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藤子不二雄A原作の愉快痛快な忍者漫画。雑誌「少年」にて1964年11月号から1968年2月号まで連載された。


後に1980年代に小学館各学習雑誌で新キャラを含めリブート連載、甲賀や風魔以外の色物系忍者も多数輩出。読者オリジナル忍法が『てれびくん』で掲載される。


概要でござる編集

伊賀の里より上京してきた忍者ハットリカンゾウと弟シンゾウ、ちくわ好きな忍者犬獅子丸が、民間人である三葉ケンイチの家に居候して騒動を巻き起こす物語。


藤子不二雄Aの代表的作品(本人も一番好きな作品と答えており、再連載決定時には楽しんで作品を描いていたと発言していた)であり、日本だけでなく海外でも人気が高く、特にインドでは絶大な人気を誇り、リブート作品が作られる起因となった。


藤子Fのテイストを持っている一方で、Aが持っていた人間観察の特技を生かし、大人の視点で描かれた作品も多い。


過去にモノクロ実写ドラマ、アニメ(1981年~87年、シンエイ動画制作)、2004年の香取慎吾出演の実写映画などが製作されたが、親が子供に向かってちくわ鉄アレイを無造作に投げつけるファミコンゲームは色々な意味で語り草になるほど有名である。

なお、このゲーム『忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻』は150万本の驚異的な売り上げを弾きだし、今なお藤子作品すべてのゲームの中、またハドソンが販売した製品としても不動の1位の売り上げ数を誇る。


なお、藤子不二雄Aの出身地である氷見市を通る氷見線で、忍者ハットリくん列車が運行されている。


また、インド向けに制作された新シリーズ『NINJAハットリくんリターンズ』がアニマックスにて放送された他、各種配信サービスで放送されている。


主要な登場人物でござる編集






余談でござる編集

  • 拙者達の活躍は山形では山形放送で行われていたので御座りましたが、山形放送の社長だった服部敬雄と言うのがニンともカンともな曲者で、拙者達の事に難癖を付けて放送打ち切りにされたというデマが流れたのでござるが、実際には最終回まで観られたのでござる。そして、その曲者が息絶えた後に平成のご時世となり、ニンともカンともなゴタゴタで拙者達のキー局だったテレビ朝日系列になった山形テレビの手で再放送ながらもう一度観られる様になったのでござるよ。
  • アマゾンプライムビデオではカテゴリが暴力になっている。
  • 近年はあまり見かけないが、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)ではかつて多くの板で「忍者ハットリくんスレ」が存在していた。内容は「ハットリくんぽいことを言って最後にござる。を付ける」という一種の大喜利系のスレなのだが、801板のスレだけ異様に内容が酷いとの噂。気になる人はニコニコ動画で探してみたらいいと思うでござる。ただし視聴後の責任は取れないでござる。


関連項目でござる編集

藤子不二雄A 伊賀忍者 甲賀忍者 ズコー

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