概要
猿のような見た目をした大らかなO型の大男。戦は頭突(パチキ)でするのがモットー。
かぶき町四天王となった華陀の後任として第四師団団長に就くも、集団行動が苦手な性格故に私闘を行い組織の兵力をいたずらに潰したため幽閉されていた。しかし、虚が元老院を抹殺したことによって解放され、第七師団討伐のために呼び戻された。
戦闘能力
春雨一の膂力と機動力を誇る組織きっての殺し屋で、棍を己の手足のように自在に操る。駆け寄っただけで並大抵の者は吹き飛ばされ、その怪力から繰り出される一撃はビルをも容易に粉砕する。また、爆弾をまともにくらっても歯が抜けてしまう程度で殆どダメージを受けない驚異的な耐久力を誇る。彼はこのずば抜けた身体能力と武器一本だけで春雨の師団長に成り上がった。
ちなみに阿伏兎は上記のことを踏まえたうえで神威を「春雨最強の男」と断言しており、剣を持つことで神威にも匹敵する強さを持つと言われる馬董と同格扱いであることから、総合的な実力ではおそらく神威よりは下回るレベルと思われる。
作中の動向
烙陽決戦篇では桂小太郎と激戦を繰り広げる。その圧倒的な膂力をもって幾度も桂を窮地に追いやるも、組織を率いる将ではなく一匹の侍(エテ公)として戦う桂の野獣のような猛攻に遭い、左腕を斬り落とされる。最後は互いに頭突きをかますが、石頭No.1の座を持つ桂を前に沈んだ。
決着後、桂を仕留めんとする団員達の行動を制して自らの敗北を認めた。