概要
主にだんじりで有名。テノール歌手の秋川雅史氏は祭りに毎年参加するらしい。
旧小松町の宝寿寺について
四国を代表する巡礼霊場である四国八十八箇所を構成するお寺の一つ、「62番札所 天養山 宝寿寺」は、2016年から2019年にかけて、いろいろな意味で有名だった。
通称「62番問題」ないしは「62番騒動」と呼ばれる、その問題の一つについては、当時のアンサイクロペディア「愛媛県」内の記述が珍しく正しかった。以下引用。
『市内小松の宝寿寺は納経所を開ける時間が8-17時(12-13時昼休み)と、公務員仕様になっているので、お遍路さんは注意。また、「1200年記念の赤い御影のお札を金儲けに勝手に発行するのは、人々を苦悩や苦しみから救う寺の本分とは関係ない」と、住職はお遍路1200年記念の際に独自の行動をとったが、納経所を開ける時間がお遍路さんを無視した公務員仕様なのも、衆生を救う行動の一環』
ということなので、かつてはお遍路さんは注意する必要があった。また、そのことに関しては同霊場を構成する寺で構成された互助団体である「四国八十八ヶ所霊場会」からは2016年に提訴されている(リンク先はそのことを記載したウィキペディアの過去版)。
そのようなトラブルもあってか、同霊場会が関わっていた「おへんろ。」での宝寿寺シーンは、「エンディング間際に入り口の外から少し映しただけ」という扱いになっていた。
のち、同霊場会側が提訴に対して事実上の敗訴となったため、宝寿寺の一つ前の寺である61番・香園寺の駐車場内において「62番礼拝所」を設置し「宝寿寺は霊場会の寺院ではない(=もう八十八箇所の寺院ではない)ので、お遍路さんは行かないでほしい」としていた。
なお、この通称「62番問題」だが2019年12月に管轄本山および檀家の仲介と苦言のもと、宝寿寺と霊場会の度重なる折衝の末、住職が経営から退き、86番志度寺(さぬき市)に寺の経営株を完全譲渡して管理を委ね、のちにおいては本山より、霊場会に参入しその規約を遵守する住職を改めて迎える事で、一応の解決(終結)を見ている。(そのため、現在では上述したような「他の寺と対応が異なる」というような事はなくなっており、61番に設置された礼拝所は同年内に撤去された)
関連タグなど
松山市 - 分水問題で対立。