概要
北側で伊予郡松前町に接し、東側で伊予郡砥部町に接し、南東側で喜多郡内子町に接し、南西側で大洲市に接している。意外なことに松山市や山口県とは接していない。
1955年市制。旧伊予郡域のうち郡中町、北山崎村、南山崎村、南伊予村の4村が合併して成り立った市。
2005年に隣接する双海町と中山町を合併。現在の市域となっている。なお双海町と中山町の旧町域は双方とも地名(字)として残っている。
花がつお(鰹節の削り節)の産地で出汁など調味料のメーカーであるヤマキやマルトモの本社がある事で知られる。もちろん愛媛のアイデンティティとも言えるみかんの生産も盛ん。面積194.44km²、人口35,944人(2022年5月末)。
伊予灘に面してJR四国予讃線が、内陸部を伊予鉄道郡中線が、それぞれ走っている。郡中線は伊予市内の郡中港駅で終点。
予讃線は向井原駅で本線(愛ある伊予灘線)と支線(伊予新線→内子線)に分岐している。(伊予大洲駅で再合流する)本線区間には下灘駅がある。