概要
春雨第7師団(はるさめだいななしだん)は、銀魂に登場する宇宙規模の犯罪組織である春雨に属する師団。組織内でも特に強いとされる師団で、構成員は少数民族にして傭兵3大部族の1部族である夜兎族の者たちのみで構成されている。この部隊は春雨の雷槍と言われ、神威(主要人物である神楽の兄)が団長を務めており、吉原炎上篇でこの部隊が初登場を果たした。
その後は将軍暗殺篇にて再び登場し、この時は高杉晋助が率いる鬼兵隊と手を組んでいた。しかし万事屋と伊賀の忍によって多くの団員が死亡しており、烙陽決戦篇では春雨に見限られて命を狙われる事になるが、恐らく先の失敗・最強部隊・少数民族である事が重なったと思われる。最終章である銀ノ魂篇では、アルタナ解放軍の孫老師が率いる夜兎族と交戦する。主要人物の身内が所属している状況に加えて、最強と言われている事もあってかしばしば登場している。
構成員
余談
- 最強が第7師団である理由は、作者の出身地である北海道を防衛していた陸軍第7師団が元ネタだと思われる。この部隊は北鎮隊と呼ばれ、陸軍で最強とも言われた師団である。
- 最近の漫画だと「銀魂以上に(色々な意味で)ヤバい。」と言われるゴールデンカムイが有名で、こちらも作者が北海道の生まれである。
- 団長の名前である神威も北海道の先住民族であるアイヌの民話に登場する超常現象などに付く神のような存在の事である(パウチカムイや神威古潭など)。
- 1943年3月に日系アメリカ人陸軍の隔離された戦闘部隊を編成する為、陸軍省の志願兵募集に応じて組織された第442連隊戦闘団という部隊は、「恐れられて迫害された少数の人たちで構成されている。」・「組織で一番強いと言われた部隊。」「(442連隊そのものは交戦していないが)敵として認識した中に同族が居た。」などの共通点が多い。