データ
身長:500cm(1体目)505㎝(2体目)
体重:306㎏(1体目)310㎏(2体目)
得意能力:腕力
ニックネーム:腕力のトロル
概要
巨人族の末裔と噂される冥獣で、『魔法戦隊マジレンジャー』本編に最初に登場した怪人。紫色の雪男を思わせるガタイの良い身体つきをしており、上からワンピースの様な服を纏っている。
二つ名の通り力自慢で、自身よりも大きい岩石をも軽々と持ち上げるパワーを持つが、小さな頭部には脳味噌がほんの少ししか無いという絵に描いた様な脳筋。動く物には直ぐに興味を示し、片っ端から掴まえては投げ飛ばす習性を持つ。
それでも身なりに気を配るだけの知能は最低限持ち合わせているらしく、傍からはボロ布にしか見えない自身の服があまりに古くなっているのを気にしており、「そろそろ新しい服を誰かから奪いたい」と思っている。が、自身に合う大きさの服を着ている獲物が中々見つからず、それが悩みの種となっている模様。
本編では2体が登場しており、Stage9で登場した2体目はStage1の個体よりも良い服を着ていて、また身長や体重の数値が上回っている事からより強力な個体である事が窺い知れる。
活躍
Stage1「旅立ちの朝~マージ・マジ・マジーロ~」
地底冥府インフェルシアの復活と共に真っ先に尖兵として地上界に送り込まれ、住宅街に出現すると同時に暴れ始める。
現れた深雪が魔法変身したマジマザーを自動車で押し潰そうとするも、逆に彼女の氷魔法で氷漬けにされてそのまま砕け散った。
Stage9「炎の友情合体~ジルマ・マージ・マジ・ジンガ~」
別個体が登場。
ボロの服を纏った最初と違ってこちらは良い服を着ているが、それはこの個体がトロルの間では相手を寄せ付けぬ程の強者である証である。
登場と共に街中で暴れ回るが、これまでの戦いで成長したマジレンジャーには手も足も出ず、ファイブファンタスティックキックを喰らい爆散。
だが敗北後、魔導騎士ウルザードによって復活し、彼がマジレンジャーから奪い取った魔神合体の力を与えられた事で急成長。冥獣ストーントロルとなって襲い掛かる。
余談
モチーフはそのままトロル。
スーツは後に『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』に登場する再生ツクモガミの1体に改造された。
関連タグ
ボストロール:体格や原始人のような服装は似ている。しかしこっちは素手。
バルキバルキ、ビッグフットの筋グゴン:似た風貌の戦隊怪人。
ラブーリ星人バラン・スー/ディアマンテ星人ドン・モヤイダ←冥獣トロル→ジョウガミ