演:曽我町子
概要
天空大聖者マジエルとは、『魔法戦隊マジレンジャー』のキャラクター。
絶対神ン・マと戦い一度は敗れたが、実は生きており最終決戦にて援護指示に回った。
得意技は「ハローミラージュ」(後光+幻影に由来)という呪文である。
余談
東映特撮にて数々の敵キャラクターを演じた曽我町子氏だったが、女優として味方側のキャラクターを演じたのはマジエルが初めてだった(声優としては星雲仮面マシンマンで主人公のサポートキャラであるボールボーイの声を担当している)。曽我氏は2006年5月に亡くなった為、マジエルがスーパー戦隊シリーズでは唯一の善キャラであると同時に戦隊で最期に演じたキャラクターとなった。
当初予定されていたキャスティングは岡田真澄氏であり(すなわちマジエルは男性の設定だった)、体調不良のため曽我氏となったが、その岡田氏も曽我氏と同じく2006年5月に亡くなった。
海外版
魔法世界の長ミスティックマザーとして『ミスティックフォース』の終盤で登場。
放送時期が曽我氏の逝去後であった為、日本語吹替は沢田敏子が担当した。
原作の曽我氏の映像を流用しており、大まかな設定及び展開は原作とほぼ同じだが、追加設定として、シリーズ初期の悪役として君臨したリタ・レパルサ(バンドーラ)とは同一人物で、『イン・スペース』最終回でゾードンの奇跡の光を浴びた後、約20年以上の時を経て正義の魔術師となった姿とされた。
これはパワーレンジャーシリーズを盛り上げた功労者である曽我氏への追悼の意味が込められている。
その為、初代第3シーズンで登場するM51銀河の支配者マスターヴァイル(妖怪大魔王)とは親子関係でもある。
関連タグ
バンドーラ(リタ・レパルサ):海外版では同一人物扱い
妖怪大魔王(マスターヴァイル):海外版での父親