概要
好戦的で戦闘を価値観の基本に置くような文化を有している民族。
戦闘能力に長けた民族や集団を比喩的に(場合によってはジョークとして)こう呼ぶ場合も多い。
歴史上存在した戦闘民族は傭兵や侵略行為によって出稼ぎをしたり、国家ぐるみで優秀な戦士を生み出すための英才教育を国民に施すなど、現代の価値観からすれば常軌を逸した文化を有していた。
彼等にとっては「強さこそが正義」であるため、全体的に良くも悪くも自分に正直でさっぱりとした人品骨柄をしていたが、その反面、弱肉強食そのままに被支配層や社会的弱者に情け容赦の無い搾取をすることも多々あった。
戦闘民族にとっては戦争こそが生きる道であるため、平和は唾棄すべき軟弱なモノでもあった。そのせいで徒に世を乱し戦雲を立ちこめさせようとする者も多々おり、平穏な統治を志す者達にとっては頭痛の種であった。
人類の歴史上、こういった戦闘民族は世界各地に誕生していったが、国家が成熟し社会の統治機構がしっかりしてゆくと無用の存在となり、やがて霧散していった。
かつて実在した「戦闘民族」
「スパルタ教育」の語源。
※民族的にはギリシャ人、またはドーリア人であり、「スパルタ人」という民族があったわけではない。
ヴァイキング、ノース人とも。現在のデンマーク人などの祖先。中世ヨーロッパを荒らしまわったことで知られる。
- 中世モンゴル人
主にモンゴル帝国時代。
ラグビーのオールブラックス他、プロスポーツチームが行う勇壮なダンスパフォーマンス「ハカ」は世界的に有名。
- 中世日本人
中世日本は武家から庶民層まで血で血を洗う抗争が日常化しており、絵に描いたような野蛮人である。法や公権力は事実上、機能していない事が多いため、私的な「自力救済」が普遍的であり、揉め事は当事者達の実力行使によって打開されるのが当然とされた。
「天下泰平」の江戸時代にはだいぶ丸くなるが、薩摩隼人とかには中世の荒々しい気風が残った。
伝説上の戦闘民族
黒海沿岸の母系部族で、弓を扱うのに邪魔な右の乳房を切り落としたという。
子を成す時は他部族の男と交わり、男子が生まれれば父親に渡すか、殺すか、奴隷とした。
架空の戦闘民族
宇宙人。黒眼黒髪、猿のような尻尾を有する。
作中で公式に「戦闘民族」と呼ばれている例でもある。
宇宙人。作中の傭兵三大部族の一つ。日光に弱い。
カタルゴ出身の部族。赤髪と強靭な脚力が特徴。
純粋なヴァルキュリア人の容姿は銀髪赤眼が特徴。
その血を引く末裔は髪や目の色などが異なるが、怪我の治りが異常に早いなどの特性は継承されている。
代表キャラはセルベリア・ブレス、アリシア・メルキオット
次女はのちに白い魔王と呼ばれることになる。
また、居候たちの戦闘力も高い。
次女の養女は小学生の身空でありながら、そして決して格闘技には向いていないと言われるその体質をしているが武器も使わずに、「鬼か魔王かってくらい強い」「世界人口全部で『ケンカ強い順』に並べたとしてもかなり上位に来る人」と作中で言われる養母にルールのある試合の形ではあるが勝利し、後にU-15の世界チャンプになる年上の仲間にも何回も勝利する、といったことを成し遂げている。
6500万年前に恐竜絶滅の原因となった隕石の衝突に際して宇宙へ逃亡すると、その過酷な環境の中で進化を遂げて地球へ帰還。
マイナソーと呼ばれる怪物を使役し、現代のリュウソウ族と地球の覇権を巡って再び争う。
幹部達はルークやビショップ等、それぞれがチェスの駒に見立てた階級を持ち、その能力も千差万別である。
地底冥府インフェルシアで一二を争う戦闘民族の種族であるバーサーカーの王
古代から存在していた残虐な民族。ゲゲルという殺人ゲームを行う。
遥か昔、北の海を武力で支配した戦闘能力を誇る一族で、国土を持たない海遊国家ジェルマ王国を建国した程である。
基本的な訓練はおろか、科学にまで、戦いに徹底している。
そのため、愛情や親しみという概念は、いずれ弱みになると言う理由で、否定されている。
正確には暗殺民族なのだが、子どもであっても一族揃って、凄まじい戦闘能力を誇る。
また、使用人や執事と言った、部下たちもかなりの実力者で、一族に手を出す者には一切容赦しない。
その実力を買われ、傭兵として雇われる事も多い。
但し、一部制御できない、ネットオタク等、全員が真面に戦える訳ではないらしい。
惑星マンダロアにルーツを持つ戦闘能力に秀でた民族。
カノン/レジェンズで若干の設定の違いがあるもののジェダイと対等に渡りあうことのできる武闘派集団であることは共通。
多数の派閥があるが、平和主義の「新マンダロリアン」を除いて多くのマンダロリアンは格闘能力に優れる。
大人気キャラであり作中でも最強の賞金稼ぎであるジャンゴ・フェット/ボバ・フェット親子のルーツでもあり、ドラマ「マンダロリアン」の主人公を輩出している。
関連タグ
似て非なる民族
先頭民族:『ウマ娘プリティーダービー』のキャラクターであるサイレンススズカの、先頭の景色を愛しすぎる姿からつけられたあだ名。