概要
快速マリンライナーの輸送改善を目的に、老朽化した213系を置き換えるべく新造された。
高松方から5100-5200-5000で3両編成を組み、5000と5200はJR西日本223系をベースに、5100はJR東日本E217系サロE217形をベースとしている。実車の登場前に公開されたイラストでは223系0番台の顔にサロE217を組み合わせたコラ画像のようなものであった。
車内設備
5100
2階席と運転台側の平屋席をグリーン席、1階席と連結面側の平屋席を普通指定席としたダブルデッカー構造。
座席はどちらも通路を挟んで2+2の回転リクライニングシートだが、シートピッチが普通席とグリーン席で30mm異なり、普通席は座席背面テーブルが省略され、リクライニング角が浅くなっているなど細かい部分で差別化されている。
なおシートピッチが異なるのに窓割りは全く同じ。
5200・5000
ベースになった223系と同じくドア横と車端部を固定クロスシートとしてドア間は転換クロスシートとなっている。
運用
原則としてJR西日本の223系5000番台と併結した5両編成でマリンライナーとして運用されるが、早朝や深夜には223系を併結しない5000系単独の列車も存在する。