CV:横島亘
概要
「わしの中にははるか昔 まだ夜兎が夜兎であった頃の古き血が流れている いやその純血を護らんがため わしは長い間苦心し命をつないできたのじゃ 寿命が縮むゆえ使いたくなかったが 背に腹は変えられぬ 本物の夜兎というものを 見せてやろう」
「銀魂」の最終章【銀ノ魂篇】にて、宇宙三大傭兵部族の一角夜兎族の部隊を率いる頭として登場。チャイナ服を着込んだ小柄な老人で目深に編笠を被っており、はっきりとした容姿は作中でも明確に描かれていない。言葉づかいは【夜兎の長老】といわれる年齢に比例してか、一人称がわしであったり、「〜ぬ」「そなたは〜」「〜じゃ」というように年寄りじみている。阿伏兎の発言によれば「二百年近く戦場で目撃されている」とのことで、推定年齢は二百歳前後と思われる。
戦闘能力
神威と神楽の兄妹と対峙した際には、神楽を拳一発で吹き飛ばし、神威を蹴りの一撃で倒れ込ませたりと、数多の夜兎族の中でも桁違いな強さを誇る。本人も己の力量には絶対の自信を持っており、かの鳳仙を小僧呼ばわりするほどである。阿伏兎曰く「気功を駆使し、自らの肉体を自在に仮死化・活性化させる事で寿命さえも操る化物」。作中では、その特性を活かして身体を巨大化して神楽の攻撃を防ぎ、または縮ませて神威の攻撃を躱した。
その後
前述の通り、夜兎族の中でもトップクラスの実力を誇る孫老師だが、不運にも突如勃発した神威と神楽の兄妹喧嘩に巻き込まれてしまう。互いに孫老師の体を通して殴り合い、神楽は孫老師を掴み上げて神威の脳天に股間を直撃させ、神威に至っては孫老師の股間を蹴り飛ばして神楽もろとも壁に叩きつけた。金的ばかりを狙う2人の攻撃を深読みした孫老師は、己の股間に全ての気功を注ぎ込み、肥大化したイチモツを全身に巻き付けて防御態勢に入る。しかし、結果的に却って墓穴を掘ってしまい、身動きが取れなくなったところを神威と神楽に思いきり踏みつけられて倒された。