データ
種別 | 怪魚超獣 |
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身長 | 85m |
体重 | 6万t |
概要
『ウルトラマンA』第4話「3億年超獣出現!」に登場。
古生代デボン紀(4億1600万年前から3億5920千万年前)の生きた古代魚をヤプール人が超獣製造機を使って超獣化したもので、古代魚は大内川上流の石灰岩の中から見つかったものであり、TACが護送中だった所を強奪してきたもの。
魚の超獣なので水陸両用で、団扇状の手で水中を300ノットもの猛スピードで泳ぎ、尻尾の一撃はダンプカー1000台分相当。肉食系の超獣で、クジラを一度に三頭も食べる…中々に燃費が悪い。また毒ガスも摂取するらしい。(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)
武器は口から吐くガランガス(「ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑」ではデボンエアガス)で、触れたものを分解し吸収する力を持つ。ガランガスを放つために毒ガスを好んで食する習性があり、体内でこれらをガランガスに変えて口から放つ。
また角からテレパシー光波を発射することで対象を操る他、発光させる事によりメカの操縦はおろか、タックガンの使用を封じている防衛チームキラーと呼ぶに相応しい超獣。加えて『A』劇中においてはバキシム同様に「空を割って出現する能力」が使える。
怪奇漫画家久里虫太郎の描く絵の通り動き回り、ガランがダメージを受けると久里もダメージを受ける一心同体である(「決定版ウルトラ最強怪獣50大図解超百科」(講談社刊)でもガランハートと呼ばれる心臓部は邪悪な人間の心に共鳴して活発になると解説されている)。
そのため、久里の利き腕でもある右手をエースのタイマーショットで焼き切られると何もできずに倒れ、そのままパンチレーザーを浴びせられて全身がメラメラと燃え上がった末にメタリウム光線を受けて大爆発した。
派生作品
『ウルトラマン超闘士激伝』では惑星TM-27に侵攻する超獣の一体として登場。凶悪そうな面構えをしている。
ヤプール大戦の終結後は丸くなり、他の超獣と共にピッコロの下で暮らす。
漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではナックル星人と手を組んだヤプールが、敵対するペダン星人を全滅させるために送り込んだ超獣軍団の一体として登場。
エースキラーが主人公・御蔵イオの操るゴモラに破壊されたことを知ったヤプールは超獣たちをイオの元へと進撃させるが、突然現れたキール星人ヴィットリオの差し向けたEXゴモラの伸ばした尻尾でサボテンダー共々串刺しにされあっけなくやられてしまった。
派生怪獣
アクアフィッシュ
『怪獣バスターズ』に登場する小型怪獣の一種にしてオリジナル怪獣の一体。
ノコギリザメのような角を持つガランの素体となった古生代デボン紀の生きた古代魚に酷似した姿をしており、主に緑の惑星レラトーニの地底湖や水の惑星ワッカに生息している。
普段は水中に生息しているが、時々トビウオのように飛び出して攻撃してくる。
素早い動きで狙いにくい上に中々こちら側から攻撃を仕掛ける事がでっkないが、飛び出した先が地上だった場合は、しばらくその場で跳ねた後、地面を這って付近の水場へと移動するという特性を持つ。
その隙を狙って攻撃を加えて倒すとよい。
マグマフィッシュ
水辺を生息地としていたアクアフィッシュと違って煮えたぎる溶岩の中を生息地としているが、基本パターンはアクアフィッシュと同じであり、また、体色が青から赤へと変わっただけに火炎放射も繰り出す。
余談
初登場時のスーツアクターは河井徹。
またオープニングのクレジットは「超獣」であった。確かに超獣だけど……
関連イラスト
関連タグ
恐竜戦車:こちらも古代の生物を改造した繋がり