行け!グリーンマン
いけぐりーんまん
神によって封印され、永い眠りから覚めた魔王は、手下のトンチキや怪獣たちを使い子供たちを狙う。危機に陥った子供たちは、「グリーンマン・コール」で神の使いであるグリーンマンを呼び、助けを求める。
※ 子供たちは口をパクパクさせるものの一切言葉を話さないので、グリーンマンを召喚する時に使うアイテムから「グリーンマン・コール!」という音が出ているように見える。オープニングでは「グリーンコール」と歌われているのだが…
- グリーンマン
神の国:金河系グリーン星から子供を守るために遣わされたロボット戦士。神の使いを自称している。
子供たちが怪獣や怪人に襲われると「グリーンマンコール」を天に掲げることで飛んでくる。
ゴッドマン同様、普段は等身大だが敵が巨大化すると「グリーンマン・ジャイアントマシーン・チェンジ」の掛け声で巨大化し、敵と戦う。
時々グリーンマンの方が先に巨大化することもある。
稼働電圧は100V。やたらアナログチックなメーターや歯車が体に内蔵されている。
モデルは東南アジアの仏像。名前の由来は「おはよう!こどもショー」の司会だった海老名美どり。
挿入歌「グリーンマンの挑戦状」はスゴイ歌詞で有名。
主な武装
- グリーンマンブレスター
胸のシャッター内の4連装×2のミサイルランチャー。多くの怪獣にぶち込んで倒した。
- イヤーブーメラン
耳飾り状のブーメランを相手に投げる。これを手で持って敵の攻撃を防ぐブーメランターンという派生技もある。
- レッグアロー
膝から発射されるダーツ。
- グリーンマンスティック
魔法の杖。スティックファイヤーやスティックビームを発射できる。
- アイビーム
本編未使用の技。俺の眼を見ろ。
- マウスビーム
口から放つ超音波。稲妻状のエフェクトが発射される。
武器以外にも水銀除去装置や治療装置などの医療関係の能力も有しているらしい。
- 魔王(cv:田中亮一)
暗黒星雲の魔族の支配者。神によって血を抜かれ、なぜか近所の公園の地底に封印されていた。
動けない自分の代わりに手下のトンチキや怪獣たちを使い子供を誘拐しようとする。
封印から目覚めたときはトンチキに聞くまですべての記憶を思い出せずにいた。
- トンチキ(cv:田口昴)
魔王の片腕。
怪獣を呼び出したり巨大化させる役割。子供をさらおうとするが動きが遅いため何度も失敗し、そのたびに魔王から「このトンチキめ!」とどこかの愚か者と破壊大帝を思わせるやり取りを行う。
魔王が倒された後に子供たちに袋叩きにされてしまったがグリーンマンに助けられ、グリーンマンや子供たちに謝りながらどこかへ消えていった。
- 魔王の手下
いわゆる戦闘員。忍者ハットリくんみたいな顔をしている。毎回登場する怪獣はミニラを除き、皆こいつらが変身した者。
土から誕生し、終盤になると人数が明らかに減っている。
サブタイトルの背景で「グリーンマン対○○ その1」なら手下が1人、「その2」なら手下が2人登場する。
- 子ども達
近所の公園で遊んでいる。遊んでいても怪獣に襲われても終始無言だが、怪獣やトンチキに襲われた際にグリーンマンを呼べるよう、グリーンマンコールを持っており、グリーンマンがピンチに陥ると「がんばれ! グリーンマン!!」の一声でグリーンマンコールを押してパワーを送る。
(呼ぶ時と応援の時のみ声がつく)
中盤以降は、トンチキや手下を集団リンチする光景も見られるようになった。最終回で魔王が倒れた後に残ったトンチキを袋叩きにしたが、見かねたグリーンマンがさすがに止めた。
大半が使い回し。『ゴッドマン』の怪獣はもちろん、映像が一切現存しない幻の特撮作品『突撃!ヒューマン!!』の怪獣(おそらく日テレつながり)が流用されている。
前作にも登場したサンダとガイラやキングコング(ゴリラ名義で登場)、ゴジラシリーズからはミニラが登場した。(一応ミニラはゴジラシリーズとは全く別の怪獣と言う設定で、グリーンマンには倒されなかった。)
終盤になると手下にコスチュームを着せただけの怪人と戦うこともあった。