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マンダロリアン

まんだろりあん

マンダロリアンとは、『STARWARS』シリーズに登場する惑星マンダロアを中心とした民族である。
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マンダロリアンとは、映画「STARWARS」シリーズに登場する戦闘民族である。
また、この民族の一員を主人公としたスピンオフドラマのタイトル及びその主人公の通称。
本記事では民族としてのマンダロリアンについて解説する。

概要

非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品では惑星マンダロアに移住したタウングという種族に起源を持つとされるが、非正史(レジェンズ)と正史(カノン)のいずれにおいてもマンダロア出身の人間を中心に様々な種族の人物によって構成されており、マンダロア以外の惑星の住人にも広く門戸が開かれている。
これについてドラマ「マンダロリアン」では「マンダロリアンは種族じゃない」「一つの教義だ」との発言が確認されている。
ボバ・フェットジャンゴ・フェットの出で立ちに代表されるT字型のバイザーが付いたヘルメットが印象的な装甲服が大きな特徴であり、様々な武器を巧みに駆使した高度な戦闘能力を持つ。
その戦闘能力は個人によって幅広いが何れも実力は高い。中にはフォースを操る力を持たないにもかかわらずジェダイ・マスターと互角に渡り合う者さえいるほどである。
そのため傭兵賞金稼ぎとして名を馳せた者も多い。

また、家族の存在を重んじる文化があり、複数の氏族(一族)による「家」と呼ばれる集団を構成している。
この場合の「家族」については血縁や政治的立場よりも精神的な繋がりを特に重視する節があり、映画ではジャンゴ・フェットが自身の純粋なクローンであるボバを息子としている。
養子についても実子と同等に扱うものとされ、ドラマ作品「マンダロリアン」では主人公の所属する一派では保護した子供の親代わりとなる教義が存在する。また子供本人が望めば新たなマンダロリアンとしての入門も認めている。
非正史(レジェンズ)のスピンオフ作品では更に、ジャンゴ自身も子供時代の彼をマンダロリアンに迎え入れた養父のジャスター・メリールが遺した宇宙船を長らく愛用し続けていた事や、マンダロリアンの文化では同性結婚が認められている事等が語られている。

映画ではその文化については全く語られておらず、一時期は言及されたスピンオフ作品も未邦訳の物が多かったため日本のスター・ウォーズファンにはなじみが薄い存在であった。
しかし、「クローンウォーズ」「反乱者たち」といった3Dアニメ作品で彼らの存在が大きく語られ、更にはこの「マンダロリアン」をタイトルとし、エンドアの戦い直後の時代に賞金稼ぎとして活躍するマンダロリアンを主人公とした実写ドラマも公開された。

なお、現在、スター・ウォーズのスピンオフ作品にはフォースの覚醒以降の映画に繋がる正史(カノン)を描いた作品とそちらに繋がらない非正史(レジェンズ)を描いた作品が存在するが、この記事では両方の設定について解説する。

派閥

旧共和国末期及びそれに続く銀河帝国の時代にはマンダロリアンは次のようないくつかの派閥に分かれている。

新マンダロリアン

数々の凄惨な戦いで多くの血を流した反省から戦士としての文化を捨て去り、平和主義を唱えた一派。
装甲服を着けている者も警察などごく一部に限られる。
クローンウォーズ」で描かれたクローン大戦の時代まではマンダロリアンの主流派となっており、サティーン・クライズ公爵とマンダロアのアルメック首相が指導者となっていた。
クローン大戦ではサティーン・クライズが銀河共和国と独立星系連合の双方に対し参戦を拒む勢力の代表で構成される中立星系評議会を主導していたため、デス・ウォッチと共謀した独立星系連合の攻撃を受けたり、共和国の惑星から経済制裁を受けたこともあった。
そして新マンダロリアンを代表する元老院議員であったタル・メリクが実はデス・ウォッチのスパイであったことが判明し、サティーン・クライズ抹殺を図るが、アナキン・スカイウォーカーによりメリクが殺害されたことで失敗。さらにはアルメック首相が密貿易を主導していた事が発覚して逮捕され、ダース・モールと手を組んだデス・ウォッチによるクーデターの際にサティーン・クライズが処刑される。
そして釈放されたアルメックがダース・モールとデス・ウォッチの傀儡として首相に復帰させられ、アルメックは新マンダロリアンの戦士文化への回帰を宣言。新マンダロリアンは実質的に崩壊する事となる。
その後、銀河共和国及びその後身である銀河帝国による占領(正史)や、クローン大戦末期において共和国を裏切ったエリートクローントルーパースパーにより復興した真マンダロリアンの台頭(非正史)により正史・非正史のいずれの歴史においても新マンダロリアンは完全に退けられ、マンダロリアンの歴史から姿を消している。

主な人物


真マンダロリアン

Fett 修正


新マンダロリアンのように戦士文化を捨て去るのではなく、ジャスター・メリールが制定した新たな規律に基づき、戦士文化の改革を行う事を唱えた一派。
新たな規律を拒むデス・ウォッチとの武力衝突の際にメンバーの一人モントロスの裏切りでジャスター・メリールが殺害され、その後はジャスターにより育てられた若き日のジャンゴ・フェットが新たなリーダーとなりモントロスを追放。
デス・ウォッチのリーダートア・ヴィズラをも退けるがデス・ウォッチの残党と共謀した惑星ガリドランの総督の陰謀によりガリドランでジェダイ・マスター・ドゥークー率いる機動部隊の攻撃を受けてほぼ全滅する。
ジャンゴ・フェットとモントロスは共に賞金稼ぎに転向し、その後ドゥークーがシスの暗黒卿ダース・シディアスの弟子ダース・ティラナスとなって新たなクローンによる軍隊の遺伝子提供者を捜すよう命じられた際に真マンダロリアンの生き残りに目を付ける。
ドゥークーは遺伝子提供者のテストとしてジャンゴ・フェットとモントロスに彼のジェダイ時代の元弟子コマリ・ヴォサ(彼女もガリドランで真マンダロリアンを攻撃した部隊に参加していた。)が支配する邪悪なカルト教団バンド・ゴラの壊滅を依頼。この依頼を達成したジャンゴはクローントルーパーの遺伝子提供者となり、クローントルーパーとこの時ジャンゴの希望により作られた遺伝子操作されていないクローンの「息子」ボバ・フェットにより真マンダロリアンの文化は受け継がれる。
そして帝国時代を描いた非正史(レジェンズ)のコミックで真マンダロリアンの指導者が語る所によると、クローン大戦の末期に共和国を裏切ったエリートクローントルーパーのスパー(元々はボバ・フェットとされていたが、エピソード2でクローン大戦時代にボバがまだ子供であった事が判明したため、コミックの作者により「ボバと同じくジャンゴ・フェットのクローンであるスパーがジャンゴの息子を自称していたため、惑星マンダロアではスパーが正体を隠し賞金稼ぎとして活動するボバと同一人物として認識されていた」という設定が作られた)が惑星マンダロアで新マンダロリアンを退けて真マンダロリアンの戦士文化を復興。マンダロリアン・プロテクターと呼ばれる戦士集団を結成しマンダロリアンの主流派となったとされている。
また、ジャンゴの死後はマンダロリアンが教官として起用されなかったことからクローントルーパーにおける真マンダロリアンの文化の影響は失われていき、ストームトルーパーへの移行後は優秀な帝国軍兵士を原体としたクローンや徴兵された一般人も多く採用されたことで真マンダロリアンとは完全に別の物へと変化していった。ただし、ジャンゴのクローンの一部は退役後に惑星マンダロアに移住し、マンダロリアンに参加したとされている。

一方、正史では旧三部作の数年前を描いたアニメ「反乱者たち」において反乱グループの一人として活躍するマンダロア出身の少女、サビーヌ・レンはマンダロアが帝国の占領下に置かれトルーパー養成アカデミーも設立されていると語っており、この頃に真マンダロリアンがどの程度マンダロアにおける影響力を持っていたかは定かではない。そもそも正史ではこの派閥自体が元から存在しない可能性も高い。

主な人物


デス・ウォッチ

The Mandalorian Death Watch


新マンダロリアンの平和主義も真マンダロリアンの戦士としての新たな規律も拒み、従来の暴力的な伝統を固持することを唱えた一派。
新マンダロリアン及び真マンダロリアンの台頭後はトア・ヴィズラをリーダーとして両勢力との間に武力衝突を繰り返し、真マンダロリアンのリーダージャスター・メリールを殺害するが、リーダーを引き継いだジャンゴ・フェットによりトア・ヴィズラも殺害されてデス・ウォッチは衰退の一途を辿る(正史では真マンダロリアンでは無く新マンダロリアンとの覇権争いに敗れて追放されたという設定になっている)。

しかしその後もデス・ウォッチは密かに生き残っており、アニメ「クローンウォーズ」ではマンダロアの衛星コンコーディアの総督プレ・ヴィズラをリーダーとしてクローン大戦の勃発後独立星系連合と共謀し、サティーン・クライズ公爵の暗殺と政権の奪回を画策する。
だが、計画が失敗したことでドゥークーに見限られて支援を打ち切られ、独立星系連合とは袂を分かつ事になる。
その後ダース・モールが弟サヴァージ・オプレスの助けを借りて帰還した際にデス・ウォッチはモールと手を組んでサティーン・クライズの政権に対してクーデターを起こし、一時はマンダロリアンにおける主導権を奪回。しかし、プレ・ヴィズラがダース・モールと決別して一時はモールを逮捕したものの脱獄され、一対一の決闘の末にヴィズラがモールに殺害される。
モールは自身を新たなデス・ウォッチのリーダーとして宣言するが、ヴィズラの副官であったボ=カターン・クライズはマンダロリアンではないモールをリーダーとすることに異を唱えた。
そしてデス・ウォッチのメンバーはボ=カターンを支持する「ナイト・アウル」とダース・モールを支持する「マンダロリアン・スーパー・コマンドー」に分裂。その直後にダース・モールの元マスターであるダース・シディアスがモールらを攻撃しサヴァージ・オプレスを殺害、モールも捕縛した。

その後マンダロアは共和国の占領下に置かれるが、アルメック含め「マンダロリアン・スーパー・コマンドー」は逃れたらしく投獄されていたモールを救出し、共和国と独立星系連合の双方と敵対する第三勢力として武装蜂起した事がクローンウォーズの未制作に終わった脚本を元にしたコミックや小説、その後制作されたクローンウォーズの最終シーズンにより語られる。
しかし、その後共和国により派兵され、ジェダイ騎士団を離反したアソーカ・タノが補佐するクローントルーパーの精鋭部隊「501大隊」と、ナイト・アウルを相手取った3つ巴の交戦状態となり敗北。モールは再び捕縛され、直後に拘束された宇宙船を破壊して逃亡。マンダロリアン・スーパー・コマンドー及びナイト・アウルは両勢力共に、この戦いとほぼ同時に銀河帝国へと再編された共和国への投降を余儀なくされた。

そして帝国時代にはデス・ウォッチの一部メンバーが新たなマンダロアの統治者である銀河帝国(正史)やマンダロリアン・プロテクター(非正史)の陣営に加わっている。

正史のアニメ「反乱者たち」では、デス・ウォッチの家系に属する母を持つ少女サビーヌ・レンが主人公であるゴースト・チームの一員として登場するほか、この派閥がジェダイでもあった伝説のマンダロリアン、ター・ヴィズラを祖としている事や、銀河帝国の樹立後はデス・ウォッチが後述する「インペリアル・スーパー・コマンドー」と、ナイト・アウル残党を中心としてインペリアル・スーパー・コマンドーや帝国に反発する勢力とに分裂している事が明かされている。

ドラマ作品「マンダロリアン」で親を亡くした主人公を保護したマンダロリアンはデス・ウォッチの一員であった。
そのため主人公の所属するマンダロリアンの一派もデス・ウォッチの流れをくむと思われるが、彼らとは異なるいくつかの教義を唱えており、特に「生きている者に素顔を見られてはいけない」という独特な教義が存在する(戦闘服やヘルメットの着用自体を控える新マンダロリアンを別にしても、正史作品でもマンダロリアンに属する者が人前で素顔を晒す場面は多く存在する)。
そのため分派したかデス・ウォッチとは別の派閥と考えられる。

主な人物


ジャーニーマン・プロテクター

惑星マンダロアでは無く、かつてマンダロリアンの戦争により荒廃した惑星コンコード・ドーンを統治する一派。
デス・ウォッチと対立しており、正史のアニメ「反乱者たち」で語られた所によるとクローン大戦時代には共和国側に付いてクローントルーパーの訓練などを行っていたという。なお、このアニメでは単に「プロテクター」とのみ呼称される。
そして帝国時代には帝国軍による反乱勢力の取り締まりに加担し、反乱グループのコンコード・ドーンでの通行許可を求めてこの星系を訪れたヘラ・シンドゥーラのスターファイター部隊を攻撃。ヘラに重傷を負わせた。
しかし、その後ヘラの仲間でクローン大戦時代に戦場でプロテクターに命を救われたことのある元ジェダイのケイナン・ジャラスと、同じくヘラの仲間でデス・ウォッチの家系に生まれた母を持つマンダロリアンの少女ザビーヌ・レンによってリーダーのフェン・ラウが拘束され、プロテクターは反乱グループへの加担を余儀なくされる事になる。
その後、反乱グループへの加担が帝国側に露見し、インペリアル・スーパー・コマンドーによる攻撃を受けて壊滅。
生き残ったフェン・ラウは自分の意思で反乱グループに参加し、後にデス・ウォッチ内で帝国及びインペリアル・スーパー・コマンドーに対して抵抗勢力を築くグループと合流した。

非正史の作品では、ボバ・フェットが一時期この派閥に加わっていたとされている。

主な人物


インペリアル・スーパー・コマンドー

デス・ウォッチに所属する「マンダロリアン・スーパー・コマンドー」と呼ばれるエリート集団を原型とする分派組織。
ヴィズラ総督の死後は自らを新たなマンダロリアンの指導者として宣言するダース・モールに従い、犯罪組織「シャドウ・コレクティブ」の一員となったが、同組織壊滅後は帝国に恭順の意志を示し、帝国に代わってマンダロア宙域の統治をしている。
ジャーニーマン・プロテクターの反乱グループへの加担が発覚した時には、彼らの集落をせん滅した。

主な人物

  • ガー・サクソン
  • トリスタン・レン(後に離反)


関連項目

STARWARS

戦闘民族 傭兵 賞金稼ぎ

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