概要
銀魂に登場する色町。地下深くに存在している。支配者は鳳仙。人身売買などで連れて来られた女性たちが強制的に遊女として働かせられている。
環境は劣悪で、1度入ったら最後は2度と外へは出られず、使い物にならなくなるまで働かされる。脱走を試みた者・妊娠した者は自治部隊「百華」にて始末されるとされている。
また、外部から完全に隔離された場所故に政治の密談の場に選ばれたり、違法薬物が出回ったりしやすい。
最終章ではアルタナ解放軍の襲来に際し、非戦闘員となる女性・子供・老人の避難のために使用された。
吉原桃源郷ができるまで
以前は地上に存在したものの、幾度もの大火事と天人襲来時に壊滅した過去を持つ。しかしそこで大量の金が動くことを知った天人により地下にて再興し、天人である鳳仙により運営されるようになり、何千人もの遊女の犇めく暗黒地帯となった。治安は元遊女によって構成された百華により統制されている。
色町が移転する前は江戸幕府管轄の造船所で天井が開け閉めできるようになっているが、雨風を凌ぐため閉じられており、長らく「日の昇らない町」・「常夜の国」と呼ばれていたが、後述の「吉原炎上篇」にて屋根が開き、太陽の光が届く街へと変わった。
吉原炎上篇では
長らく鳳仙により支配されていたが、鳳仙は倒され屋根が開かれた。解放されたことで強制的な労働などは無くなったものの、外での暮らしを知らない遊女達が残ったこともあり、「少年誌に載せられない店」の立ち並ぶ普通の色町に変貌を遂げた。
鳳仙が死亡した後の経営者は神威他春雨第7師団のはずだが、それは形式上のもので、神威本人が吉原桃源郷に全く興味が無いため、日輪を中心とした遊女たちの自治が任されている。
モデルは勿論吉原遊郭。