港に停泊していた豪華客船「スカンジナビア号」を空中に飛ばしていたが、北斗星司に目撃され、証拠を握られると焦って先走ったヤプールの指示により出現。…特に理由もなく豪華客船を飛ばしていたようにしか見えないが、ヤプールが一体何を企んでいたのだろうか?。
最後はウルトラマンエースのメタリウム光線を受けて炎上、焼死した。
派生作品
映画「ウルトラマン物語」にも登場したが、その時は怪獣と呼ばれていた。そのため一部書籍などでは怪獣として紹介されていることもある。
『ウルトラマン超闘士激伝』ではヤプールが量産し、宇宙征服のために大量に差し向けていた。ホタルンガやバッドバアロンと共に闘士ウルトラセブンを襲撃するも、ウルトラ警備隊の作ったホークウェポンには手も足も出ず全滅に追い込まれる。
漫画『酩酊!怪獣酒場』では怪獣酒場のライバル店「怪人バル」の客として登場。
余談
登場する『A』20話は脚本家を田口成光、監督を筧正典、特技監督を佐川和夫、助監督を菊池昭康、神沢信一が担当した…よくエースがギロチン王子化しなかったな。またスーツアクターは図師勲が担当した。
この話のOPクレジットにおいて、協力企業として沼津三津浜フローティングホテル・スカンジナビアと沼津マリーナが登場する。
劇中で北斗星司は、「スカンジナビア号」の最後の航海が第20話時点の3年前で、北斗がTACに入隊したのと同時期と語っている。つまり放映当時は第20話の時点で第1話から3年が経過している設定だった。
後の作品では訂正され、最終回まで1年間の出来事とされている。
第20話でゲストの篠田一郎を演じた篠田三郎氏は次回作で主演を務めた。物語のラストで「またどっかで会おうぜ!」と言って北斗と別れたが、翌年にまさかあんな形で演者達が再会することになるとはなんとも不思議な巡り合わせである。
関連タグ
ウルトラマンエース 超獣 ウルトラ怪獣 セミ 沼津市 駿河湾
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