マジレッド「何を企んでるか知らねえが、オモチャの人形みたいなお前なんかには負けないぜ!!」
CV:無し
データ
身長:55m
体重:310t
得意能力:重玉乗り粉砕爆走の芸、邪愚輪具守りの芸と攻めの芸
ニックネーム:止まる事がない破壊王?
概要
禁断の魔法によって生み出され、無機物の身体と生身の魂が混ぜ合わさった"冥機"。
妖幻密使バンキュリア曰く、「インフェルシアでも珍しい機械の冥獣」らしい。
ヒト型の上半身に下半身は球状の車輪が付いた三輪車という姿をしており、胸部から下はまるでボールを持ったピエロのような意匠が見られる。また周囲にも紫色の小さな人形のような物が付き従う。
そんなオモチャのようなふざけた外見に似合わず、ゴーレムはただ破壊のためだけに存在するモンスターマシンであり、球状の車輪はビルも簡単に踏み潰し、ライト部分からはビームを発射できる機能付き。あと周囲の人形で自身を守りながら同時に相手を攻撃する攻防一体の名機。
本体を起動させるには「300年以上生きた冥獣人の魂」が必要で、機体と魂の双方が完全に融合した時に初めて「止まる事がない破壊王」としてゴーレムは完成される。
ちなみにゴーレム自身は自我を持たないが、それはこいつに宿る魂も同じこと。自我も記憶も一切が消え失せ、「永遠に稼働する破壊兵器の動力源」でしかなくなるという悲惨な運命が待っているのだ。
劇中でこの機械冥獣起動の贄に選ばれたのは冥獣人コボルトのブルラテスで、メーミィの魔法で強化されるのと引き換えに、敗死した後ゴーレムの"魂"として宿る呪いも掛けられていた(当然だがブルラテスにはそんなことなど知らされず、彼がそれを知ったのは討たれた後)。
「謀ったなメーミィ!こんな物の身体に宿るぐらいなら、死んだ方がマシじゃ~っ!!」
「馬鹿ね…アンタはもう死んでるんだってば!」
活躍
魔導神官メーミィが作り出したマルデヨーナ世界に停まっており、ブルラテスの魂が入って起動。
異変を察知し、マルデヨーナ世界に駆け付けたトラベリオンに現実世界への侵略を阻止されるも、上記の邪愚輪具攻めの芸でトラベリオンを苦戦させる。
その後、トラベリオンと共にマルデヨーナ世界から現実世界に出現、驚異的なパワーでトラベリオンを追い詰める。
重玉乗り粉砕爆走の芸によって破壊活動に動き出し、駆け付けたマジキングとは比べ物にならない程の戦闘力とパワーで敗退に追い込む。そして変身を解除された5人を踏み潰そうと襲い掛かるが、それを阻止せんとするトラベリオンと再度交戦し、苦戦させる。
絶体絶命のピンチの中、5人の勇気に応えた新魔法マージ・ジルマ・ゴル・ジンガジンによってレジェンドマジレッドはマジファイヤーバード、他の4人はマジライオンにそれぞれ変身。
対するゴーレムもヘッドライト部分からの光線で迎え撃つが、マジファイヤーバードの両翼からの火球とマジライオンのライオンクローに怯んだ隙に2体はマジレジェンドへと伝説合体を果たし、自身を遥かに上回るその戦闘力とパワーに圧倒される。
そしてスクリューカリバー・ファイヤートルネードを受けて破壊された。
余談
モチーフはゴーレムだが、ピエロや玩具、戦車足のロボットも含まれる。
ゴーレムの登場したStage.31はマジレジェンドの初登場回となった。
関連タグ
ゴーレム兵:『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場するゴーレム繋がりの戦闘員。
ゴーレム(プレシャス)、ゴーレムマイナソー:後のシリーズに登場するゴーレム繋がりの戦隊怪人。前者に至ってはすぐ翌年に登場している。
バイオレットゴーレム:『仮面ライダーウィザード』に登場するゴーレム繋がりのプラモンスター。