応龍(無双)
おうりゅう
ゲーム『無双OROCHI2』のアッパー版『2Ultimate』から登場した仙界の猛将。
同シリーズでは出番こそ少ないがストーリー全体のキーパーソンとなっており、OROCHI世界における重要人物ということが判明する。
伏犠の親友で彼と共に共に仙界に勃発していた魔物との戦いで功を上げる。
敵に斬り込む勇猛さが、周囲の将や上層から評価されており、配下からの信望も厚い。
反面、相手の地位を問うことなく真っ直ぐに信念を貫こうとするため、柔軟性に乏しいと見られる節もある。そのような性格が災いて後に最悪の悲劇を生む。
無双OROCHI2 Ultimate
今作より初登場。遠呂智が誕生し、天帝が殺害される前の過去編のみに登場する。
突如太古の仙界に現れた妖艶な美女『玉藻前』の「天帝が神鏡を用いて魔物を操っている」という偽言に乗せられ、天帝の制止も聞かずに神鏡にヒビを入れるが、その結果神鏡の傷口から飛び出した大量の瘴気を浴びたことで強大な妖魔・遠呂智に変貌する。つまり、応龍の成れの果てこそが遠呂智の正体だったのである。
全身のみならず魂までもが変貌してしまったため元に戻すことは不可能。史実ではそのまま天帝を殺害したが、伏犠たちがかぐやの力で歴史改変を行ったため、天帝は生存した。
前述の通り出番はわずかだが、遠呂智に変貌するインパクトはプレイヤーに衝撃を与えた。
そういったこともあってかアタッカータイプは遠呂智と同じくパワー(力型)で、転生前の無双ゲージ以外のレベルMAX時ステータスも全体的に最強クラスに高い。加えて武器のデザインやEX攻撃も若干素戔嗚に似ており、何から何まで偶然ではないことがうかがえる。
無双OROCHI3
本作の時系列が2無印のトゥルーエンド(具体的には4章『真・古志城大決戦』のエンディング後)の続きであるため(そもそも応龍はとっくの昔に遠呂智に変貌している)、ストーリー本編には一切登場しない。一応陣地を強化することで解放することができ、プレイヤーとして使うことは可能。無論陣地での会話はあるものの、いつの時系列かは不明。