「ふざけるな!ハンターの仕事!それは獲物を狩り生きて戻る事だ!死にたければ勝手に死ね!だが!・・・お前はプロだろ!」
概容
CV:高岡瓶々
「大怪獣ラッシュ」に登場する、三人の主人公の内一人。ラッシュハンターズに所属している。
「智謀に長けた戦略家」というポジションである。 報酬の取り分にはかなりがめつい。
通常のガッツ星人に比べると、容姿がかなり機械的・未来的である。元のガッツ星人もオウムに近い容姿だったが、こちらは冠羽があるため、オカメインコに似ていなくもない。
武器は十字架状の狙撃銃・クロスランチャー(必殺技は『ホークアイショット』。小型版のクロスガンも所持している他、ゲーム版では大型化したクロスキャノンを装備している)を基本にサイズ・特性の異なる複数の銃器を扱う。またこの銃は非常時にはエネルギー密度を最大にして自爆させることで爆弾のように使うことも可能。セカンドシーズンからは新装備としてエレクトロガトリングを使用していたが、対プラズマキラーザウルス戦において最大出力で連射を続けた結果使用不可な状態に陥ってしまった(オーバーヒートしたような描写が為されており、修理の可否は不明)。
これらの銃器は敵の属性に応じてカートリッジを入れ替えることで属性の可変が可能。
年長者らしい落ち着きを見せ、血気にはやる仲間をいなしたり、頭脳を生かした闘いが見どころ。その姿は、元のモデルより「いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人」にふさわしいような気がしてくる。
ニヒルな言動も多いが死に急ぐような姿勢でハンティングに挑んでいたバレルにハンターとしての生き様(上述のセリフがそれである)を示したり、弱気になっていたマグナに助言したりと意外とツンデレめいた部分もある。
実は過去のキングジョーとの戦いで瀕死の重傷を負った弟がおり、その治療費を稼ぐために報酬の取り分にこだわっている事が旧知の間柄であるガッツ星人シーズの口から語られた。
余談
アントラーとの戦いでダダチームに獲物であるアントラーを横取りされる形になり、彼らに文句を言おうとしたマグナを「怪獣ハンティングにおいて手柄の横取りは卑怯な事でも何でもない」と言った。
これは従来のウルトラマンシリーズにおいてウルトラ戦士が防衛チームを差し置いて怪獣を倒す事に通ずるセリフであり、特に『ウルトラマンブレーザー』ではそれが顕著になっている。軍のお偉いさんが防衛チームに「ウルトラマンより先に怪獣を倒して見せろ」と言い放ったがそれでもウルトラ戦士が現れては怪獣を倒すと言う手柄の横取りと言えるようなケースが多くあった(但し防衛チームが怪獣をどうにか仕留めた事はあるにはある)。