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神威(銀魂)

かむい

漫画・アニメ『銀魂』の登場人物で、神楽の兄。
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プロフィール

年齢18歳
身長170cm
体重55kg
誕生日6月1日
一人称
声優日野聡安済知佳(幼少期)


『────修羅が血
 己と同等 それ以上の剛なる者の血をもって初めて 俺の魂は潤う』

『邪魔すると、殺しちゃうぞ』

概要

宇宙海賊春雨の幹部で、「春雨の雷槍」と恐れられる最強部隊・第七師団の団長を務める夜兎族の青年。宇宙最強の掃除屋・星海坊主の息子で、本作のヒロイン・神楽の実兄。第七師団の創設者にして前団長であった夜王・鳳仙の弟子。幼少の頃に宇宙最強と謳われる父を越えようと既に廃れた古の風習である「親殺し」を実践しようとし、星海坊主の左腕を奪うも返り討ちに遭う。父を殺せなかった神威はそのまま家を出て行き、宇宙海賊春雨の一員となる。そして現在、若くして春雨最強部隊の団長にまで登り詰めた。

地味に作中では数少ない、物語序盤から伏線を張られた上で登場したキャラクター。

人物像

春雨の雷槍
神威


容姿は神楽に似ているが、妹に比べて目つきが鋭く中性的で精悍な顔立ちをしている。その目は鳳仙曰く「父親(星海坊主)に似ている」との事。神楽と同じ朱髪で三つ編みを後ろで一本に束ねており、頭頂部にはアホ毛がある。夜兎族の中でも群を抜く大食漢で、星海坊主や他の夜兎族と同様に「標準語」で話す。

一見すると笑顔が絶えない飄々とした優男だが、その本性は極めて凶暴かつ冷酷な戦闘狂であり、非常に高い戦闘能力を誇る。父である星海坊主をして「夜兎の血を忠実に受け継いだ闘争本能の塊」と言わしめ、彼自身も「戦いでしか魂が潤わない」と自覚している。何ものにもとらわれず強さのみを求め、「最強」の称号を得る為に戦い続けることを生き甲斐とする。

強い子供を産みそうな女性や、幼い子供は(将来強くなる可能性がある為)殺さない主義。
ただし、期待できそうもないと判断した女性や行く手を阻む者は躊躇わず殺す。
殺した人々を「笑顔で見送りすこやかに死なせる」等、彼なりの戦いの流儀や美学がある。
本人曰く「笑いかける=殺意がある」とのこと。

作中での活躍

星海坊主篇

星海坊主の回想にて、神楽の口から病に伏していたという母親の事実と共に兄の存在が発覚。
えいりあん騒動収束後、星海坊主は自分の左腕にまつわる話の一環で息子の人物像を明かした。
顔が番傘で隠れている幼い頃の全身図のみの登場で、本人の台詞は一切なし。

吉原炎上篇

銀魂で初の見開きにて、ついに登場。
当初は、星海坊主と同じく日光遮断のため顔全体に包帯を幾重にも巻いていた。

吉原査定を名目に、鳳仙と戦うため二人の部下阿伏兎云業と共に吉原の地に現れた。銀時達と出合い頭に「弱い奴に用はない」と神楽に容赦のない一撃を見舞い、晴太の身柄を確保。その後は鳳仙の元を訪れ、晴太を手土産に日輪を出汁にして鳳仙を挑発。激昂した彼と交戦するも、吉原との全面戦争を危惧した阿伏兎と云業の二人が仲裁に入り戦いは中断。このとき云業を自らの手で殺害している。

吉原に固執する鳳仙を見限った後は、彼を腑抜けになるまで誑し込んだ日輪への関心が募り、百華に追われていた晴太を手助けして日輪の元へ向かう。そこで銀時達と鳳仙の戦いを観戦し、鳳仙を自分とは全く異なる強さで倒した銀時ら「侍」という生き物に興味を抱く。鳳仙亡き後、第二の夜王を自称し銀時に開戦を迫るも、神楽の介入により中断。銀時に宣戦布告後、吉原の地から去る。

その後、実際に鳳仙を討った銀時らに自分以外の春雨の凶手が及ばぬよう敢えて自身が鳳仙を討ったという虚偽の報告をあげ、その功で吉原の全権を委任されたが、自身は全く関与せずに放置している。

かぶき町四天王篇

本篇における後日談で、春雨の本拠地と思わしき宇宙要塞にて高杉と邂逅。
当初は侍と戦いたいという動機から高杉の命を狙うが、高杉と密かに共謀していた阿呆提督らの陥穽に陥り、不意打で象をも一瞬で混濁させる毒矢を大量に射られてしまう。高杉の一太刀を受けながらも第八師団長・匂狼の配下二十数名を返り討ちにするが、あえなく囚われの身となった。

神威の公開処刑が執り行われる寸前、突如神威側に寝返った高杉の機転により形勢が逆転。高杉率いる鬼兵隊と死地から生還した第七師団の加勢によって窮地を脱し、逃走を図った阿呆と匂狼を脱出ポッドごと撃破した。その後は、阿呆に取って代わり春雨実働部隊の実権を牛耳る。

将軍暗殺篇

高杉と共に結託していた一橋派から将軍暗殺の依頼を受けて再登場。
喜々を本物の将軍と勘違いし、即座にその場で殴り飛ばして瀕死の重傷を負わせた。
その後は、高杉率いる鬼兵隊と共に第七師団を率いて本格的な将軍暗殺計画に加わる。

空から京に向かう幕府の貨物船にて、伊賀の忍達と戦っていた沖田と遭遇。
神威がそよ姫を狙い撃ったのをきっかけに交戦するが、偶発的な船の爆発事故により戦いは中断。ほんの僅かな間とはいえ、身体能力で圧倒的に勝る自身とほぼ対等に渡り合えた沖田を「強者(レアモノ)」と称し、船が沈んだ後も再び相見えんと手負いの身で墜落現場を捜索した。しかし、沖田が避難艇に細工を施していたこともあり、彼を見つけて再戦することは叶わなかった。

沖田の捜索を打ちきった後、一足先に向かった部下達の後を追い忍の里にて高杉ら鬼兵隊と合流。
そこへ銀時と共に急襲してきた神楽と対峙し、熾烈な兄妹喧嘩を繰り広げる。無意識による癖から沖田との戦いで受けた手傷を看破され、意表を突かれながらも終始優勢に立ち回っていたが、突如奈落に取り囲まれる。ひとまず神楽と休戦し、一時的に共闘する形での攻撃で瀕死の重傷を負った高杉を連れて引き下がって行った。そして宇宙船内にて、第七師団が組織の最上層部・元老院から裏切られた事実を知る。

烙陽決戦篇

宇宙にて高杉ら鬼兵隊共々春雨の大艦隊に包囲されるが、神威率いる第七師団は襲い来る春雨の艦隊を次々と撃破。さらには攻勢に転じ、電光石火の勢いで組織の拠点の一つ「南天楼」を奪取。しかし、それは利害を度外視した春雨の罠であった。の指示により南天楼は爆破され、第七師団は所有する艦隊の約半数を失う。

それでもなお敵艦に捨て身の突撃を仕掛け、部下達を率いて敵艦内に切り込んだ神威は、第七師団掃討作戦に加わっていた父・星海坊主と思いがけない形で再会を果たす。即座に彼に挑みかかるも、拳を交える前に宇宙船の爆発に巻き込まれて一時的に行方不明になる。しかし、故郷の星・烙陽にて第一師団長の獅嶺を奪い取った彼の大剣により不意打ちで殺害し、再び星海坊主の前に姿を現す。

そして、宇宙最凶の壮絶な親子喧嘩が勃発。両者とも一歩も退かない互角の勝負が繰り広げられる中で神楽が仲裁しに現れるが、神威はその制止を振り切り神楽を攻撃する。妹を殺し星海坊主の内の獣を引き出そうとするも、神楽から思わぬ反撃を受けて今度は彼女と交戦。その最中、虚までもが介入し、兄妹と星海坊主は分断されてしまう。

星海坊主が虚との戦いの最中に妻のことを語る中、神威は母親の真実を神楽に打ち明ける。

小説版

神威先輩っ、第2ボタン下さい!


3年Z組銀八先生』では、春雨高校から転校してきた夜兎工業高校の生徒で番長。
背中に「喧嘩上等 天上天下唯我独尊」の文字が入った長ランを着ている。
阿伏兎・云業の3人で「夜兎工三羽烏」と呼ばれている。
本編と同じく無類の喧嘩好きで、神楽や星海坊主との血縁関係もそのまま。

冷血硬派高杉くん』では、高杉一派と戦うために銀魂高校に殴り込みをかけた。
ちなみに、アニメでは194話の冒頭にて『BE-BOPカムイくん』という
彼ら夜兎工業高校の生徒達を中心としたショートストーリーが放送された。

余談

アニメでは初期の回想シーンで星海坊主に襲われるカットやED9「sanagi」では後姿のみが登場しており、これらのシーンでは黒髪だった。原作では神威の容姿は吉原篇まで一切描かれていないので、黒髪の神威はアニメスタッフ側の想像図ということになる。「教えて銀八先生」で神威の髪色に関する質問が寄せられた際には、銀八は即座に葉書を投棄し見なかったことにした。

名前の由来は、北海道の地名「神威岳」。
「神」の字は星海坊主の本名である「神晃」からとった(57巻の質問コーナーより)。

原作者曰く「サイヤ人プレデターを足して神楽で割ったら、何故か鋼の錬金術師になった」とのこと。

本誌の人気投票では第二回は7位だったが、第三回は3位と下克上を果たした。
しかし第四回は7位と、順位が下がったというか元に戻った。

関連イラスト

雷槍・第七師団長
この素晴らしき


神威
鬼


「さぁ、始めようか」
悪の華



関連タグ

銀魂 夜兎 春雨
神楽 星海坊主 江華 鳳仙 阿伏兎 云業
高杉晋助 沖田総悟 徳川そよ
悪党 美形悪役 戦闘狂 ダークヒーロー メラメラコンビ 夜兎兄妹 悪党とおまわり かむそよ
神威様まじ神威様

補足

タグとしては「神威」のほうがメジャー

外部リンク

【銀魂】神楽に命を狙われる実兄・神威の強さについて検証考察まとめ
神威、『銀魂』で人気を誇る神楽兄についておさえたい7つのこと

※以下、ネタバレ注意




























過去

かつての神威は、病に伏す母・江華を気遣いつつ幼い神楽の面倒を見ていた家族想いの少年であった。父・星海坊主の背を追いかけ、母や妹を護るためにも常に父のように強くあろうとしていた。

一方で神威は地元の不良達との折り合いが悪く、主に江華の病気を種にした小競り合いが頻発していた。最初は彼らを躊躇なく叩きのめしていたが、星海坊主から「弱い者いじめをするな」「母を悲しませるような無茶はするな」と諭され、父の姿勢を意識し争いを避けるようになる。後にそんな息子に負い目を感じた病床の江華から「もう無理はしないで」「アナタはアナタのままでいい」と懇願された事で、強さに対する葛藤が生じると共に、母に心配を掛けまいという意識はより強固なものとなった。しかしその結果、後に神楽が不良から暴行を受けて怪我を負ってしまう。これを機に、神威は本当の強さとは何なのかと一層思い悩むようになる。

その後、両親の会話を盗み聞いた神威は、母が母星・徨安のアルタナを食らい生きる不死者であり、アルタナの供給が途絶えれば命が尽きる彼女を徨安から引き離したのが父であることを知る。旅立とうとする星海坊主を神威は問い詰めるが、彼は一人で生きてきた江華を放っておけなかったこと、彼女が自分達と共に生きて死ぬ道を選択したことを告げて去っていく。そんな父の背中を見て、神威は母を苦しめていたのは自分達「家族」であることを悟る。

母を救うべく父とは異なる強さを求めた神威は春雨の阿伏兎に戦いを挑み、さらには彼の喧嘩を買った若き日の鳳仙とも激突する。何度も敗北を重ねながらも鳳仙に挑み続け、ついに一矢報いることに成功。神威の成長を実感した鳳仙は彼に望みを訊ね、神威は自分と母をこの星から連れ出して欲しいと答える。

そして、神威は江華を連れ出そうとするが、彼女は「最期まで家族と共にありたい」と同行を拒む。神威も引こうとせず「たとえ家族でなくなっても、ただ生きていてほしい」と告げる。そこへ星海坊主と神楽が買い物から帰宅。母を救うためには家族であること捨て、父を越えてゆくしかないと決断した神威は、星海坊主に襲い掛かった。彼が実践を試みたとされていた「親殺し」の背景には、このような事情があった。

烙陽にて

上記の顛末を神楽に語った後、神威は兄を止めんと立ち塞がる神楽をどこか悲しみを帯びた表情を浮かべながら一方的に凄まじい力で叩き伏せ、星海坊主の元へと向かう。しかし、神威が星海坊主の元に辿りついたとき、星海坊主は既に虚の凶刃に倒れて瀕死の状態であった。自分以外の敵に倒された父親の姿に神威は激昂し、星海坊主に襲い掛かる。そこへ銀時と新八が駆けつけ、彼の凶行を牽制。銀時はわざと自分が星海坊主にとどめを刺した体を装い、神威の敵意を自分に向けさせる。神威は逆上し、今度は眼前に立ち塞がる銀時のほうに襲い掛かった。

星海坊主をして「今や鳳仙をも凌駕する」と言わしめる彼を相手取り、覆しがたい劣勢にありながら何度打ち倒そうともその度に立ち上がり、強さが増していく銀時の姿に違和感を覚えながらも終始優位に立ち回り、自身も痛手を被りながらも銀時が頽れるまでに追い込む。そしてすかさずとどめを刺そうとするも、盾となるべく立ち塞がった神楽を前に一瞬の躊躇いが生じ、その隙を銀時に付かれ渾身の反撃を受けた神威は地に背を付ける。

だが直後、窮地に追い込まれたことで神威の夜兎の血が暴走。狂気の笑みを浮かべながら凄まじい逆襲を開始する。桁外れの力で銀時を蹴り飛ばして神楽に襲い掛かり、見かねて間に割って入った阿伏兎をも圧倒する。必死に食らいつく神楽と新たに参戦した新八、さらに復活した銀時の死力を尽くした総攻撃を受けつつも彼らを寄せ付けずに圧倒するが、最終的に神楽の想いを込めた拳と神威の蹴りがかち合い、ようやく正気を取り戻すまでに至る。それでもなお神楽に挑み掛かるが、既に心身ともに限界に達していたのか完全に勢いを失ってしまう。妹に抱き留められ、家族を想うその涙に打たれた兄はそこに亡き母の面影を見出し、ついに神楽もろともその場で力尽きた。

その直後、一同は春雨の残党に取り囲まれるが、それは虚を見限った猩覚ら三凶星の師団であった。彼らは交戦の意を示さず、神威ら第七師団に「春雨の雷槍はまだ折れていないか」と問いかける。阿伏兎の呼びかけで意識を取り戻した神威は、もう誰にも負けないことを決意し、自らの意志で神楽のもとから離れる。家族よりも海賊として長く生きてきた彼が今さら引き返すつもりは毛頭なく、これまで通り第七師団団長として戦い続ける道を歩むことを明言し、三凶星らと共に何処かへ去って行った。

なお、烙陽での戦いが終結した後、江華の墓参りに訪れた星海坊主と神楽よりも一足先に、生前の彼女が好きだった花を墓前に一輪献花していた事を匂わす描写がなされた。

『もう・・・負けないさ 誰にも
 俺は 息子としてより 兄貴としてより 海賊として長く生きてきた
 今さら引き返すつもりは毛頭ない 進むだけだ

 妹が追いつけないほど ずっと先へ
 親父を見下ろすほど ずっと高みへ
 母に届くくらい 遥か遠くへ

 そこまで行くつもりがなきゃ 追いつけやしない 帰れやしない』


最終章・銀ノ魂篇にて

平賀源外を助けようとしピンチに陥った神楽の前に現れる。

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