CV:無し
データ
身長:27.4m
体重:33t
得意能力:底なし胃袋、ベトベト爆弾
ニックネーム:食いしん坊のブロブ
+α情報:太古の昔に鎧で身を固めたある勇者を食べ尽くした為なのか、透き通った身体の奥には哀れな勇者の亡骸が垣間見える
概要
緑色の液体のようなゲル状の身体を持つ冥獣。
冥獣には人間サイズのものと最初から数十メートルあるものがおり、ブロブは後者。
原典のブロブはスライムの様な不定形のモンスターだが、鎧の中に本体が詰まっているという形でヒト型を表現している。
原典のブロブ同様、ズルズルと這い回っては獲物に取り付き、全身で覆い尽くす事で捕食する。
だが当人にとってこの行動は極自然な生命活動の一環に過ぎず、何も考えずにその時その時の気分で何でも食べ、「満腹になっても食べる」の繰り返しだけで生きている食い気の権化。それが「食いしん坊ブロブ」という二つ名の由来。
戦闘では身体の一部を粘着性のある爆弾として飛ばす。
活躍
妖幻密使バンキュリアを援護する形で地上界に送り込まれると、イエローとピンク以外のマジレンジャーを体内に飲み込んでしまう。飲み込まれなかった2人は、ウルカイザーの手で母であるマジマザーを喪った悲しみに打ちひしがれて小津家を出ていなかった為、犠牲にならずに済んでいた。
だが、その後に立ち直ったイエローとピンクが現場へ駆け付けたことで、ブロブはピンクが変身した胡椒瓶から振りかけられた胡椒によってクシャミを誘発され、その勢いで3人を吐き出してしまう。
スカイホーキーに乗って突撃するイエローを右手からのベトベト爆弾で攻撃するも、イエローのマジスティックボウガンの射撃に怯む。
そして5人揃ったマジレンジャーは新たな魔法マージ・マジ・マジカによってマジマジンに魔法大変身。巨大戦ではベトベト爆弾で5体を迎え撃つブロブだったが、マジガルーダの両目からの光線とガルーダアタックに怯む。
更にマジフェニックスのフェニックスキックとフェニックスソードの斬撃で大ダメージを負った所へ、最期は5体の連携による必殺技「マジンシュート」を喰らい爆散した。
余談
Stage.17では前話で任務に失敗した妖幻密使バンキュリアへの罰として、凱力大将ブランケンの指示で分裂体であるナイとメアのどちらか片方を食べようとした(ナイとメアはそれぞれ互いを食べさせようとしたので結局両方を食べようとした)冥獣として、ブロブによく似た口とベトベト爆弾のようなゲル状の塊のような姿をした、ナイやメアより一回り大きいサイズの赤紫色の冥獣が登場した。
この冥獣はその直後にウルザードの増幅した闇の魔力に逃げて行ったため、詳細は不明。
おそらく別個体か亜種なのだろう。
海外版では「ミコール」という名称で登場し、こちらは原作とは違って喋る。
また、冥獣ワームとの戦いも同じ第3話で起こったという流れで進行する。
関連タグ
ブロブの膜イン:5年後に登場するブロブモチーフの後輩。こっちは中盤の大ボスを務めた。