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避難計画ゼロ
5

避難計画ゼロ

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いつかかつためのむせきにんでわがままなねがい

『王様戦隊キングオージャー』第48話で出た避難計画。

概要

リタ・カニスカ「避難計画、ゼロを発動する」


ラクレスを先導役とし、側近達に密かに「避難が完了するまで開けるな」と命じた荷物に各国の「王の証」を託し、ゴッドコーカサスカブトシュゴッドを用いて民達を別の星に避難させる計画……つまり、ダグデド撃破の計画が間に合わなかった場合、チキューを放棄し、民達だけは助けると共に、グローディ撃破の為に使ってしまったバグナラクの「王の証」の代用品を開発する、「いつかダグデドに勝つ」為の移住計画。


しかし、この事を知った側近や民達はそんな王達の思惑に「反逆」し、王を助けてチキューを守る為にダグデドと戦う事を決めたのだった。


避難民達の中には、作戦を破綻させるべくゴローゲに化けたカメジム・ウンカが紛れ込んでいた為、結果的に民達のこの判断は正しかったと言える。

いや仮に成功しても、新天地の星へ辿り着くまでの困難や到着以降のトラブル等々が重なって、王から託された願いや力が長い年月と世代の果てに変質したり失われるリスクが限りなくあったのも踏まえれば、王達のある意味無責任で我儘な願いを看破して逆らえた民達は賢明だったとも言えるかもしれない。

そしてその選択を取った民達に答えるかの如く、かつて先祖の代から運命を宇蟲王に玩ばれていた旧バグナラク最後の王・デズナラク8世が、ハーカバーカの門を潜り姿を現す。


そのデズナラクがカメジムを相手取っている間に、ラクレスを先頭として六王国の民ことチキュー人は王達の倒れ伏したシュゴッダムへ急行。王の決断と言う『正義』に逆らう『邪悪』を選び宇蟲王を王達と共に討たんとする「反逆者」として王様を救い出し、ダグデドの召喚した複製怪ジームやシュゴッドの軍勢に各々が出来る術をやり抜いた上で団結しての抵抗を行い持ち堪えた。

やがて、デボニカの手で一時だが復活した死者達の救援が入るも、その中で最後に現れたライニオールの言葉を後方で介抱されつつ聞いた王様戦隊は勝機を思い付き、十全とはいかぬとも回復した身体を奮い立たせ、改めてダグデドを討つべく立ち上がった。



総じて、避難計画自体は勝ち目を将来に残す保険の手段として失敗したが、代わりに六王国の民を一所に集めて思いを一つに纏めさせ、追い立てられる弱者から追い立てる側に立ち向かおうとする「反逆者」に昇華させる前段階へと変わった。

そしてこの「反逆者」達の救援により命を捨てて未来を託そうとした王様戦隊は助けられた上に、当代の自分達が諦め掛けた宇蟲王を倒す術=未来を切り開く力の実現を叶える道筋を掴む事となった。


無論、この奇跡を発生させたのは各国の王達と民が長い時間の積み重ねで築いていた、解かり難くとも確かな信頼関係であるのは、一から語らずとも皆が理解出来るであろう。

余談

最終三話特別編の制作陣のオーディオコメンタリーにて大森敬仁プロデューサーの口からゼロの設定は最終3話の本うちの時にメインライターの高野水登が王の証を隠して2000年前に移住したチキューの先祖と同じ事をしようと提案した際にスタッフがおぉーと共感したことで生まれたと語っている。

関連タグ

王様戦隊キングオージャー さらば、親愛なる民よ

最終手段


バグナラク:先祖はチキューとは別の惑星に住んでいたヒト型生命体だったが、宇蟲王の造り出したグローディ・ロイコディウムに星を滅ぼされた事で生き残りがチキューに避難した。しかし避難先でも地球からの移民より地下に追い立てられ、止むを得ず肉体に昆虫の遺伝情報を取り込んで強靭な生命体に進化する事で生き延びるも、以降2000年も地下に封じ込められた事で憎悪等が蓄積。自分達に不幸を齎した宇蟲王では無く地球からの移民の子孫=チキュー五王国を滅ぼす事に末孫が躍起となる事態になってしまった※(しかもそれを宇蟲王一味に利用される始末)。

はっきり言って、避難計画ゼロが成功した以降の六王国民=チキュー人達はこの惨状を、世代を跨ぎながら別の惑星で繰り返す可能性が非常に高く、ダグデドら宇蟲王一味もそうなってくれるのを期待しつつ徐々にプレッシャーを掛けながらの侵略=お片付け遊びをチキューに仕掛けていた節がある。

概要

リタ・カニスカ「避難計画、ゼロを発動する」


ラクレスを先導役とし、側近達に密かに「避難が完了するまで開けるな」と命じた荷物に各国の「王の証」を託し、ゴッドコーカサスカブトシュゴッドを用いて民達を別の星に避難させる計画……つまり、ダグデド撃破の計画が間に合わなかった場合、チキューを放棄し、民達だけは助けると共に、グローディ撃破の為に使ってしまったバグナラクの「王の証」の代用品を開発する、「いつかダグデドに勝つ」為の移住計画。


しかし、この事を知った側近や民達はそんな王達の思惑に「反逆」し、王を助けてチキューを守る為にダグデドと戦う事を決めたのだった。


避難民達の中には、作戦を破綻させるべくゴローゲに化けたカメジム・ウンカが紛れ込んでいた為、結果的に民達のこの判断は正しかったと言える。

いや仮に成功しても、新天地の星へ辿り着くまでの困難や到着以降のトラブル等々が重なって、王から託された願いや力が長い年月と世代の果てに変質したり失われるリスクが限りなくあったのも踏まえれば、王達のある意味無責任で我儘な願いを看破して逆らえた民達は賢明だったとも言えるかもしれない。

そしてその選択を取った民達に答えるかの如く、かつて先祖の代から運命を宇蟲王に玩ばれていた旧バグナラク最後の王・デズナラク8世が、ハーカバーカの門を潜り姿を現す。


そのデズナラクがカメジムを相手取っている間に、ラクレスを先頭として六王国の民ことチキュー人は王達の倒れ伏したシュゴッダムへ急行。王の決断と言う『正義』に逆らう『邪悪』を選び宇蟲王を王達と共に討たんとする「反逆者」として王様を救い出し、ダグデドの召喚した複製怪ジームやシュゴッドの軍勢に各々が出来る術をやり抜いた上で団結しての抵抗を行い持ち堪えた。

やがて、デボニカの手で一時だが復活した死者達の救援が入るも、その中で最後に現れたライニオールの言葉を後方で介抱されつつ聞いた王様戦隊は勝機を思い付き、十全とはいかぬとも回復した身体を奮い立たせ、改めてダグデドを討つべく立ち上がった。



総じて、避難計画自体は勝ち目を将来に残す保険の手段として失敗したが、代わりに六王国の民を一所に集めて思いを一つに纏めさせ、追い立てられる弱者から追い立てる側に立ち向かおうとする「反逆者」に昇華させる前段階へと変わった。

そしてこの「反逆者」達の救援により命を捨てて未来を託そうとした王様戦隊は助けられた上に、当代の自分達が諦め掛けた宇蟲王を倒す術=未来を切り開く力の実現を叶える道筋を掴む事となった。


無論、この奇跡を発生させたのは各国の王達と民が長い時間の積み重ねで築いていた、解かり難くとも確かな信頼関係であるのは、一から語らずとも皆が理解出来るであろう。

余談

最終三話特別編の制作陣のオーディオコメンタリーにて大森敬仁プロデューサーの口からゼロの設定は最終3話の本うちの時にメインライターの高野水登が王の証を隠して2000年前に移住したチキューの先祖と同じ事をしようと提案した際にスタッフがおぉーと共感したことで生まれたと語っている。

関連タグ

王様戦隊キングオージャー さらば、親愛なる民よ

最終手段


バグナラク:先祖はチキューとは別の惑星に住んでいたヒト型生命体だったが、宇蟲王の造り出したグローディ・ロイコディウムに星を滅ぼされた事で生き残りがチキューに避難した。しかし避難先でも地球からの移民より地下に追い立てられ、止むを得ず肉体に昆虫の遺伝情報を取り込んで強靭な生命体に進化する事で生き延びるも、以降2000年も地下に封じ込められた事で憎悪等が蓄積。自分達に不幸を齎した宇蟲王では無く地球からの移民の子孫=チキュー五王国を滅ぼす事に末孫が躍起となる事態になってしまった※(しかもそれを宇蟲王一味に利用される始末)。

はっきり言って、避難計画ゼロが成功した以降の六王国民=チキュー人達はこの惨状を、世代を跨ぎながら別の惑星で繰り返す可能性が非常に高く、ダグデドら宇蟲王一味もそうなってくれるのを期待しつつ徐々にプレッシャーを掛けながらの侵略=お片付け遊びをチキューに仕掛けていた節がある。

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