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路線データ

路線名予讃線
路線区間
  • 本線:高松 - 宇和島
  • 支線:向井原 - 内子/新谷 - 伊予大洲
路線愛称
  • 瀬戸大橋線:高松 - 宇多津(※1)
  • 愛ある伊予灘線:松山 - 伊予長浜 - 伊予大洲
路線記号
  • Y:高松 - 松山
  • U:松山 - 内子/新谷 - 宇和島
  • S:向井原 - 伊予大洲
ラインカラー
  • オレンジ:高松 - 内子/新谷 - 宇和島
  • グレー:向井原 - 伊予大洲
路線距離
  • 本線:297.6km
  • 支線(向井原 - 内子):23.5km
  • 支線(新谷 - 伊予大洲):5.9km
軌間1,067mm
駅数
  • 本線:91駅
  • 支線(向井原 - 内子):5駅
  • 支線(新谷 - 伊予大洲):2駅
信号場数1箇所
最高速度
  • 本線:130km/h
  • 支線:120km/h
複線区間高松 - 多度津
単線区間
  • 本線:多度津 - 宇和島
  • 支線:全線
電化区間高松 - 伊予市:直流1,500V
非電化区間
  • 本線:伊予市 - 宇和島
  • 支線:全線
閉塞方式
  • 複線自動閉塞式:高松 - 多度津
  • 単線自動閉塞式:多度津 - 内子/新谷 - 宇和島
  • 特殊自動閉塞式:向井原 - 伊予若宮信号場
保安装置ATS-SS
運転指令所
  • 高松CTC指令室:高松 - 松山
  • 宇和島制御所:松山 - 宇和島/向井原 - 内子/新谷 - 伊予大洲
ICカード乗車券エリアICOCAエリア:高松 - 観音寺(※2)
第1種鉄道事業者四国旅客鉄道JR四国):全線
第2種鉄道事業者日本貨物鉄道JR貨物):高松 - 松山貨物

※1:岡山方面発着列車運行系統名。

※2:対応駅は高松 - 多度津間各駅と詫間・観音寺。

概要

予讃線(よさんせん)とは、四国旅客鉄道(JR四国)が第1種、日本貨物鉄道(JR貨物)が第2種鉄道事業者として運営する鉄道路線で、幹線である。

高松香川県高松市)から松山駅愛媛県松山市)を経由して宇和島駅宇和島市)までを結ぶ本線と、内子線と接続して短絡線を構成する向井原駅伊予市)から内子駅喜多郡内子町)までと新谷駅(大洲市)から伊予大洲駅(同市)までの支線から成る。

なおJR貨物による第2種鉄道事業区間は高松 - 松山貨物](伊予市)間であるが、実際に貨物列車が運行されているのは高松貨物ターミナル(香川県高松市) - 松山貨物間である。

路線名の由来は愛媛県の旧国名伊予国」と香川県の旧国名「讃岐国」。

高松 - 伊予市間は直流電化されている。

ただし、箕浦 - 川之江間鳥越トンネル国鉄末期の直流電化工事の際、工事費用削減を目的に非電化時代の小さいトンネル断面のまま工事を行ったため、この区間を走行する電車パンタグラフ折畳み高さが4,000mm以下の車両でないと通過出来ない。

高松 - 坂出宇多津間は瀬戸大橋を経由して本州と連絡する本四備讃線直通列車が運行されており、「瀬戸大橋線」の運行系統名が付けられている。ただし、特急うずしお」を除く高松方面瀬戸大橋線列車は宇多津構内短絡線を経由するため、旅客扱いは行わない。

また、旧線向井原 - 伊予若宮信号場 - 伊予大洲間には青春18きっぷポスターでお馴染み下灘がある。同駅が存在する旧・伊予郡双海町(現・伊予市)は観光施策として夕日の美しさを打出していたため、しばしばメディアに登場する。

また、JR四国もこの区間を含む松山 - 伊予大洲間に「愛ある伊予灘線」と愛称を付与、観光列車伊予灘ものがたり」を運行している。

支線区間は海沿いの旧線と異なり、山岳地帯をトンネルで抜け内子線と接続している。計画時の名称は内山線で、現在でも旧線と区別するために内子線区間と合わせて呼ばれることがある。

1986年昭和61年)3月3日に新線が開通すると、特急・急行臨時列車を除き、全て新線経由に変更された。

この区間については「内子線」も参照。

高松市近郊区間高松 - 観音寺間では西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行する交通系ICカード乗車券ICOCA」利用可能エリアに指定されている。ただし、実際に利用可能なのは高松 - 多度津間各駅と詫間及び観音寺。その他の駅を利用する際は別途切符を購入する必要がある。

沿革

大まかに3区間に分かれて開通した。

最初に開通したのは香川県区間。1889年明治22年)5月23日讃岐鉄道路線として丸亀 - 多度津間及び現在の土讃線に相当する多度津 - 琴平間が開通。1897年(明治30年)2月21日には高松駅まで延伸された。

1904年(明治37年)12月1日に讃岐鉄道は山陽鉄道に買収されるが、2年後の1906年(明治39年)12月1日にはその山陽鉄道も国に買収された。1909年(明治42年)10月12日には国鉄線路名称制定に伴い、讃岐線と名付けられた。

1913年大正2年)12月20日、多度津 - 観音寺間延伸に伴い、多度津が移転すると、旧駅は浜多度津に改称され、多度津 - 同駅間は貨物支線となった。

1914年(大正3年)10月8日に愛媛県最初の区間として、現在の予土線に相当する宇和島 - [近永>[近永駅]]間が宇和島鉄道路線として開通。

1918年(大正7年)2月14日に現在の「愛ある伊予灘線」区間の長浜町駅(現・伊予長浜) - 大洲(現・伊予大洲)間が愛媛鉄道路線としてした。

1923年(大正12年)10月1日壬生川 - 伊予三芳間が延伸されると共に讃予線に改称。

1930年昭和5年)4月1日には予讃線に改称。当時の区間は高松 - 南郡中(現・伊予市駅)間及び多度津 - 阿波池田間。

1933年(昭和8年)8月1日には予讃線が予讃本線に改称。当時の区間は高松駅〜伊予上灘駅間。同日宇和島鉄道が国有化され、宇和島線となった。また同年10月1日に愛媛鉄道も国有化され、愛媛線となった。

1935年(昭和10年)6月9日に予讃本線伊予上灘 - 下灘間延伸。同年10月6日に愛媛線が下灘まで延伸されると同線を改軌の上で予讃本線に編入した。

また11月28日には多度津 - 阿波池田間を土讃線として分離した。

1945年(昭和20年)6月20日、本線区間最後の延伸区間となる八幡浜 - 卯之町間開通。宇和島線卯之町 - 宇和島間を予讃本線に編入、全通した。またこの時北宇和島 - 吉野生間を分離した。

1949年(昭和24年)12月27日には貨物支線坂出 - 坂出港間が開通。

1979年(昭和54年)7月1日、浜多度津貨物線が廃止。その後、1984年(昭和59年)2月1日には松山 - 宇和駅間貨物営業及び坂出港線が廃止された。

1986年(昭和61年)3月3日には内子駅経由新線が開通。

国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)3月23日に高松駅〜坂出駅間及び多度津 - 観音寺間が直流電化された。同年4月1日、国鉄分割民営化に伴い、JR四国が第1種鉄道事業者、JR貨物が第2種鉄道事業者として継承。また、この時貨物列車運行はなかったものの、JR貨物が新たに松山 - 内子線 - 宇和島間第2種鉄道事業者となった。

10月2日には宇多津周辺の高架化が完了。同時に坂出 - 多度津間が直流電化された。

1988年(昭和63年)4月10日、瀬戸大橋開通に伴い、本四備讃線との直通運行を開始。また、「瀬戸大橋線」の愛称も使用開始した。同年6月1日にJR四国管内で線路名称改正が行われ、予讃線に改称された。

1990年平成2年)11月21日伊予北条 - 伊予市間、1992年(平成4年)7月23日に観音寺 - 新居浜間及び今治 - 伊予北条間、1993年(平成5年)3月18日に新居浜 - 今治駅がそれぞれ直流電化された。

2006年(平成18年)4月1日に伊予横田 - 内子線 - 宇和島間、2020年令和2年)10月1日に松山貨物 - 伊予横田間JR貨物第2種鉄道事業が廃止された。

運行形態

特急・寝台特急

本州(岡山駅)と四国の各県庁所在地を結ぶ大動脈としての役目の他にも高松市近郊・松山市近郊や愛媛県内輸送等を担う重要な路線であり、全線に渡り特急列車が運行されている。

本項では概要のみ記載する。詳細は各記事を参照されたし。

予讃線系統

岡山(しおかぜ)・高松(いしづち) - 松山間を結ぶ。ただし、上り「しおかぜ2号」と下り「しおかぜ」・「いしづち」29号は伊予西条発着。夜上り「いしづち106号」は松山発新居浜行。2016年(平成28年)3月14日ダイヤ改正までは宇和島発着列車も設定されていた。

終日に渡り毎時1本運行され、松山で「宇和海」と連絡する。

ほとんどの列車が宇多津または多度津で増解結を行うが、繁忙期には連結運用でも「しおかぜ」単独運行となる場合があり、その際は「しおかぜ」に連絡する下り高松発多度津行・上り宇多津発高松行「いしづち」が運行される。

「モーニングEXP高松」「モーニングEXP松山」は朝に1本運行される。全車は新居浜発高松行、後者は伊予西条発松山行。2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正までは深夜に高松発伊予西条行「ミッドナイトEXP高松」、松山発新居浜行が運行されていた。これらの廃止後は時間を繰上げた上で前述の区間運行「いしづち」として運行されている。

  • 宇和海

松山 - 宇和島間を結び、終日に渡り毎時1本程度運行されている。松山で「しおかぜ」「いしづち」と連絡する。元は「しおかぜ」「いしづち」の松山 - 宇和島間を系統分離した列車で、2016年3月14日ダイヤ改正以降は「しおかぜ」「いしづち」の宇和島発着列車を全て統合した。

土讃線系統

「南風」は岡山 - 高知間で一部時間帯を除きほぼ終日に渡り毎時1本程度運行されている。2019年(平成31年)3月16日ダイヤ改正まで土佐くろしお鉄道宿毛線宿毛2020年(令和2年)3月14日ダイヤ改正まで同中村線中村まで直通していた。一部列車は岡山 - 宇多津間で「うずしお」、宇多津・多度津 - 高知間で「しまんと」と併結する。

「しまんと」は高松発着で4朝と夜に往復運行され、朝下り「1号」は中村着、夜の上り「8号」は宿毛、その他は高知発着。2往復は宇多津または多度津で「南風」と増解結。「しまんと」が運行されない時間帯は後述の快速サンポート南風リレー」がカバーしている。

高徳線系統

  • うずしお

ほとんどの列車が高徳線内完結であるが、岡山 - 徳島間に2往復設定されている。岡山 - 宇多津間で「南風」と併結するため、高松を経由する瀬戸大橋線定期列車では唯一坂出を通過して宇多津ホームを経由する。

寝台特急

国内最後の定期寝台特急。東日本旅客鉄道(JR東日本)東京 - 高松間で運行され、ほぼ毎週末に下り列車は土讃線琴平駅まで延長運行を行う。ただし、延長区間から乗車することは不可。

琴平への延長運行開始以前は松山まで行っており、往復運行されていた。

快速

直流電化区間で運行されている。

詳細は当該記事も参照。

岡山 - 高松間で終日に渡り毎時2本(早朝・深夜は1本)運行される。基本的に予讃線内は坂出のみ停車するが、早朝・深夜帯列車は停車駅が増える。

高松 - 多度津・観音寺・伊予西条・松山・琴平間でほぼ終日に渡り毎時1本運行される。大部分は端岡と坂出以西の各駅に停車するが、一部は鬼無駅国分駅鴨川駅にも停車する。

特急「南風」に連絡する列車は愛称が「サンポート南風リレー」に変化する。

普通

一部列車を除き、基本的に観音寺・伊予西条・松山で運行形態が分断されている。

  • 高松 - 観音寺間

高松市近郊区間。高松 - 多度津駅間は予讃線内列車に加えて土讃線琴平発着列車も運行される。運行頻度は毎時1 - 2本程度。

なお、朝の土讃線直通列車の一部は平日のみ運行で、土休日は土讃線内を気動車で運行する。これは「サンライズ瀬戸」の延長運行時に土讃線内の電圧降下を防ぐためである。

坂出 - 観音寺間は快速「サンポート」・「サンポート南風リレー」が普通列車となるが、運行間隔はまちまちで概ね毎時1 - 2本程度。ただし、1時間以上間隔が開く時間帯も存在する。

2019年3月16日までは岡山 - 観音寺・琴平間普通列車も運行されていた。

  • 観音寺 - 伊予西条間

「サンポート」・サンポート南風リレー」が普通列車の代替となる。香川県・愛媛県の県境区間であるが、運行頻度は概ね毎時1本確保されている。

  • 伊予西条 - 松山間

「サンポート・サンポート南風リレー」普通列車代替区間。松山市近郊区間となるため、朝夕は毎時2本程度確保されている。また、一部列車は松山を跨ぎ伊予市まで運行される。

  • 松山 - 宇和島間

伊予市駅発着一部列車を除き気動車で運行され、電車運行列車の一部は松山を跨ぐ。

基本的には松山 - 伊予市・伊予大洲・八幡浜・宇和島間運行で、松山 - 伊予市間は一部を除きほぼ毎時1本運行される。

伊予市 - 伊予大洲・八幡浜間は愛ある伊予灘線経由と内子線経由がほぼ交互に運行されるが、どちらも1 - 3時間に1本程度の運行頻度。

八幡浜 - 宇和島間は下り8本・上り7本で最長5時間程度間隔が開く。

臨時列車

ほぼ毎週末と繁忙期に岡山 - 高松・琴平間で運行される観光列車。「1・4号」が琴平・「2・3号」が高松発着。

詳細は当該記事も参照。

松山 - 伊予大洲・八幡浜間を「愛ある伊予灘線」経由で運行する特急列車。伊予大洲発着下りは「大洲編」・上りは「双海編」、八幡浜発着下りは「八幡浜編」・上りは「道後編」の愛称が付けられている。

貨物列車

本州 - 四国を結ぶ貨物列車が瀬戸大橋線を経由して必ず高松貨物Tに入線。同駅発着列車の他、さらに松山貨物まで運行する列車も設定されている。また、高松貨物Tを中継地点として四国の各オフレールステーションへの自動車による輸送も行われている。

ただし、甲種輸送で多度津工場に入場する必要がある場合は高松貨物Tは経由しない。

なお、2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正まで伊予西条 - 松山貨物冠ではJR四国に貨物列車運行が委託されていた。これは国鉄分割民営化以降最後まで残っていた委託であった。

駅一覧

現存区間

高松 - 松山間

●:停車 ▲:一部停車 ○:一部通過

△:「サンポート」全列車と一部「マリンライナー」停車

■:「瀬戸大橋アンパンマントロッコ2・3号」のみ停車

□:「瀬戸大橋アンパンマントロッコ1・4号」のみ停車

レ:通過

・トロ=瀬戸大橋アンパンマントロッコ

・高松貨物T=高松貨物ターミナル

駅番号駅名特急快速トロ乗換路線備考
高徳線徳島まで直通※1
Y00高松
  1. 高徳線(T28)
  2. ことでん琴平線高松築港・K00)※2
  3. ことでん長尾線(高松築港・N00)※2
Y01香西
高松貨物T
Y02鬼無
Y03端岡
Y04国分
Y05讃岐府中
Y06鴨川
Y07八十場
Y08坂出瀬戸大橋線
  1. ↓瀬戸大橋線経由JR東日本東海道本線東京まで直通※3
  2. ↑↓瀬戸大橋線岡山まで直通※4
Y09宇多津瀬戸大橋線
Y10丸亀
Y11讃岐塩屋
Y12多度津土讃線当駅発着あり
  1. ↓土讃線経由土佐くろしお鉄道中村線中村まで直通※1
  2. ↓土讃線琴平まで直通※5
Y13海岸寺
(臨)津島ノ宮8月45日のみ営業
Y14詫間
Y15みの
Y16高瀬
Y17比地大
Y18本山
Y19観音寺運行系統上の境界
ICOCAエリア
Y20豊浜
Y21箕浦
香川県/↓愛媛県
Y22川之江
Y23伊予三島
Y24伊予寒川
Y25赤星
Y26伊予土居
Y27関川
Y28多喜浜
Y29新居浜当駅発着あり
Y30中萩
Y31伊予西条運行系統上の境界
Y32石鎚山
Y33伊予氷見
Y34伊予小松
Y35玉之江
Y36壬生川
Y37伊予三芳
Y38伊予桜井
Y39伊予富田
Y40今治当駅発着あり
Y41波止浜
Y42波方
Y43大西
Y44伊予亀岡
Y45菊間
Y46浅海
Y47大浦
Y48伊予北条当駅発着あり
Y49柳原
Y50栗井
Y51光洋台
Y52堀江
Y53伊予和気
Y54三津浜
Y55松山
  1. 宇和島方面(U00)
  2. 伊予鉄道大手町線(JR松山駅前・05)※2
伊予市まで直通※6

※1:特急のみ。

※2:徒歩連絡。連絡運輸取扱なし。

※3:寝台特急「サンライズ瀬戸」のみ。

※4:特急・快速「マリンライナー」・臨時のみ。

※5:快速・普通・臨時のみ。

※6:普通のみ。

松山 - 宇和島間

●:停車 ○:「宇和海」が臨時停車

▲:「宇和海」は停車、「伊予灘ものがたり」は運転停車

△:「宇和海」は臨時停車、「伊予灘ものがたり」は運転停車

□:「伊予灘ものがたり」が運転停車 レ:通過

駅番号駅名特急乗換路線備考
伊予北条まで直通-
U00松山
  1. 高松方面
  2. 伊予鉄道大手町線(JR松山駅前・05)
-
U01市坪
U02北伊予
松山貨物
U02-1南伊予
U03伊予横田
U04鳥ノ木
U05伊予市伊予鉄道郡中線郡中港・IY35)当駅発着あり
直流電化/↓非電化
U06/S06向井原支線
↓支線・内子線方面直通運転
S07高野川
S08伊予上灘
S09下灘
S10
S11喜多灘
S12伊予長浜
S13伊予出石
S14伊予白滝
S15八多喜
S16春賀
S17五郎
↑支線・内子線方面直通運転
伊予若宮信号場支線分岐点
U14/S18伊予大洲支線当駅発着あり
U15西大洲
U16伊予平野
U17千丈
U18八幡浜当駅発着あり
U19双岩
U20伊予石城
U21上宇和
U22卯之町
U23下宇和
U24立間
U25伊予吉田
U26高光
U27北宇和島予土線
U28宇和島
  • 廃止信号場

・三秋信号場:向井原 - 高野川間。1986年3月3日廃止。

支線・内子線

●:停車 ▲:一部停車 レ:通過

駅番号駅名特急乗換路線備考
↑本線松山まで直通
U06向井原本線伊予長浜方面
U07伊予大平
U08伊予中山
U09伊予立川
U10内子
↑予讃線支線/↓内子線
U11五十崎
U12喜多山
U13新谷
↑内子線/↓予讃線支線
伊予若宮信号場本線分岐点
U14伊予大洲本線伊予長浜方面
↓本線宇和島まで直通

廃止区間

貨物支線(浜多度津線)(1979年7月1日廃止)

駅名接続路線備考
多度津
  1. 本線
  2. 土讃本線
現存
浜多度津-貨物駅

廃止後も多度津工場への引込線としては現役。

貨物支線(坂出港線)(1984年2月1日廃止)

駅名接続路線備考
坂出本線現存
坂出港-貨物駅

現在の使用車両

自社車両

電車

松山運転所所属特急形電車。特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP高松」(L編成のみ)で運用中。過去には「モーニングEXP」・「ミッドナイトEXP松山」「ミッドナイトEXP高松」でも運用されていた。

松山運転所所属特急形電車。特急「しおかぜ」「いしづち」「モーニングEXP松山」で運用中。

高松運転所所属快速「マリンライナー」専用2階建て直流電車。

高松運転所所属近郊形直流電車

定期では高松 - 伊予西条間及び土讃線直通列車で運用されるが、臨時運用で伊予西条 - 松山間に乗入れたことがある。

また、6000系は瀬戸大橋線直通普通列車でも使用されていた。

高松運転所・松山運転所所属近郊形直流電車。

電化区間全線で運用される。

気動車

松山運転所所属特急形気動車。特急「宇和海」で運用中。

かつては高松運転所・高知運転所(量産車のみ)にも所属。予讃線系統「しおかぜ」及び「いしづち」の一部と「モーニングEXP・ミッドナイトEXP高松」、土讃線系統「南風」「しまんと」、高徳線系統「うずしお」及び臨時特急「阿波踊り」でも運用されていた。

高松運転所所属特急形気動車。

登場時は特急「うずしお」で運用されていたが、現在予讃線での定期運用はなく、高松 - 多度津間臨時「いしづち」で使用されている。

  • 2700系

高松運転所・高知運転所所属特急形気動車。

高松車は特急「南風」「しまんと」「うずしお」及び高松 - 多度津間臨時「いしづち」。高知車は「南風」で運用中。

高松運転所所属の特急形気動車。現在は「アンパンマントロッコ」控車として同名列車で運用中。また繁忙期の臨時「いしづち」運用に就くこともある。

かつては予讃線を経由する全特急列車で定期運用が存在した。

  • キハ185系1400番台「伊予灘ものがたり」

松山運転所所属ジョイフルトレイン。同名特急で運用中。

いずれも松山運転所所属気動車で、松山 - 宇和島間で運用中。

キハ32・54形は一般形。

キハ185系3100番台は運用減に伴い、余剰となった特急形車両を普通列車用に改造したもの。

トロッコ車両

  • キクハ32形

高松運転所所属トロッコ車両。「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」で運用中。

JR西日本所属

後藤総合車両所出雲支所所属直流特急形寝台電車

寝台特急「サンライズ瀬戸」として高松 - 多度津間で運用中。前述の通り、過去には松山まで入線実績がある。

下関総合車両所岡山電車支所所属快速「マリンライナー」専用近郊形直流電車。

下関総合車両所岡山電車支所所属近郊形直流電車を改造したジョイフルトレイン。同名列車で運用中。

下関地域鉄道部下関管理所(現・下関総合車両所下関運用検修センター)所属直流電気機関車。

定期運用は存在しない。かつては臨時快速「ムーンライト高知・ムーンライト松山」等を牽引した。

現在でも稀に団体列車を牽引して入線する場合がある。

JR東海所属

  • 285系3000番台

大垣車両区所属・後藤総合車両所出雲支所常駐特急形直流寝台電車。JR西日本0番台とは共通運用。

JR貨物所属

岡山機関区(0・900番台)・吹田機関区(100・300番台)所属直流電気機関車。四国貨物のメインとなる車両。

  • EF65形2000番台

新鶴見機関区所属の直流電気機関車。

現在でも僅かに運用が残るが、JR四国に貨物輸送を委託していた時代は全てEF65形で運用されていた。

土佐くろしお鉄道所属

  • 2700系30番台

中村車両基地所属・高知運転所常駐特急形気動車。

通常は特急「しまんと」で運用されるが、代走や臨時運用等で「南風」として使用されることもある。

過去の使用車両

国鉄分割民営化後の車両のみ記載

自社車両

電車

高松運転所所属の近郊形直流電車。111系は直流電化に合わせてJR東海、113系は111系置換のため、JR東日本から購入した。

どちらも高松 - 伊予西条間及び土讃・瀬戸大橋線直通列車で運用された。

  • 121系(→7200系)

高松運転所所属近郊形直流電車。

高松 - 伊予西条間及び土讃線直通列車で運用されていた。全車7200系に改番・改造されたため、形式消滅。

気動車

高松運転所所属特急形気動車。

「うずしお」以外の予讃線を経由する全特急列車で運用された。

  • 2000系試作車「TSE

高松運転所所属特急形気動車。導入当初は予讃線系統特急、運用変更後は土讃線系統特急で運用された。

高松運転所所属急行形気動車。

急行「いよ」や快速「サンポート」、普通列車として幅広く運用された。

松山運転所所属一般形気動車。民営化直後は全線運用されていたが、後に松山以南での運用に変更。

大部分が徳島運転所に転属したため、予讃線普通運用から撤退。

なお、キハ47形の一部は改造され、臨時特急「伊予灘ものがたり」としてキハ185系に置換えられるまで使用された。

高松運転所(キハ20形)・松山運転所(キハ52形)所属の一般形気動車。民営化直後に運用されていた。

機関車客車

高松運転所・高知運転所所属ディーゼル機関車。客車普通列車や「アイランドエクスプレス四国」(高松車)、臨時快速「ムーンライト松山」、多度津工場に入場する車両牽引に使用されていた。

高知運転所所属客車(座席車)。

臨時快速「ムーンライト高知」・「ムーンライト松山」で運用された。

高松運転所・松山運転所所属普通列車用客車。

国鉄民営化直後に使用されていた。高松車の一部はジョイフルトレイン「アイランドエクスプレス四国」に改造された。

JR西日本所属

出雲運転区(現・後藤総合車両所出雲支所)所属特急形直流電車。

瀬戸大橋開通時に高松まで延長運行された伯備線特急「やくも」(ヘッドマークは「マリンやくも」)として入線した。

金沢総合車両所(現・金沢車両区)所属交直流両用特急形電車。

「サンポート高松」オープン記念として、高松発大阪行臨時急行「サンポート高松」として、ボンネット車K12編成が運用された。

なお、485系が四国に上陸したのはこの1回のみである。

岡山電車区(現・下関総合車両所岡山電車支所)所属近郊形直流電車。

岡山 - 観音寺・琴平間普通列車で運用された。

115系は瀬戸大橋線開通直後に臨時快速として運用されたこともある。

113系は湘南色の他に日根野電車区(現・吹田総合車両所日根野支所)から貸し出された阪和線塗装車が運用されていた。

  • 213系0番台

岡山電車区所属近郊形直流電車。初代「マリンライナー」として運用された。

岡山電車区所属直流電車でジョイフルトレイン。

「マリンライナー」増結や臨時列車で運用された。

宮原電車区(現・網干総合車両所宮原支所)所属急行形(165・167系)及び近郊形(117系)直流電車。

瀬戸大橋線開通時に臨時快速で運用された。

網干電車区(現・網干総合車両所本所)所属近郊形直流電車。

瀬戸大橋線開通時に臨時快速で運用された。

宮原総合運転所(現・網干総合車両所宮原支所)所属客車(座席車)。

最繁忙期に臨時快速「ムーンライト高知」・「ムーンライト松山」で運用された。

下関地域鉄道部下関管理所(現・下関総合車両所下関運用検修センター)所属客車。寝台特急「瀬戸」で運用された。

JR東日本所属

  • EF65形1000番台

田端運転所(現・田端統括センター)所属直流電気機関車。客車時代の寝台特急「瀬戸」牽引機。

JR北海道所属

苗穂運転所所属の気動車(ジョイフルトレイン)。

イベント列車として瀬戸大橋線内はEF65に牽引され、予讃線内では自走した。

土佐くろしお鉄道所属

  • 2000系30番台

中村車両基地所属・高知運転所常駐の特急形気動車。

JR車と共に特急「南風」「しまんと」等で運用された。

2020年7月31日付で廃車。

伊豆急東急電鉄所属

伊豆急伊豆高原車両区所属の直流電車を改造した車両(2100系)及び東急長津田検車区所属・伊豆高原車両区常駐電源車(マニ50)

2024年(令和6年)1 - 3月にJR西日本・四国・貨物及び東急(東急電鉄親会社)の共同で運行された同名団体列車で使用された。

JR四国の保安装置未搭載且つ鳥越トンネル非対応のため、パンタグラフを降ろし、EF210形が牽引した。

マニ50のイラストはJR東日本勝田車両センター所属時代のもの。

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