概要
肱川の流域にある大洲城を中心に発展した城下町。また盆地ゆえか、周辺地域と比べて夏にはよく猛暑に見舞われる。また肱川が下流で狭まっているため、水害の被害も数多い。近年では2018年7月豪雨でのダム放流の不手際による肱川の氾濫により、極めて大きな被害がもたらされた。
名物
志ぐれ - 見た目にはあんこのかたまりに見える、蒸し菓子。羊羹や餅より粘りが少ないが、絶妙な歯ごたえがある。一度ご賞味あれ。旧大洲市内と旧長浜町とでは食感がやや違うとか。
ふぐ - 長浜沖で獲れるという。旧長浜町にはふぐ料理店もあり、隠れた名物となっている。
名所
大洲城 - 一度天守が破壊されたが、近年木造で復元された。
青島 - 長浜沖に浮かぶ小島。近年、猫の島として有名になった。ただ、もう島民の方々もご高齢の方ばかりで、積極的に観光客を受け入れているわけではないため、できれば行くのはやめておこう。また島にはお店の類もなく、ごみも持ち帰りが鉄則。
ンョ゛ハー゛ - Twitterでバズったショッパーズ大洲店は大洲市内にある。
お遍路関連
※大洲市内には四国八十八箇所の本札所は無い。(西予市の次は久万高原町)
金山出石寺 - 四国別格20霊場7番。八幡浜市との境界である出石山の山頂に建ち、7月に季節遅れのアジサイを愛でる事が出来る「大洲の紫陽花寺」として知られる。
十夜ヶ橋 - 四国別格20霊場8番。大洲IC/BTの真下にある。空海が一夜を過ごした伝説があり、現在でもお遍路がここで一夜を明かす「修行」が認められている。前述の豪雨によって水没した。現在はその軽減を活かすため、復旧を…というか(河川敷なのだが)避難拠点を目指し事実上の大規模新造中。
有名な催しなど
主な出身有名人・関連著名人
- 松本零士(漫画家) - 北九州市出身だが、戦時中に父母の故郷の大洲に疎開していた。新谷地区内には松本の作品やキャラクターのモニュメントが建立されている。
- 蝶野正洋(プロレスラー) - 母親が大洲市出身。
- 茂本ヒデキチ(墨絵によるイラストレーター) - 母親が旧河辺村出身。
- 彩風咲奈(宝塚歌劇団雪組男役)
- 大森敬仁(東映所属の仮面ライダーシリーズ等のプロデューサー)
- 松村正恒(建築家) - お隣、旧日土村の日土小学校校舎の設計を手掛ける。